イギリス

2002

クリストファー・ノーラン

ガイ・ピアース
キャリー・アン・モス

★★★

妻が殺されそうになり、助けようとしたが頭を殴られ、
前向性健忘という記憶障害になった男が、犯人を追って
復讐しようとする、というストーリー。

誰でも自分の部屋に戻ったのはいいが、
はて、何をしに戻ったのだろう?と忘れてしまったり、
というような経験があると思います。

「以前の記憶はあるが、新しく記憶できない(数分前の記憶がきえてしまう)」
という、まさに常に上のような状態の男の物語。
その状態を観客に体験させるために、ストーリーが
時間軸を逆行して進んでいくというところが前衛的。
つまりオープニングがエンディングで、
ラストシーンがストーリーの始まりなのだ。

予備知識なし(というか忘れてた)でみたので
一回目はストーリーを理解することができなかった。
しかし二回観ると、この映画の構成の妙が味わえた。
みなさんも是非二回以上観てください。(2003.11.08)