〜通常と異常〜

      通常とは・・・特別でなく、普通であること

      異常とは・・・普通とは違うさま

  
    人間は、最初から心に傷を負っているわけではない
    それは、通常そうだ

    でも人間の心に傷がつかないなんてことはない
    人によって傷の大小は異なるかもしれないが・・・

    こころに傷がついてしまった状態
    これは、さっきの通常と比較すると当然、異常な状態だ

    痛み・感じ方は人によって違うだろう
    知らないうちに傷がつくような人も中にはいるだろう
    あるいは、傷がついてないのに傷ついたという人もいるだろう

    こころの傷は治らない・・・治ることはない
    その傷と痛みは永遠に残るものだ


   では、なぜ人間はその痛みに耐えられるのだろうか?


    答えは、簡単。心の痛みは時が経つにつれ麻痺するから・・・。
    異常な状態は、その異常な状態が長く続けば続くほど
    その状態が異常から通常に変化するから

   異常が長く続くと、それは通常とイコールになる

    そうやって傷つきやすい人間は、痛みを通常化する
    決して乗り越えているわけではないのだ

    痛みを通常化出来たから、強い人間とか
    痛みを通常化出来ないから、弱い人間という定義づけはしたくない
  
    みんな一生懸命生きている、強いも弱いもない
    強かろうが弱かろうがどっちでもいいじゃないか・・・
    みんなちっぽけな存在なんだから

    通常でも異常でもいいじゃないか・・・
    もうどっちだろうとかまわない、関係ない

   結局一緒なんだから・・・。




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