| 邦題...1.神の啓示 2.追憶 3.古代文明 4.儀式 アラン・ホワイト が正式加入後、初のスタジオ録音盤。
私にとって、ハッキリ言って一番難解だったアルバム。だが聞き込んでいくウチ
にコンセプトが露わになっていく。何せアンダーソンの打ち出したコンセプトが、
ヒンズー教経典から来ているそうで歌詞も何の事やら分からずじまい。ちなみに
このコンセプトはイエス初来日時にジョンが東京のホテルの一室で閃いたそうで、
ほぼアンダーソンとハウとで骨組みが出来上がっていた。まぁそのことを妬んで
かどうかは分からないが、ツアーで4曲演奏したりとファンにとっても、リックにとっ
ても色々な理由が重なり、嫌気がさして脱退してしまう。
1曲目からお経の羅列見たいなアンダーソンのVoで始まる、神の啓示。かと思うと
リックのムーグとハウのフルアコっぽい印象的なフレーズでこの壮大な物語は幕を
開ける。追憶ではタイトルどうり人間の過去や歴史を物語るようにリックのキーボー
ドがそれを表現している。古代文明では、追憶を越えるかのように祖先の元へと辿り
着く。それをハウのアコギが物語る。そして儀式。悪の根元と愛との葛藤。アランの
ドラムです。クリスとのバトル。それを終え静寂の中にハウのギターが終焉を奏でる。
二枚組に4曲というロックの世界においても、聞く側もかなりの知識と体力(笑)を要す
るアルバムなのだが、コンセプトを遠くからみると一つのオーケストラになっていて、
ソロ的要素も偏ることなく組み込まれている。ジョン・ハウのコラボレーション・アルバ
ムではなくイエス・オフォード・ディーンによるアルバムなのである。
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