横濱


舞い広がる空 降り行く風 アスファルト見つめ

霞み散る雲 追うように あの日を思う

募る苛立ちが 道徳に押し潰される 

にじんだ現実 過ぎ行くままに


今 感じるすべてを偽りのない思いを

ぶつけるのは怖くて自分を否定しても

揺るぐことのない光を 放つ力がここにある

愛する海は 静かに輝く


差し込む日差し 瞳を閉じて 体に浴びる

暖かさの中 あふれる涙 ここにいたい

這いつくばるような 日常の帯に

別れを告げるため 今飛び立つ


まわり続ける景色が色褪せぬままに

この体を駆け巡り奮い立たせる

天を突き刺す塔の群れは昨日と同じように

夜空を狂い描いていく