9月19日(日)
 SHOOT BOXING WORLD TOUNAMENT S-CUP2004

  ついに来た2年ぶりのワンデイトーナメント。超豪華メンバーがそろった今回の興行、トーナメント出場者は、
  
  アンディ・サワー
  オレ・ローセン
  ジェンス・パルバー
  ダイ・ジョウアン
  チャンプアック・チョーセパサート
  アルバート・クラウス
  緒方健一
  カテウ・キビス

  期待するのはサワー緒方選手のSB勢。試合を見たことないが戦績優秀なチャンプアックがどれほど強いかも楽しみ。未
 知の強豪と言えばもう一人の最注目選手がワンマッチで土井広之選手と激突するフィクリ・ティアルティ(決まったカードみた
 時は本当に興奮した)。中量級欧州最強とも讃えられるテクニックはいかほどのものだろう。これだけのメンツが揃ったからには
 横浜だろうがどこだろうが見にいくしかない。
  そして始まる一大イベント、一回戦第一試合からサワーが魅せる。結構やるかと思ったスーパーリーグの常連オレを圧倒し
 圧巻の1ラウンド葬、調子に波がある選手だが今日は良さそうだ。第二試合はパルバーが順当に勝利、散打の選手は前回
 大会を湧かしたジョン・イーゴ程強くは見えなかった。一回戦屈指の好カードとなった第三試合は大接戦。従来のムエタイス
 タイルとはかけ離れたパンチ主体(あまりにも蹴りが光らなかったのは何故だろうか)のチャンプアックがスピードで上回るクラウス
 相手に互角に打ち合い延長に。結局僅差の判定でクラウスがMAX初代王者の面目を保つ。第四試合で波乱は起きた。
 SB日本を背負った緒方選手が試合開始直後カットされ出血。一度は再開されたものの流血は激しく無念のストップがかか
 った。応援してたし、クラウスとのどつきあいが見たかっただけに残念。
  準決勝を前にしばし休憩、しかしこの間にクラウス負傷欠場の知らせが。リザーブマッチを征した宍戸選手が代役として本
 戦出場となった。ところが更に今度はパルバーまでも負傷の知らせが、揺れる場内。代役はどうするんだろうかと思ったが何
 故か別ブロックからチャンプアックまさかの復活。
  このような経緯で組まれた準決勝第一試合、これまた屈指のカードとなったサワーチャンプアックは手数とアグレッシブさ
 でまさるサワーが判定で征す。第二試合は体格で劣る宍戸選手が判定でなんとか征して決勝のカードが決定。
  ここでスペシャルワンマッチ土井選手対フィクリが開戦。注目のフィクリはパンチキックともにあまり目立たず華やかさがなかっ
 たが、首相撲からの肘でじわじわダメージを蓄積させ、最後は飛び膝で試合を決めた。最後こそ派手だったが、なんとも玄
 人受けしそうな圧勝劇だった。
  波乱に次ぐ波乱だったトーナメントもいよいよ決勝。しかしただでさえ体格で劣る上に接戦を演じてきた宍戸選手に余力は
 見られずサワーがS-CUP連覇を果たした。

  ちなみに他にも組まれていたワンマッチもなかなか見所があった。スーパーフェザー級の昇り龍歌川選手をアグレッシブな肘
 攻撃であっという間に切り裂いたワンロップ・ウィラサクレック、重量級対決を確かな打撃テクニックで制したネイサン・コーベット
 
の両選手の試合は本当に見事だった。

8月25日〜9月10日
 北海道旅行記2004

8月25日(水)

 ・愛車を携え、いざ出発

  バイクの免許を持ってないので自転車を輪行して北海道に行く計画にした。自転車は出発の数日前、大阪府下のショップ
 にて購入。車種はInterMax AQUA、当初、他のクロスバイクを買うつもりだったが、ショップで聞かされた剛脚用フレーム(脚力
 次第で乗り味が大きく増す)というフレーズに心を打たれ購入。5年前に訪れて、景色の良さが印象に残っている支笏湖畔の
 美笛キャンプ場に泊まりたかったので、1〜2人用テントとバーナーも購入(重たくなるので迷ったが)。その他の荷物は自転車
 を使った旅行なのでひたすら軽量化に努めた。
  どうにか荷物も準備出来、17:00頃いざ出発。今回の旅行、自転車があるのと(飛行機に手荷物として持ち込むと壊れる
 可能性があるらしいので、帰りはともかく行きは怖くて使いたくない)、北海道上陸気分がより味わえるため舞鶴から新日本海
 フェリー
を利用することにした。このフェリー、以前は夜出発し、約30時間後、早朝の小樽に着くというものだったが、最近船が
 新調され、夜20:30につくことになったとのこと。

 ・少数派自転車乗り、2等船室に群れる 

  港までは自転車を輪行して電車で行くことになるのがたいへんだが、家を出たところでご近所さんに会い、駅まで送ってもらえ
 るという幸運などもあり無事港に到着。港は明らかに旅行者といった雰囲気(積んでいる荷物でわかる)のライダーで溢れてい
 たが、自転車は非常に少ない。ここで入船を待っている間に声を掛けられたS番長(SPECIALIZEDのマウンテンバイクに乗って
 いる)や某大学自転車サークル
の人等(こちらも皆マウンテンバイク)と船に乗り込む。ちなみにこの日のフェリーに乗っていた自
 転車乗りはこの3組7名のみ、もっとたくさんいると思ったが…。
  24:30出航、彼等と船内の見学をしたり、今後のプランを話し合ったりして時間を過ごした。

 ・宿泊地 新日本海フェリー
 ・走行距離 約3km

8月26日(木)

 ・前が前だっただけに、新調されたフェリーはまるで豪華客船のようだった

  この日も夜までフェリー。新しくなったフェリーは以前の移民船的な雰囲気は薄くなり、ずいぶん客船っぽくなってたので居心地
 が良かった。オリンピックを観たり(丁度トライアスロンや自転車競技を放送していた、いやがおうにもテンションはあがる)、前日
 知り合った人等としゃべって時間をすごす。主に時間を費やしたのが、7回目の北海道だというS番長との会話。ベテラン旅行
 者である彼に、見所、お勧めスポットを聞いたりしていたが、この人は30歳の現在に至るまで、北海道に来るために退社→北
 海道→就職というサイクルを繰り返してるらしい。初日からずいぶん煮詰まった人に声を掛けられたものだ。今までは毎回バイ
 クで来ていたが、今回はバイクを盗まれたため止む無く自転車を選択したとのこと。ちなみに今無職で10月から就職が決まって
 いる点は俺と全く一緒。彼と話をしていて一番印象に残ったのが、とにかく計画が大雑把(というかほとんど計画などない)なこ
 と。宿を決めてない、夕食を決めてないというレベルなら解るが、この人の場合は東西南北どちらに進むかすら決めてない(話
 している間にも、南下してそのまま函館に行きそのまま自走で地元の香川に帰る、しばらく札幌で遊んでから飛行機で沖縄に
 飛ぶ等プランが出た)。彼曰くO型の旅人は皆そんな感じらしいが、果たしてそうなのか?
  しかしながら、北海道のあらゆるものを体験してきている彼の話を聞いているうちに到着するのがどんどん楽しみになっていった。

 ・夜9時、小樽はすでにゴーストタウンの装い

  予定時間通りの20:30小樽着、近くのコンビニにて、船室でS番長の隣にいたという滋賀のライダー氏に道内のライダーハウス
 (主にバイク、自転車等の一人旅行者が集まるらしい)等の宿泊施設が記された0円マップなるものをコピーさせてもらう。コン
 ビニ前で近くの公園にテントを張る(思いっきりテント禁止と書いてある)という自転車サークルの人等や、初めての一人旅にも
 関わらず金銭的な問題もあり初日の宿を決めてないという滋賀ライダー氏(結局近くの温泉に泊まった。ちなみに彼もO型、S
 番長
のO型旅人の思考云々もあながち間違いじゃなかった))と別れ、夜中は札幌まで飲みに行く予定らしいS番長(自転車
 サークルと共にテントを張るプランも出たが、「見つかって怒られるときは年齢的に主犯扱いされますよ」と忠告すると、そのプラン
 は断念した)と小樽内の寿司屋に行くことになった。
  意外にも21:00をまわったところにも関わらず小樽の街は人影も明かりもまばら、しかしながらお目当ての寿司屋大和家本店
 はどうにか営業中だったので良かった。記念すべき今回の旅行最初の食事は味、店員さんの雰囲気ともに最高だった。それで
 も一人3000円程度で済むのは漁港の近くというロケーションのなせる業か。食後、結局小樽に泊まることになったS番長と小樽
 市街を自転車で走りまわって(小樽運河の華のなさに驚く)から就寝。

 ・宿泊地 小樽グリーンホテル
 ・走行距離 約5km

8月27日(金)

 ・黄金岬まで約170km、この日寄った観光地はセイコーマートのみ
 
  いきなりスピードメーターが動かないというちょっとしたトラブルを抱えながら朝7:00出発、北に向かって進む。夕日がきれいだと
 いう留萌の黄金岬まで進みたいので(そこまで適当な宿泊施設もないし)結構急ぐ。前日、地図で見た感じでは120kmくらい
 かと思っていた目的地までの距離だが、出発して20kmちょっとの地点で「留萌まで139km」の標識を目にする。どうも計算を間
 違えたらしい。
  11:00頃、立ち寄ったセイコーマート(北海道最強のコンビニ)で会員カードを作り水を購入、順調に距離を稼いだ午前中だが、
 ここから山道が多くなり、走ること約2時間以上、コンビニはおろか自販機もなく、食事&水分補給に苦労することに。ようやく浜
 益でセイコーマートを発見した時は既にお昼をずいぶん過ぎていて、結局そこのセイコーマートで弁当を買い昼食。グルメ旅行
 のはずがいきなり大誤算である。
  その後、特に観光もすることなく、結構アップダウンが続く海岸沿いを走り続け17:00ようやく目的地黄金岬到着、夕日に間に
 あって一安心。

 ・2日連続の寿司はまたしても大満足

  黄金岬キャンプ場はこじんまりとしたキャンプ場だったが(夕日がなければただの道路沿いの芝生)、ここで偶然にも滋賀ライダ
 ー氏
に再会、この日は稚内のほうまで行ってから夕日を目的に引き返してきたとのことで、隣にテントを張っていた。夕日を見物
 した後、彼に近くの蛇の目寿司という店が良かったと勧められたので行ってみることにしたが、ここはとにかく安い(2000円ありゃ十
 分)のに結構美味しく、職人さんも気さくな店。2日連続で大満足の夕食となった。夜、同じ方向に向かっているS番長に連絡
 してみると朝寝坊が響き(チェックアウトぎりぎりに目が覚めたらしい)80kmくらいしか進めず(浜益の手前あたり)暗い中道ばたに
 テントを張ることになったらしい。旅慣れたO型人間はさすがに度胸が違うと滋賀ライダー氏と感心する(後に聞いた話では食料
 も水も底をつき、かなり悲惨な第1泊目となったらしい)。

 ・宿泊地 黄金岬キャンプ場
 ・走行距離 約175km

8月28日(土)

 ・昼食はつぶ貝好きの夢

  早朝4:30、黄金岬に朝日をみにきたらしい連中の騒ぎ声で起床。太陽は東から昇るということを彼等は知ったほうがいい。外
 があまりに寒いのでテントにしばらくこもったあと、前日鍵を買いに行った(予備の鍵を家に忘れたので)留萌市街の自転車屋で
 教えてもらったスピードメーターの直しかたを試すと見事になおった。しかし整備中に空気入れのキャップが飛んでいることに気付
 く、旅行先でトラブルはつきものということだろう。
  9:00頃、ようやく起きてきた滋賀ライダー氏と健闘を誓いあい出発。フェリーでライダーハウスという宿泊施設がいいと聞いていた
 ので、この日の目的地は約80km先にある初山別のライダーハウス風来旅団に設定。それほど距離はないので道中写真を撮っ
 たりしながらゆっくりゆっくり進む。小平の道の駅のにしんをスルーしたりと昼食をえり好んでいると食事の時間が遅くなり15:00頃
 羽幌(はっぽろだと思ったらはぼろと読むらしい)でつぶ丼を食べる、ご飯の上につぶ貝が乗っているというつぶ貝好きには夢のような
 料理だった、ますまず美味しい。

 ・初めてのライダーハウス風来旅団、そして恐るべき子供たち

  17:00順調に目的地到着。いかにも旅団といった感じの外観を持つ風来旅団はしゃべり上手なオーナー夫婦と元気な犬達、
 元気すぎる3人の子供が迎えてくれるアットホームなライダーハウスだった。シーズンが遅いせいか到着時は客は一人もなし。オー
 ナーに道内の食情報、この先のアップダウンの迂回道等を聞いてると(一番印象に残ったのが礼文島のフェリー乗り場で桃岩
 かいうユースの連中が踊っているということ、意味不明だがそれ以上の情報は得られず。行けば解るとのことだが…)女性ライダ
 ーが1人到着、その後客は来ず(後方から猛追のS番長は頑張って差を詰めるも30km手前で力つきたらしい)この日の客は2人
 となった。
  オーナーは連日の酒盛りがたたって早い時間に眠ってしまったが豪快なオーナー夫人の武勇談を聞いたり、もう一人の宿泊者
 ゆか姉(沖縄から出発してから半年らしい)に、友達から聞いたという北海道5大ソフトクリームの情報(自転車で全てまわるのは
 至難の業だが)を聞いたり、脅威の身体能力を持つ子供たちに蹴られたり飛びつかれたり(男性客は皆子供たちにこの洗礼を受
 けるらしい)・・・と楽しい宴は26:00頃まで続いた。子供達は本当に素直で良い子だし、途中取れたての牛乳(オーナーが働いて
 いる牧場産)やらをごちそうになったりもして本当に心安らぐ場所だった。

 ・宿泊地 風来旅団
 ・走行距離 78.26km

8月29日(日)

 ・空気読めない新米チャリダーの大人げないオーバーテイク

  朝6:00起床。犬や子供たちと遊んだ後、ゆか姉より一足早く出発(出発直前、自転車旅行者をチャリダーと呼ぶことを知らさ
 れる)。この日の目的地は稚内のライダーハウスみどり湯(いいところだと前夜聞いた)、道中の手塩に北海道5大ソフトクリーム
 の一つがあるので寄るつもりだ。
  広い道路に出て走ってるとロードレーサーを数多く見かける、ちょうど開催されているトライアスロンのルートにまともにぶつかって
 しまったらしい。この大会、国際大会らしく沿道で声援を送る人、写真を撮る人がたくさんいて、ついでとばかりにチャリダーにも
 声を掛けてくれるのだが、それがありがたさも感じるがむしろ非常に恥ずかしい。遠別で前日オーナーに教えてもらった国道迂回
 路に避難、多少遠回りだがこの方がアップダウンもないし何より観客がいないので走りやすい。約20kmの迂回路(結局一台も
 車とあわなかった。走り易さ抜群)を走り抜け再び国道に合流、トライアスロンの後方集団が走っているところにぶつかったので風
 避けに使えればと思い適当な選手を見つけて追尾する。約2km追走後、抜けそうだったので思い出づくりに抜き去る(もちろん
 観客の少ないところで)。選手達のハイペースに触発されてか、予定より早く手塩の鏡沼キャンプ場到着。

 ・5大ソフトクリーム1つ目てしお温泉夕映のソフトクリームはかなり美味しい

  ここに隣接されたてしお温泉夕映には5大ソフトの1つが売られているのだが、風来旅団を後から出発したゆか姉がたまたま同
 じタイミングで到着していたので入浴後一緒に食べてみる。久々に食べるソフトクリーム、入浴後といった好条件に恵まれてか
 相当美味しく感じた。食後、洗濯施設があったので洗濯してから出発しようと思ったのだがこれが大誤算、乾燥機の調子が
 悪いのかまったく乾かず時間を食い、結局約4時間ここで足止めをくらうことになった。

 ・オロロンライン突入、左手に見えるのは確実に沈み行く太陽・・・

  15:30ようやく出発、海岸沿いの有名なオロロンラインを抜けて稚内に向かう。S番長(手塩滞在時に抜かれた。オロロンライン
 に入る道を間違えて中央よりの道にて北上中)の話ではオロロンラインは夜になると真っ暗になり危険なところだというので急ぐ。
 左手に太陽が沈みゆくのを感じながら(さすがにそれでスイッチが入り、初めて本気でペダルを踏んだ))、約70kmノンストップで
 走り抜けどうにか18:30稚内到着。時間が時間のせいか、オロロンラインで出会った殆どのライダーが「健闘を祈る」とばかりに
 挨拶(手を挙げたり親指立てたりする)をしてくれたのが印象的だった。

 ・黄金メンバー集結

  稚内市街に到着後持病(迷子)発生、みどり湯を探して迷うこと60分、ようやくたどり着く直前S番長と再会(宿泊地を連
 絡していた、驚かせようと思って内緒で来たらしい)、小樽以来約400kmぶりの再会だ。ゆか姉もこの日は稚内で走りまわった
 あと同じところに泊まることになっていたので再会。そしてこれまた偶然みどり湯にいたゆか姉の友人レコ氏(雰囲気ある人だと
 思ったら案の定極真に所属)と一緒に4人で、ゆか姉がどうしても食べたいというバフンウニ(季節が少し遅いらしくあまり食べれ
 るとこがない)があるという店に食べに行く。が、残念ながらその日の分は時間が遅くすでに品切れ、かわりに食べたカニ丼は結
 構美味しかった。
  みどり湯に帰るとオーナーのママさんの司会で毎日恒例らしい自己紹介&写真撮影がスタート(ちなみのもう1つある恒例行
 事のカラオケは、宿泊者の到着時刻が遅かったためこの日は中止)。このライダーハウスは地理的な利点(空港、港が近い)と
 ママさん
の人の良さのおかげか、宿泊客が多く(この日は12人くらい)、リピーターも多いらしい。その後そのまま良い雰囲気の談
 話室で26:00頃までしゃべってから就寝。

 ・宿泊地 みどり湯
 ・走行距離 124.42km

8月30日(月)

 ・味音痴にバフンウニなど10年早い

  この日は雨。せっかく楽しいメンバーもそろったことなんで早々に連泊することに決定(8月中限定のレッドバロンのフラッグを集
 めようとしてたゆか姉は最後まで粘っていたが)。朝、前夜の4人+仲良くなった学生のコウちゃんでバフンウニを食べるべく再度
 同じ店に。今度はちゃんと食べることが出来て良かった(普通のウニとの味の違いがいまいちわからなかったが)。

 ・最北端宗谷岬、最南端から辿り着いたらもっと感動的だっただろうに
 
  昼からは雨が振りやんだのでS番長と宗谷岬に行ってみる。荷物を降ろし身軽になり、みどり湯にいたライダーさんにもらったフ
 ラッグをなびかせながらのサイクリングは気持ちの良いものだった。帰り道は丘陵地帯を走ってから帰ったが、ここでは鹿を見かけ
 た。

 ・意気消沈のママさんを尻目に、自転車談義大いに盛り上がる

  21:00、宿泊者全員(この日は雨のせいか前夜の約2倍の20人強)の自己紹介&写真撮影の後、みどり湯恒例カラオケが始
 まる予定だったが、ママさんの「やりたい人手を挙げて!」の声にとっさに誰も反応出来ず(勝手に始まると思ってた)お流れに。
 明らかに残念そうなママさん(部屋にミラーボールまで設置する力の入れよう)に悪いことをしたと思う。
  カラオケが中止になったのでそのまま談話室で12、3人でおしゃべり。この日はGIANTのランドナーGRAETJOURNEYに乗った
 カップル
がいたので、自転車の話で盛り上がる。男の子の方が一度自転車の故障(新品なのに)で2時間程足止めくらった話を
 聞きちょっと驚く、明らかに俺のスピードクロスバイクより頑丈そうなのに…
  この日は規則通り24:00ぴったりに消灯となり(前夜はもっと遅かった)ママさんはやや機嫌悪そうに部屋に帰っていった。明かりを
 小さくした談話室に残った数人のメンバーで翌日のカラオケには必ず手を挙げようと誓いあった。

 ・宿泊地 みどり湯
 ・走行距離 63.34km

8月31日(火)

 ・どんどん肥大化する自炊計画、逃亡図るも時既に遅し

  この日は台風上陸、当然走る気など毛頭なくほとんどのメンバーが早々と3連泊決定。ひまつぶしに数人で夕食は自炊でも
 しようか、と話していたら、それを聞きつけたママさんが「全員で自炊したら良い」と話を押し進め、結局ほとんど全員(20数人)分
 の豚汁を作ることに。残念ながらGRAETJOURNEYのカップルだけは予約していたユースのキャンセルが聞かなかった為泣く泣く
 不参加。

 ・焦る、北海道に来て間違いなく一番焦る

  この日某大学のランドナー愛好会(そんなマニアックなものが存在するとは・・・)に所属しているランドナーI君が到着。大学4年
 生の彼は、4年間の集大成として稚内から1日120kmのペースで九州を目指すと言う。そんな彼の愛車のタイヤはAQUAと同じ
 仏式バルブ、ここらで空気を入れておきたかったので(タイヤが細い我が愛車は、旅行先では3日に1回くらい入れないといけない
 らしい、ちなみに空気入れのキャップは大阪のショップに発送依頼中)空気入れを借してもらう、ちなみにGREAT JOURNEYと
 S番長のマウンテンバイクのはタイプが違うため使えなかった。
  空気入れをセットし、レバーを勢いよく押し、そして引く・・・と、破裂音とともに真っ二つになる空気入れ(借り物)、壊れた?これ
 から始まる彼の大挑戦に必要不可欠なものが・・・代わりのものが手に入らなかったらどうしよう・・・一瞬で色んなことを考える(隣
 にいたレコ氏曰く、あまりにも焦った顔をしていて相当面白かったらしい)。代わりの仏式空気入れを買うべく、GRAETJOURNE
 Yカップル
が教えてくれた品揃え豊富と言う近くの自転車屋になかば祈りながら向かう。店内に入ると、ロードレーサーを中心にか
 なりの品揃え、目当ての空気入れも無事手に入り本当に一安心。元ロードレーサー選手という店主さんの趣味もあってか、こ
 の店の品揃えは北海道でみた自転車屋の中で一番だった。何たる幸運(空気入れがぶっ壊れた時点でかなりの不運だが・・・)。

 ・奇しくもこの夜は8月最後の夜  

  夕刻、あまりにも話が大きくなってしまったが、最初に言い出した為引き返せなくなってしまったレコ兄ゆか姉の2人と、この日到
 着した普段バイトで大人数分のまかないを作っているという強力な助っ人リーダーを加え、近くのスーパーに買い出しに行く。ここ
 で頼りになったのはやはりリーダー、的確に一人あたりの予算わずか300円という状況のなか的確に材料をチョイスしていく、正直
 これだけの人数分になると何をどれだけ買えばいいかわからなかったので心強い。調理の際にもリーダー大活躍、自ら鮮やかな
 包丁裁きを披露するとともに、的確に素人集団に指示を与えていき無事完成。味も上出来で一安心。
  その後、夜のカラオケアンケート時、計画通り皆我先にと手を挙げる(どうみても不自然なくらいの勢いだった)。皆、旅にまつわ
 る歌やらを歌ってくれて楽しかった。ラストを飾るのはママさんリクエストの長渕剛(はっきり言って普段全く聴かない)、部屋に張っ
 てある歌詞を見ながら全員肩を組んで歌ったのは感動的だった。
  カラオケで満足したせいかこの日は深夜2:00頃までママさんが話に加わり、いろいろ食べ物も出してくれる、カラオケの効果恐る
 べし。翌日は快晴の予報、みどり湯最後の夜を惜しむかのようにレコ兄ゆか姉コウちゃん、ランドナーI君らとの会話は早朝5:
 00頃まで続いた。

 ・宿泊地 みどり湯
 ・走行距離 0km

9月1日(水)

 ・最高に楽しかった稚内から噂の礼文島へ

  久々にみる好天が仲間たちとの別れが来たことを知らせる。次々と出発していく人々を見送りつつ(初っ端からかなりの夜更
 かしをしたランドナーI君も無事出発)、前日の買い出し時にレコ氏が仕入れてきたウニを朝食にとる。そして、長い付き合いと
 なったレコ氏ゆか姉との別れをすませて、コウちゃんS番長と礼文島に向かう。
  道中、台風通過後の波は荒れに荒れフェリーは大きく揺れ続ける。船酔いには強いはずだが、連夜のどんちゃん騒ぎによる
 寝不足のせいかちょっと気分が悪くなった。おかげでなんとなく朝食べたウニがちょっとトラウマじゃないが苦手に…これから行く礼
 文島はウニが有名なのに。
  さてウニ、ほっけ、花(これはもうシーズンがとっくに終わってる)と見所たくさんの礼文島だが、当初は日程の問題もありスルーす
 る予定だった。計画変更に至った理由は、噂に名高いユース桃岩荘を体験してみたくなったからという理由に尽きる。初山別
 で初めてその名を耳にした後、北上するにつれ噂にのぼる頻度もあがり、その情報量は増えていった。それによると「この世のも
 のとは思えないノリらしい」「港で踊っているらしい」「ハイテンションでサザエさん」「はまる人はとことんはまり、駄目な人は全くうけ
 つけない異世界」等・・・期待で胸が膨らむ。
  文字通り船に揺られること2時間弱、ようやく見えてきた未知なる領域礼文島。まず目につくのが港で大きな旗を振っている
 連中…間違いなくこれが桃岩荘の人たちだろう。やはり桃岩荘のヘルパー(ユースで働いている人)だった彼等に声を掛け手続
 きをすませてから、昼食をとりに行くことに。

 ・この柔らかくて美味しい魚がほっけだとすると普段食べてたのはなんだったのだ?

  目当ては礼文島名物ほっけのちゃんちゃん焼き、港近くのマリンストア内にある食事処かふかというとこに入る。正直あまり食
 欲なかったのだがこれが大当たり、生ほっけに味噌、葱を乗せて焼いていくこの料理は想像以上の美味だった。かなり癖が強
 い職人さんに当初戸惑った面もあったが、話しているうちにほっけスティックなるものをどんどんサービスしてくれたりしてありがた
 かった。
  食後、島内をのんびり散策しているうちに日がゆっくり沈み始める、そしてついに宿泊地に到着。足を踏み入れると内部は
 どこかの合宿所のような感じ。ここでヘルパーの説明を聞いて新たにいくつかの情報が入る。主なものとしてはユース内部は通
 常より30分時間が進んでいる、夜8時からミーティングなる面白い宴が開かれるといったもの。そして入浴等をすませた頃に、つ
 いに噂のミーティングが始まる。

 ・興ざめじゃのう・・・

  2時間にも及ぶそれは…結論から言うと個人的には全く面白くなかった。少なくても俺の感覚ではあのテンションを「ハイテンシ
 ョン」とは呼ばないし、ヘルパーが胸を張って主張していた「面白さ」も正直感じられず興ざめだった(連泊者たちのグループは大
 爆笑してたが)。なんかヘルパー、連泊者の中に新興宗教信者的な淀んだ目をした連中が少し存在したことも気分をがっかり
 させた(もちろんほとんどはいい感じの人だったが)。日々の生活に刺激がない人、ヘルパーが一生懸命お遊戯をしている姿に
 感動する心優しき人(コウちゃんがこの理由で無茶苦茶はまってた)、もしくは歌と踊りが大好きで仕方がない人にとっては楽し
 い所だと思うが(考えてみたら小学生の頃から学芸会の出し物とか、歌の合唱とかが大嫌いだったことをすっかり忘れて、こん
 なとこに来た俺が一番悪い)。
  同じように意気消沈ムードのS番長とぶつくさ言ってるうちに就寝時間となった。

 ・宿泊地 桃岩荘
 ・走行距離 7.08km

9月2日(木)

 ・退屈じゃのう・・・

  正直朝一で島から出たい気分だったが、この日は桃岩荘名物「愛とロマンの8時間コース」てのに参加する話になってたので
 残る(帰ってくるのは夕方の予定なんで連泊することになってしまう)。ユースの宿泊客が集団で島内のトレッキングコースを歩く
 というものだが、なんで「愛とロマン」なのかが謎。聞くと「愛」は初めてあったメンバー同士が苦しい道のりをともにしているうちに
 なんたらかんたら(わざわざこんな辺境まで来てくだらない、と思ったがS番長が「飲み屋で8時間女の子と話すのに比べたらかな
 り格安なんで、僕的には最高の企画!」と言ってるのを聞き少し納得・・・)。「ロマン」てのは人に聞いてもわからずじまい。結
 局、季節のせいで花も咲いてないコースをゆっくり歩くこと約11時間、ようやくユースに帰る。
  S番長と2人、この日のミーティングは当然不参加。8時間コース参加者の中に、前日のミーティングについて文句を言ってた
 宿泊者は結構いたのだが、彼等は結局、何故かほとんど全員参加していた。恐るべき桃岩パワー。

 ・宿泊地 桃岩荘
 ・走行距離 0km

9月3日(金)

 ・反教徒1人礼文に残し、新たな地へ

  1週間近くともに行動してきた3人だがこの日からはばらばらの目的地、さすがにこれだけ長く一緒にいると別れが若干寂しい
 が仕方がない。まず朝一の便でコウちゃんが稚内に行くので港に見送りに行く。30人くらいで踊ってるユース連中(お見送りの
 儀式らしい)の横で一人手を振り見送る、まだ10代なのにしっかりしてるし、何より素直ないい奴だった。さんざん文句を言っ
 てたS番長は、礼文の山に登りたいということでユースにもう一泊するらしい。当初から教団幹部ヘルパー達にたてつきまくって
 きた彼を一人で残すと処刑されないか心配で後ろ髪を引かれる思いだった。

 ・利尻島自転車道、ここまで素晴らしいものとは!

  久しぶりに一人になり向かうは利尻島、ずばり目的は自転車専用道路を走ることである、島1周50数kmのこの島には海岸
 沿いを走る自動車道路と時々交差しながら自転車道路が約20kmに渡って存在する。自転車専用道路といえども自動車
 道路の横を併走するだけのものもあるが、利尻島のは林間コースあり、高地ありとまったく飽きのこない素晴らしいサイクリング
 ロードだった、これで途中の降雨と絶景とうたわれる利尻富士の上部が雲に隠れてなかったら更に最高だったが・・・途中立ち
 寄ったオタトマリ沼でくま笹茶ソフトクリームを食する、まあまあ。宿泊は当初良い評判のキャンプ場に泊まろうかと思っていたが、
 みどり湯にもう一泊したくなったのと、日程の関係で翌日は朝一で稚内を出発したかったので、滞在時間わずかに約5時間、
 利尻を後にする。

 ・みどり湯通算4泊目はまたしても驚きの出会いが

  稚内到着後、郵便局で大阪のショップから取り寄せておいたキャップを受け取り一安心、正直空気入れが使えないのは不
 安である。
  みどり湯に戻ると、この日も大盛況、約20人の人々が訪れていた。夕食は近くのスーパーで肉を買ってきてジンギスカン、結
 構美味しかった。夜のカラオケタイム、なんとなくいい雰囲気を醸し出していた京都人Y氏といろいろ話していたが、そのうち彼
 が実は10月から同僚として一緒に働くことになることが判明。あまりの世間の狭さに驚いた。この日は皆と26:00時頃まで話し
 てから就寝。やっぱみどり湯は最高だ。

 ・宿泊地 みどり湯
 ・走行距離 71.16km

9月4日(土)

 ・5大ソフトクリーム2つ目井上食堂のソフトクリーム、後の3つは自転車ではとてもいけない・・・

  5:30起床。宿泊予定地の美瑛に向けて始発で出発する。旭川くらいまで電車で行ったほうが楽だったが、ここに5大ソフトの
 一つ井上食堂のソフトクリームがある為、美深駅で電車を降りる(ちなみに次の電車が来るのは2、3時間後になるのでここから
 は自転車移動)。噂のソフトは特に特徴が感じられなかったが朝から何も食べてなかったので美味しかった。

 ・テント&バーナーが無くなり時速は2kmくらいはアップした

  ここで、この先の予定地(美瑛、富良野、支笏湖)には、それぞれライダーハウスが存在するため、近くの郵便局でテント等を
 送り返す(美笛キャンプ場への思いは捨てがたかったが)。
  かなり荷物が軽量化された為、そのスピード性が現れ始めたInterMax AQUAで約120km先の目的地を目指す。道中
 寒かぼちゃの王国
でかぼちゃソフト(ゆか姉がここの姉妹店で食べて美味しかったとメールをくれていた)を食べる、結構美味し
 い。

 ・結局あのライダーハウスはどこにあったのだろうか? 

  既に暗くなった頃、ようやく美瑛市街地に着く。予約をしていたライダーハウスを探すも見つからないので電話してみるとあろう
 ことか電話に出ない。途方に暮れ走りまわること数十分、別のライダーハウス蜂の家にたどり着く。夕食は何故かレンタカーで
 美瑛に来ておりまたしても再会、同じライダーハウスに泊まることになったS番長(腐れ縁?)とツーリングマップルに紹介されてた
 富川食堂のとんかつ定食を食べに行く。味は別に普通だったが、価格と量は良心的。何より無事宿が決まり食事も出来たの
 で嬉しかった。

 ・宿泊地 ライダーハウス蜂の家
 ・走行距離 127.69km

9月5日(日)

 ・木を見ては何か食べ、そしてまた木を見る

  この日は一日掛けて美瑛をまわる予定。朝、レンタカーを返すべく札幌へ向かったS番長を見送ってからまずはパッチワークの
 路
を走りまわる。途中「森の中の隠れ家」といったロケーションが素敵だったレストランブランルージュでビーフシチューを食べたり
 しながら、有名所(セブンスターの木親子の木等)をひととおりまわり終えるとすでにお昼時になっていた。
  ラマルタ(朝ライダーハウスで薦められた)でオープンサンド(なんともアートな形状)を食べてから午後はパノラマロードへ。哲学
 の木
拓真館等をまわってから、16:00頃ちょっと早めの夕食に歩人でソーセージを食べる。

 ・S番長、痛恨の記憶忘れ

  宿泊場所は、上富良野のライダーハウス情報をS番長に聞いてみたら上富良野には泊まったことがないということだったので、
 0円マップを見てライダーハウスクレッセを選択。到着後、最初は談話室にいたが、オーナー夫妻の雰囲気、態度が信じられな
 いくらいに最悪だった(最初あまりにも態度が悪いので、頭おかしい客がいると思ったら実はオーナー夫妻でびっくりした)ので部
 屋に戻る。そこにいた熟年のライダー(食べ物へのこだわり、知識が非常に強い人だった)に富良野の食べ物情報のレクチャーを
 受けて時間を過ごした。
  ちなみに後でS番長に「クレッセどうだった?」と聞かれたのでこの話をしたら、話の途中でなんと彼もクレッセに泊まったことがあ
 るということを思い出す。その時はオーナー夫妻にぶち切れたらしいが、あまりにも悪い思い出なので記憶を封印したため、俺が
 説明するまで全く思い出せなかったらしい・・・

 ・宿泊地 ライダーハウスクレッセ
 ・走行距離 78.58km

9月6日(月)

 ・納豆チーズカレーを頼んだらルータイプにするかスープタイプにするかと聞かれて、おもわずルーにしてしまった

  朝から出発。10:00頃、宿泊予定のライダーハウスふくだめろんに到着、荷物を預けて身軽になり富良野市街に向かう、
 この日はゆとりをもって動く予定。まずは富良野チーズ工房を見学、隣接のアイス工房にてアイスミルクを食べる、結構美
 味しかった。次は前日薦められた魔女のスプーンでカレーを食べる。確かに美味しいが別に北海道にまで来て食べる必要
 があるのか疑問を抱き、今後の食事は北海道らしいものを取ろうと誓う。その後はダウンヒルのソフトクリーム(乳成分多め
 で甘さ控えめ)を食べた後、豚丼を食べる。
  ライダーハウスへの帰り道、まだ時間にゆとりがあったので季節はずれではあるがラベンダーで有名なファーム富田に寄って
 みる。ただの農場が片手間で観光客相手に商売してるのかと思ってたら、あまりに本格的な施設が設けてあったので意外。
 ラベンダー以外の花もたくさんあったので寄り道して正解だった。

 ・メロンパーティの甘い罠?

  18:00からはふくだめろんの恒例行事らしいメロンパーティてのが始まる。メロン(ルピアレッド)を無料で食べさせてくれるとい
 うイベントだが、その後メロンを買わないといけない雰囲気になるのがちょっと…(メロンは別に好きではない)。ライダーハウス
 の客層は噂通り良い雰囲気の人が多く、居心地は良かった。中でもみどり湯を心から愛しクレッセを最低のライダーハウス
 だと断言する調理人トメ氏とは意気投合。北海道の食べ物の話に始まり、彼が今、歴史小説にはまってるということで歴
 史の話(幕末の話である程度付いてこれる人に久々に出会った)、おすすめライダーハウスの話等、延々と話題は尽きなか
 った。夜、30代半ばくらいのライダー氏が焼き鳥を買ってきてごちそうしてくれた。半分が通常の鳥の串で、残りは豚の串だっ
 たが、このあたりでは(一説では北海道全体)焼き鳥を頼むと鳥ではなく豚が刺さっているのが当たり前らしい。どちらも美味
 しかった。翌日は始発で札幌まで向かう予定、他の人たちも朝早く起きて、近くの天然の温泉に行くことになったので24:00
 頃就寝。

 ・宿泊地 ふくだめろん
 ・走行距離 54.15km

9月7日(火)

 ・得意技のショートカットで大都市札幌に

  全員朝5:00起床、トメ氏達と別れて富良野駅までの約10km、自転車をとばす。一度の乗り換えを経て札幌に着いたの
 は9:00頃、自転車等荷物が大きいので、本当は都会である札幌の一つ前で降りたかったけれども乗った電車は快速か何
 かだった為止まらなかった。
  通勤時間はとっくに過ぎていたがさすがは札幌、久々に見る人々の喧噪の中自転車を組み立てるのが少し恥ずかしい。
 食べ物屋以外特によりたい所はないので、とっとと食べたいものを食べて宿泊予定地である支笏湖畔のライダーハウス樽前
 荘
を目指そうと思う、夕方からは雨の予報だし。まずは朝から空いてる二条市場に行き五色丼を食べる、やっぱりまだウニだ
 けはよろしくなかった。返す刀で有名ラーメン店すみれに向かうが案の定迷う。ようやくたどりついたら時間は丁度お昼時、か
 なりの行列が出来ていた。待つこと約30分、注文した昔風ラーメンが出てくる、普通。無難に味噌にしたほうが良かっただろ
 うか。

 ・雨の中を走らないことと峠は越えないことがポリシーだったのだが・・・

  その後、支笏湖まで延びているはずの自転車専用道路を探すがどういうわけか見つからない。探し回ったあげく、どうやら
 車道の横をただ併走してるのがそれらしいということに気付き少々興ざめ。札幌から南下を始めた頃、ここで早くも雨がちら
 つき始める。札幌に泊まろうかとも思ったが(S番長から札幌にお勧めのライダーハウスがあると聞いていた)、次の日は台風
 上陸の予定、どうせ台風をやり過ごすなら支笏湖畔のほうが趣があると思い、邁進することに。どんどん強くなるばかりの雨
 足、噂のアップダウンもかなりのもので道中苦戦を強いられる。
  走ること約3時間、どうにか樽前荘にたどりついた時にはすっかり泥だらけの様相だった。入り口で泥を洗い落とし、手続き
 に向かう、と見覚えのある後ろ姿がチェックインの手続きをしているのが目に入る、稚内で会った京都人Y氏だ。なんでもここ
 でゆっくりしてから小樽発のフェリーで帰る予定らしい。知り合いだから、ということで係りの人が同じ部屋にしてくれて、二人
 して荷物を部屋で整理する。夕食はオプションで頼めるジンギスカン(1000円)、どうひいき目で見てもただの肉だが、木製の
 デッキから暗闇に包まれた支笏湖を眺めながらの夕食は最高。宿泊者の客層も素晴らしく過ごしやすい夜だった。

 ・宿泊地 樽前荘
 ・走行距離 73.47km

9月8日(水)

 ・陸の孤島はかくして作られん

  台風襲来、当然のように連泊決定。ニュースを見てると前回稚内で味わった台風より、どうやら今回のほうが道内の被害
 は大きくなりそうだ…と、突然テレビが切れる、洗濯機が急に止まる音も聞こえる、停電である。この時テレビのある二階談話
 室にいたメンバーは、ややざわつくもみな余裕だった。しかしながら事態は思いの他深刻、その他のライフライン(水道、電話、
 ガス)も全て機能しなくなっており、更に周囲の都市(札幌、千歳、苫小牧)に抜ける道も全て倒木により通行不能との情報
 が入ってくる。そのまま何等回復の兆し見せぬまま昼を過ぎ、どこからか自衛隊が助けに来るとの声が聞こえてくる、思わずデ
 ジカメの整備に力が入る。しばらくして、何故か警察のパトカーが到着、噂ってのはこんなもんだ。正直興ざめだったが無事を
 確認しに来てくれたらしい、この台風の中本当に頭が下がる。話によるとライフライン復旧も道路の回復もまだ目処がたってな
 いとのこと(この時点で連泊手続きをしにフロントに行ったら「今日は一泊5000円」と冗談をとばされた)。

 ・星空は本当に素晴らしいが、街育ちなんでどちらかといえば顔を洗いたい

  湖畔が闇につつまれ始めた頃、係員の人が部屋に呼びに来る、余ってた食料でカレーと焼き肉を作ってごちそうしてくれるら
 しい。朝昼とインスタントで過ごし、夜もそうなるであろうと思ってた(この日のジンギスカンは中止)だけに、この温かい対応はあ
 りがたかった。樽前荘は民間の施設ではなく(ライダーハウスは普通個人経営)、公共の施設扱いである。にも関わらずこの状
 況に合わせた柔軟な対応、良い噂を道内のあちこちで耳にしたのは、こういうことなのだろう。夜は暗闇の中、ろうそくのあかり
 を頼りに主に京都人Y氏とのんびりおしゃべり。普段より周囲のあかりが少ないせいかやたら星がきれいだった。

 ・宿泊地 樽前荘
 ・走行距離 0km

9月9日(木)

 ・結局穏やかな支笏湖を拝めたのは数分だった

  朝4:30に目が覚める、旅行先では早起きする性質だが、電気がつかないところでこんな時間に目が覚めてもすることがなく
 てこまる。皆が起き出す頃になってもライフライン復興の気配はない。千歳方面だけ道路が通れるようになったらしいので、お
 風呂に入ったりしたいので避難するべく荷造りをする、本当ならあと一日ここにいたかったが仕方がない。苫小牧に秋刀魚を食
 べに行く計画もあったが断念。ちょっとゆっくりしてから小樽に向かうという京都人Y氏と別れを交わし(どうせ近々顔を合わせる
 ことになるが)、出発。千歳への約20km、台風の爪痕は予想以上のもので周囲は倒木だらけ、相当大きな木でも地盤ごと
 ひっくり返っていて台風の恐ろしさをかいま見た。宿泊予定地は札幌にあるS番長お勧めのライダーハウスねこじゃらし、翌日
 乗る予定の飛行機は千歳発だが、千歳で特にしたいことがなかったので札幌に向かうことにしたのだ。

 ・最早この人との縁は腐れ縁のレベルにまで達したか

  昼頃札幌ドーム前に到着、宿泊地の詳しい場所を知らなかったのでS番長に電話してみると、場所は結構近くでS番長
 もレンタカーを返しに行ったまま、まだ泊まってるということ。近くまで迎えに来てくれたS番長とまたまた再会を果たし(3度目!)、
 一緒に昼食を食べに行く。ねこじゃらしのオーナーお勧めのラーメン店(けやき)に着くと案の定かなりの行列、ラーメン食べ
 るために待つことにも馴れてきた(普段は混んでたら別の店に行く)。食するのは今回の旅行初となる味噌ラーメン、やっぱり美
 味しい(味噌だから美味しいのか、だから美味しいのかはよくわからない)。

 ・このジンギスカンは確かに美味しい、本当に美味しい

  一度宿に帰って銭湯に行ってから、S番長大絶賛のジンギスカン屋、だるま本店に向かう(S番長はこれで3日連続らしいが
 ついて来てくれた)。普段は一時間くらいは待たないといけないらしいが、運良く40分程で入店。噂のジンギスカンを口に入れ
 ると確かに美味しい、無茶苦茶美味しい。北海道最後の夕食は大満足だった。

 ・宿泊地 ねこじゃらし
 ・走行距離 71.24km

9月10日(金)

 ・ナイタイ牧場のソフトクリーム、噂の秋刀魚、かしわの豚丼、彩美のラーメン・・・未練を挙げればきりがない

  6:30起床、数時間後には北海道から離れることになる。今まで出会ったメンバーのうち既にレコ氏ゆか姉コウちゃんリー
 ダー
トメ氏ランドナーI君
は皆無事北海道を旅だったとのこと、北海道滞在組はすっかり少なくなった。おそらくその最後の一
 人になるであろうS番長に別れの挨拶をして(何度目だろうか?)千歳に向かう。
  無事空港に着き、帰ってから余韻を楽しむべくミルクキャラメルやらを買い占める。関西に帰ってからこれを食べ、遥かなる大
 自然を思い出し遠い目をすることになるのだろう。空港内のラーメン道場てのにも行ってみて、味噌ラーメンを食す。まずまず。
  あまり乗りたくない伊丹行き飛行機が到着し、悪あがきもこれで終了。わずか2時間程度のあっけないフライトで北海道から
 関西に到着。チャリダーの視点から見て、やっぱり飛行機はとてつもなく速かった。

 ・走行距離 55.20km


  





 

7月22日(月)
 ありえねえ

  天誅シリーズ最新作天誅紅発売、いい歳して朝からゲーム屋
 に走って買ってきた。「今作はどんな感じだろか」とわくわくしながら
 遊び始めたけどもいきなり絶句、2人いる主人公の忍者が何故か
 どっちもくノ一…
あほんだら、天誅はそんな軟弱なゲームじゃねえん
 だ。

7月17日(土)
 嗚呼、夢のある本屋が・・・

  青山ブックセンターが閉店してしまった。趣味に走った品揃えが
 良かったのに…

7月12日(月)
 嗚呼、ウェインまたカット 

  
  こないだのMAX、ブアカーオはあんなに強いとは。過去の試合
 はムエマラソン優勝したときのくらいしか観たことないが、そん時は
 老獪なイメージだったけれども、それから2年もたたんうちに全く別
 のルールで世界を制するとは思わなんだ。しかも体重10kgくらい
 短期間で増やしてってのがすごい。あのサムゴーでも65kg契約だ
 とあきらかに動きが悪くなってたのに…
  今回はK−1が得意とする他競技(ムエタイ、ボクシング)の過
 去の、もしくは軽いウェイトのタイトルホルダー、ランカーを呼んでき
 て、それにK−1選手を勝たせる、という子供だましの目論見が、
 ムエタイの奥深さの前に砕け散ってしまったが、個人的には過去
 2年ボクサー・ファイターが幅を利かしてきた流れは好ましくなかっ
 たので蹴り主体の選手が優勝してくれたので嬉しい(ただ単にい
 ままで蹴りを絡めたコンビネーションが出来る一流選手をチャップ
 マン、サワーくらいしか呼ばなかったというのもあるが)。
  魔裟斗のストイックさはやっぱり素晴らしい。ウェインも良かった
 っぽい。しかしながら一昨年ガオラン、去年サワー。俺の本命は
 ことごとくはずれる。

  あと、あの決勝の判定はミスジャッジではなく故意だと思うが。

7月4日(日)
 MAX展望

  ようやく観た「24」第一シーズンは面白かった。
  Yahoo!オークションで50s〜70sのデザイン本を落札したら案の
 定全部英語で全く読めん。あとチェックしてた「オバケのQ太郎ワンワ
 ンパニックゴールドカートリッジ」の落札金額が231000まで跳ね上
 がったのは驚いた。今購入検討中の「しゃべるコロ助人形」はどこまで
 跳ね上がるか?

 7日のMAX展望

  小比類巻選手vsマイク・ザンビディス
  ブアカーオvsジョン・ウェイン
  魔裟斗選手vsナラントンガラグ
  アルバート・クラウスvsガイダルベコフ

 多分準決勝に勝ち上がるのは、

  ザンビディス(小比類巻選手は相性悪そうだけど、それでも実力
         差で捻じ伏せるか)
  ウェイン(ライト級から体重上げたばかりのブアカーオは強いがウェ
       インクラスが相手となると厳しいはず)
  魔裟斗選手(スピードが段違い、テクニックで完封)
  クラウス(最近苦戦が多いが、それでも世界のトップクラス。そうそ
       う負けはしないか?)

  一番危ういと思うのはクラウス(ガイダルベコフはほとんど観た事無
  いからよくわからん)。

 決勝はウェインvs魔裟斗選手

 優勝は魔裟斗選手

 優勝して欲しいのは
 ジョン・ウェイン・パー 

  魔裟斗選手は決勝までの過程でローキックが強そうな選手と当たら
 ない点(ウェインは1回戦でムエタイのブアカーオ、2回戦でもしローキック
 が得意な小比類巻選手が上がってくると、決勝までに少なからずダメー
 ジが蓄積する。)とガードテクニックに優れている点(ウェインも上手いけど
 ワンマッチ数試合を観た限りでは、やや打ち合いに応じる傾向がある)の
 2点から決勝時のダメージを比較的抑えられると思われるのが強み。豊富
 なスタミナ、過去トーナメント4回中3回優勝という抜群の戦績からも優位
 は動かないと思う。このルールのトーナメントだと多分世界でトップ3くらいに
 は入るだろう。

  …てかなんだあのミックスルールって?怪我してないんだったら打撃だ
 けでやらせりゃいいのに。多分KID選手の商品価値を重視してのこと
 なんだろうが(総合ルールのラウンドに持ちこみたくないので、あせって安
 廣選手がKOされる可能性はあるが、純K-1だと多分安廣選手が勝つ
 と思う)。へヴィー級と違ってMAXは魔裟斗を筆頭に有力選手が皆元
 気なんだから客寄せパンダに頼る必要は無いと思う。