レポート19




ARTIST
TITLE

MARK BOALS

Ring Of Fire


 ・Ring Of Fire
 ・Atlantis
 ・Bringer Of Pain
 ・Betrayer
 ・Keeper Of The Flame
 ・The Hounted
 ・The Quest
 ・Dreamer
 ・Death Row
 ・Alone
 ・Battle Of The Titan
 ・Nessun Dorma

さて今回はマーク・ボールズ の2ndソロ、Ring Of Fire を取り上げます。
参加メンバーがかなり強力です。
トニー・マカパイン(g)にヴィタリ・クープリ(key)・・・と、メタル界屈指のボーカリストに
スゴ腕の二人がバックにつく布陣。 様式美系の第一人者ともいえる面々が組んでの
アルバム・・・期待させてくれますねぇ。
参加メンバーを見ただけで様式美メタルだと連想できるし、マークのソロ作なだけに
ボーカル中心の曲作りになってるだろうから、彼のファンなら期待しまくりってトコだ。
・・・で実際に聴いてみると、これがまた典型的な様式美ってゆーかネオ・クラシカル路線。
楽曲からアルバム構成まで、そりゃもうコッテコテ。 ここまでやるとは・・・。
しかもマークが参加したイングヴェイ・マルムスティーンの新作が今回のこのソロ作とほぼ
同時に発売されるとゆー豪快なスケジュール。 もうファンなら一度にふたつの「新作」が
聴けて幸せいっぱい胸いっぱい状態でしょうね。
マークのソロ作とイングヴェイを比較すると・・・大雑把にいえばどちらも「同じ様式美」
って事になっちゃうんだけど、もうちょっとマニアックな目線で見てみるとソロ作の方では
キーボードが大きな違いを生んでるように思えるね。
ヴィタリ・クープリのキーボードって個性的ですもんね。 クラシックが基盤になってますけど
プレイスタイルはどこか70年代のプログレを連想させるトコロがありますよね?
オルガンの音色を多用しますし・・・イングヴェイのアルバムではこういう音ってあまり聴か
ないような気がします。 あと大きな違いは・・・なんといってもギターが控えめ。
それは・・・しょうがないよ、イングヴェイだもの。
とは言え、バンド・メンバーはテクニシャン揃いだからM1やM6、M11あたりのファスト
ナンバーではインスト・バトルがかなりスリリングだし、バランスの良く仕上がってるね。
ただ欠点もチラホラと・・・音質があまり良いとは言えないのがちょっと残念。
音質は確かに、こもり気味な感じだね。 ドラムは特にそうだし、全体的にもっとクリアな音に
して欲しかったケド・・・これは好みの問題なのかなぁ?
ところで、今後マーク・ボールズはどうなるんでしょうね?
イングヴェイのバンドを脱退・・・つーか解雇されっちゃいましたケド。
これだけのメタル・ヴォイスの持ち主だからね、その気になればいくらでも「就職先」は
あると思うけど・・・どういう音楽をやりたいか、だろうね。
とりあえずわたしは、
ARTENSIONに加入
と予想しときます。
ベタだねぇ、それわ。


聴査結果「適材適所(?) これぞ様式美ボーカル、美声炸裂!」

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