観察報告 001   原住民の基本的生態・環境
 
 
BBは地球の赤道よりやや北側、大きな大陸の脇にある諸島地域に生息する。
 
多くの平野部では原住民がコロニーを形成しており、
 
野蛮ではあるが、社会的秩序はある程度保たれている。
 
 
BBは、キーキーと鳴くやや小ぶりの原住民、そしてもっと小ぶりの原住民からなる
 
最小共同体に属している。
 
他にあきらかに種の異なる生物がおり、これについて諸説が提出されたが、最終的には
 
敵部族に襲われ、孤立した場合にそなえ、食糧として管理している。と解釈されている。
 
 
BBは毎日のように大きな箱状の原始的な乗り物を利用して移動する。
 
個々に小さな乗り物があるにも関わらず、大きな乗り物を利用するのは、
 
「朝からお互い体を密着させることにより、種としての連帯感を高める儀式のようなもの。」
 
という説と、
 
「体を密着させることにより、性的興奮を刺激し、アドレナリンの分泌を促進するため。」
 
という説がある。
 
 
移動先はいつも決まっており、巣箱状の建造物に他の原住民と共に入っていく。
 
ここで我々が気が付いたことに、頚部からぶら下げている奇妙な棒状の布がある。
 
たいていの原住民はその布をぶらさげており、
 
エマーソン博士は「摂食後、口唇部を拭うための布」 と仮説を唱えた。
 
しかし口唇部を拭う動作を見たものはおらず、この説に代わってギルモア博士は、
 
「万一、敵部族に捕獲された場合、素早く頚動脈を圧迫せしめ、自害するための道具」
 
という説を主張し、現在はこれが主流になっている。
 
 
 
 
 
 
 
この巣箱状の建造物の中でもBBに限らず、原住民は奇妙な行動をとる。
 
それは腹部がやや大きめで、頭頂部の体毛が減少している原住民に対して、
 
多くの原住民が頻繁に接近し、                                 
 
「左右の手掌部をやや前方に出し、お互いにこすり合わせながら上半身を前屈させる。」
 
という行動をとるのである。
 
 
この行動に対して、博士たちの見解は一致しており、
 
それは、地球上の多くの鳥類にもよく見られる 「求愛行動」 であると結論づけられている。
 
ただこの求愛行動は成功率が低く、性行為に発展するケースはほとんど無い。
 
しかし、ごくまれに性行為に発展したケースを見ることもある。
 
 
 
                                                     
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