彼を最初に知ったのは,ホトケのエッセイ「ブルーズ パラダイス」だった. ちょうど仙台への出張の仕事をしてる時だったので, 無性に聞いてみたくなってCDをゲット.さわやかそうなジャケットの雰囲気 (ブルースアルバムのジャケットはヘビィなのが多いもんで... ソニーボーイ ウィリアムスンIIのジャケットなんて, 買う人間を試してるとしか思えへん^^;) とは違ってかなり濃い感じの曲がながれてくる.『Good Rockin'』は, ニューオリンズの雰囲気一杯の曲からズッポシのブルースまで, 彼の嗜好をうかがわせるええ感じのアルバムです. 特にスローな曲での彼のギターはなんとも哀愁のある心に残る演奏です. また,終盤のロバートジョンはオリジナルに迫る出来でわ?と思ったりします.
ただ,なにか引っかかるものが...うまく説明できませんが, クラプトンの『From the Cradle』を聞いた時の引っかかりに近い. もっと素の彼を聴きたいっていうか,なんていうか... 彼にはもっと彼にしかできないことをしてほしいというか... 最後に入っていた彼のオリジナル曲が, 本当に美しく切ない非常にすばらしい出来だったので,そう思うのかもしれません. または,彼の歌声が(若干 too muchに^^;) サッチモを意識してるように聞こえたので, なんか声を作ってるっぽく聞こえたからかもしれません.もちろん, この引っ掛かりはこのアルバムの素晴らしさと比べれば些細なことなのですが...
一方,『TIN roof BAR』の方は彼のオリジナル曲がたっぷり聴けます. また,歌詞も日本語となっている他, よりバラエティに富んだ音楽的要素が含まれていて, 彼のカラーが良くでていると思います.こちらには, 日本の誇るソウルシンガー坂本九や美空ひばりのカバーもあり, なんともゆったりした気持ちにしてくれます. BBキングが,「ブルーな歌だけがブルースじゃない.」 といってましたが,聴いていてなんとも気持ち良くなるアルバムです. 最近はやりの「癒し系」なんてチープな言葉では形容できない秀逸な出来だと思いま す. 彼のファンのホームページでは, デビューからのファンの間ではこのアルバムは賛否別れてるらしいですが, オイラにはこっちの方が合いますね.
ぜひ生で見てみたいもんですねぇ.
<'99.12.14追加>ショォォォォック!先日,ちょっと遅れてBlues Market買ったら, なんと,12/7に難波で田中まことのライブがあったらしい.... がーーーん,蔵王のライブは仙台出張の2日前, 秋田のライブは安比高原出張の次の日, そして今度はオイラのポカ....つくづく縁がないんかなぁ..(-_-;)
<'00.7.18追加>待望のライブにとうとう行ってきた!メチャメチャよかったあああああ. デバッグ途中のプログラムも,締切間際の原稿も, 放りだして行ったかいがあったああああ!
会場は,キャパ2,30人くらいのちっちゃなお店. 空いてる席は,マイクのすぐ目前のかぶりつきのまん前と,一番端っこ.... 前に行けばいいものを, なぜかついつい端に行ってしまうヘタレなオレ...(^^;).
開演前にトイレに行ったら, いきなりまことさんがトイレの入り口の奥でタバコ吸ってた.... ライブ観てみたいと思って約1年, なんか感動するひまのない,初めての生まことさんだった...(?_?)
さて,いよいよ開演すると,いきなり二日酔いとは思えないガンガンの演奏 (まことさん曰く男らしい曲だそうな ^^;)の連発!マシンガンギターが炸裂! くうううう,かっこええええ!
続いて,What a wonderful world!ところどころ日本語の歌詞も交えての演奏は, まるでサッチモが乗り移ったよう!宮城でもイタコってあるんすか?
その後も,コテコテのブルースや『TIN roof BAR』からの曲もあって大満足! そのうえ,新曲もいくつかやってくれてもう感謝感激雨霰雪崩暴風雨だあああ! ファーストアルバムではちょっとひっかかってたサッチモに似た声の出し方も, 生で聞くと全然違和感ない.さらに,ハウリンウルフばりのシャガレ声での, Love in vainがシブイ!もうどうにでもしてくれってかんじっすわ. ...大盛り上がりの会場には, 有山じゅんじや木村充揮のすがたも(たぶんやけど)..... オレが緊張しれドースル(^_^;).
終了後はまことさんと,ちょっと話す機会もあり大感激! ただ,ここでもヘタレ度爆発で, ただの酔っ払いモードになってしまった(*^_^*). でも,今後はピアノとのユニットでのライブもやるらしいし,楽しみ楽しみ.
新しいアルバムとまたのライブを楽しみにせずにはいられない, ジョリーグッドなライブでした(^o^).
<'01.5.7追加>4月25日にヒポポタマスであったライブになんとか行けた....
どうも,ここ一ヶ月以上風邪をひいたり治りかけたりという生活を続けていて, イマイチなアッシですが, 久々に人生上向いたって感じっすわ.まことさんありがとお!
それと,新CDの情報をくれた,ブー太&ルースさんありがとお! 体調が振るわなかったんで, この情報が無かったら挫折してたかもしんない.
またもや,ホンマええもん聴かせてもろた(^_^).
さて,ライブですが,今回もいきなり男らしくスタート! 「手品やん..」などという突っ込みが入るくらいのキョォォォリョクなギター! うーん,スゴイ.
ぐわぁっとヒートアップしたあとは,ニューアルバムからの曲でクールダウン. このラグっちゅうかまったりとした曲調の曲は,アッシ的には, The Sound of TANAKA Makotoだと思うんですが, どんなモンでしょう. 2枚目のアルバムのほうがお気に入りのアッシには, ”天使のゆりかご”の方向の階段をなんか一段上った気がします (うーん,我ながらエラソー..._O_)...
もちろん,コアなブルーズも捨て難いんですがねえ...... などと思いながら天使のゆりかごやらコテコテのラブ・イン・ベインやらを 堪能してるとアッという間に時間は過ぎてひと休み. いやあ,ええ歌聴いてるとビールも旨いねえなどと一人でほくそえむKojiでした.
休憩時間にトイレに行ったら,またもや(当たり前だけど), トイレ奥の通路でタバコをすってるまことさんを発見! 終ってからCD即売会あるんだろうなあ?って思ってたけど体調イマイチの アッシは,早めにゲットしといた方が安心ってことで, イキナリ「CD欲しいんですけど」と声をかける. すると,まことさんステージに向かって黙々と歩き出す.どうなってるんだ? まさか,どっかに取りに行くの?そりゃ悪いなあ...などと思いながら, 後ろをついていくと,ステージ上のかばんの中からCDが! おそるべしまことさん...
さて,休憩の後はブルーズあり, サッチモあり,宮原さんの乱入ありでめっちゃいい感じ!ええやんええやん!もお!
さあぁらぁにぃぃぃ!,ナント!デビューアルバムを聴いて以来 ずぅぅうぅぅぅっっっと聴きたかったFather's Roadもやってくれた! それまでの盛り上がった会場が一転して, ただただ静まり返って聞入るばかり!良かったヨオオオオ! ホント鳥肌モンだった....これだけでも,来た甲斐あったなあ.
その後は,新アルバムからの曲あり,ホントの気持ちあり, 宮ちゃんの再乱入ありのなんとも楽しいライブでした. 最後の What a wonderful worldもいがったなあ.
ライブが終ったら,急にだるさがぶり返してトットと帰ったんですが, ホンマ良かったあ.満足満足!
ただ,アフターアワーズで有山センセとかと, セッションがあったらしいっすねえ. もうひと粘りしとけばなあ.残念! さらに,残念なのは,ヒポポの他にも関西のライブはあったんですが, どーしても都合つかなかった.特に,Dixie 2 Beatのライブは行きたかったなあ.
あと,待望の3rdアルバムですが,とにかく まことさんの進化が堪能できる一枚だった. これまでよりも,田中まこと(良?)らしさが前面に出てるのでわ? アッシは勝手に最高傑作の折り紙つけてますです. ライブで聴いた曲も多いので, ライブでの感動が鮮明によみがえってくる聴いていて幸せになる ナイスなアルバムだああ! ピアノの宮ちゃんこと宮原さんとのコンビはバッチシ! このDixie 2 Beatしばらくやってほしいなあ.
こんなナイスなアルバムが世に広まらないのは, 人類の損失だとマジに憂いながら,自分の幸せをかみしめるKojiでした.
<'02.2.13 追加>2/7にチキンジョージであった,Dixie 2 Beatライブいっちゃいました. さすがにこの時期はライブは無理だと諦めていたんですが, 事前に今回はホーンありのバンドで登場という話しを聞きつけまして, 行っちゃいました....(Tetsuji_bluesさんありがとー) なんていってる場合か?大丈夫かオレ?(明らかに大丈夫じゃない....ヤバッ). でもKOTEZ & Yancyも観られてうーん,満足満足...
とにかく,これまでほぼソロでしかまことさんを見たことないあっしには, どんなんになるか興味シンシンだったのでした.
で,ライブなんですが,4つのバンドのトリで登場! ををっ!人がいっぱいやあ.ホーンもいるう!ギターまでいる! どうなるんやろうと思ってたら, 最初は,Howlin' WolfのLondon Sessionを彷彿とさせる曲でスタート! (だったと思う?最近寝不足なので,記憶があやふや...) 気合はいってるなあ.
続いて,有山氏をして,「手品やん」と言わしめた高速ギター炸裂! ニューオリンズに行った山岸かとおもうほど, 入りこんでます.ええなああ....
さらに,ソロでギターを堪能させてくれた後, ホントの気持ちバンドバージョン! なんとも豪華な感じでこれまたええやん,ええやん!
最後は,KOTEZ & Yancy 他乱入しての,Sweet Home Cicagoからのメドレーと, Dixie 2 Beatのライブはあっという間だった. 全般的時間が押してたのもあるかも知んないけど, もうちょっとやって欲しかった気も...
それにしても,バンドバージョンもよかったなあ. ホトケが本の中で,田中まことはなんでも一人でできるけど, バンドも是非やってもらいたいみたいなこと書いてたけど, バンドになるとまた引き立つねえ...
といいつつ,このゴージャスまことさん観ると,ソロの味が懐かしくなる. あーー,日曜日のソロみたかったなあ. うー,Wonderful World聴きてえええ....
P.S.
ちなみに,Dixie 2 Beatは4番目で, 2番目には,Blind Dateという, いろんなヒキだしいっぱいのおっちゃんユニットが登場. とにかく芸達者でした. 3番目は,美樹(「みじゅ」と読むらしい)という, ロックロックした元気あるバンド. 汗いっぱいシャウトしまくり.なかなか良かったんですが, この面子だとなんかアンバランスな感じが.... バンド自体はいい感じで,特に最後の曲はかなりナイス! ミーハー心をくすぐってくれました. ゴン中山系のボーカルは,シャウト控えて, 最後みたいに普通に歌えばばいいのになあ... とズブの素人でおっちゃんのオイラは思った. あと,セクシーダイナマイトバディのベースねえやんかっこよかったなあ.
『Good Rockin'』PVPR-1001 『TIN roof BAR』MIOS-980712 『JAZZ ME BLUES』GR-30303(田中良 Dixie 2 Beat)
written by Koji