Tool "Lateralus" (2001) おすすめ度:★★★★★★★★★★ 「Aenima」から約5年ぶりに発売されたTool の3rd。すばらしい完成度です!ファンの期待を裏切らない傑作になっています。基本的には前作の延長線上にある作品ですが、若干わかりやすくなったというか、すっきりした印象を受けます。洗練された感じです。不気味な効果音がなくなったからですかね。曲の展開などの複雑さは変わっていませんので、ご安心を(笑)。アグレッシヴさが増して、さらにプログレ度も上がってます。プロデューサーは前作同様デイヴ・ボットリルというキング・クリムゾンをも手がけたことのある人物。前作からの大躍進の裏には、このプロデューサーの存在が大きく関わってのではないでしょうか。"Schism"のビデオは本当に気持ち悪いけど、最高にカッコいいです(謎)。*CDの黒いケースを取ると、ジャケットは理科室にある人体模型みたいな筋肉剥き出しの人のアートワークになっています。さらに1枚ずつめくっていくと、臓器が剥き出しになってたりします(笑)。 |
Tool "Aenima" (1996) おすすめ度:★★★★★★★★★★ Tool の2nd。ビルボード初登場2位。これはすばらしいとしか言いようがないです。Tool が孤高の存在だということを決定的にしたアルバムだと思います。もはやプログレという一言で言い表すことが出来る音楽ではないです。静かな緊張感の中で怪しくささやき、音の渦の中でシャウトするメイナード。彼の表現力もこの作品に大きく貢献しています。とにかく全体が暗く重苦しい、無機質ささえ感じさせる音に包まれています。聴いてる方も気が抜けません^^;。ところが意外とキャッチーだったりもします。そして、これまでの作品と比べて内容の深さが格段と上がっています。1曲1曲として聴くよりも、アルバム全体を通して聴いてほしいです。その方が彼らの世界を楽しめるでしょう。とは言っても闇の世界ですが(爆)。興味深いのは"Die Eier Von Satan"というドイツ語の語りだけの曲で、やばい雰囲気がしますが実際にはクッキーの作り方を説明しているだけだということ。一体何を考えているのか理解し難いですが、そういう所にも彼らのセンスを感じます。おすすめの1枚です。 |
Tool "Undertow" (1993) おすすめ度:★★★★★★★★☆☆ Tool の1stフル・アルバム。ジャケットのアートワークは意味不明です。両端からフォークの先みたいなのが出てきています。ちょっとくねってるw。裏側には"undertow"という文字が入った豚ちゃんがフォークのいっぱい立った所にいます。中を開くと、これまた気持ち悪いというか見苦しい(爆)。解説はやめときます。このアルバムは前作よりさらにTool の音世界が炸裂しています。アメリカではこの時期くらいから人気が出てきました。一方、日本ではまだまだ知られていなかったというのが事実です。Tool に関しては難解なことが多く、軽く聞き流せる音楽ではないです。曲の展開にしても、歌詞にしても理解するのは難しいです。全体的に緊張感が張りつめていて、重苦しくなってきます。どう聴いても明るい音楽とは言えません。がっ!しかし、聴いてると段々引きずり込まれるんです。ハマルと抜け出せなくなるかもしれませんよ(爆)。 |
Tool "Opiate" (1992) おすすめ度:★★★★★★★★☆☆ Tool のデビュー作となったミニ・アルバム。デビュー当時は全く注目されていなくて、もちろん日本盤も発売されていなかったということですが、この頃からすでに現在のTool の枠組みがしっかり出来ているのを感じます。変拍子といったプログレの要素はありますが、今と比べると、よりメタルっぽい雰囲気があるようです。曲の構成はわかりやすく、1曲1曲が短いので聴きやすい。でも、音の方は安っぽさを少々感じます。ライブ音源が2曲入っているんですが、これまたカッコいいのです!演奏がしっかりしているんですよね。メイナードのシャウトも絶好調。彼らのビデオやジャケットなど、どれも気持ち悪くて不気味な感じなんですが、それらはギタリストのアダムが考えています。Tool は「〜というバンドに似ている」と例えることが出来ないオリジナルなバンドだと思いますし、彼らの音楽をまねしようとしてもおそらく無理でしょう^^;。 |