ギターに火をつけたり,歯で弾いたりといった, 奇行から先に知ったのですが,オーティスとカップリングされた ビデオを見てびっくり!ノイジーで歪んだ音の中に あふれるブルーススピリッツはなんとも強烈な印象でした. 彼らの音楽に対しては,変な形容かもしれないですけど, とにかく音が美しいと思ったんですわ.なんでやろ? まぁ思ったものは仕方無いっすね.
ただ,ラジカルな(破壊的はいいすぎかな?)曲での激しいプレイでも, 憂いをおびたブルースナンバーでも一貫して存在するなにかせつない音の表情と, ハデなステージアクションは人間の多面性を感じさせる反面,なにか違和感を 覚えたのも確かでした.
何年か前にリンダ マッカートニーの写真集で,ジミヘンは 本当はああいいったステージアクションは不本意だった ということを読んで,オイラの中ではなにかすっきりしました.もちろん, 破壊的な衝動に駆られたステージアクションであった場合もあったでしょうが, お約束になってしまったのは不幸なことですね.
その後入手した,アルバムbluesでは,かれのやりたかったことのかけらが 見えたように思います.
彼もまた,青い海をさ迷ってたんでしょうか...
『Radio One』 RCD20078 : Jimi Hendrix Experience 『Electric Ladyland』 POCP-2021 『blues』 POCP-1437
written by Koji