アルバム全曲一言感想

LOST&FOUND

森川美穂 Miho Morikawa

2000/04/12発売(TOCT-24316) 

1

vacant

のっけからやられました。凝ったベースラインとパーカッションがかっこいい。Adult-Orientedでおしゃれなヴォーカルとコーラスはまさにハイ・ファイ・セットです(^^;。タイトルから暗い曲を想像しましたが、「空っぽの心」をポジティブにとらえたさわやかな曲。好感度☆☆☆☆☆。

2

kiss

愛し合ってはならない二人の歌。とは言ってもうつむいた湿っぽさはなく、キャッチーなサビが今の感情を軽やかに肯定している。しかしメロディーの終止形が中途半端で、前向きでない滞留感がある。好感度☆☆☆。

3

wish

明るく前向きな別れの歌。転調するサビが印象的で、「a holiday」を聞いたときのような爽快感がある。好感度☆☆☆☆。

4

leave

スイングビートに乗って離れていく人への思いを歌う。「届けたいよ」のところのロングトーンは無防備にのどを全開した感じで、あまり聴いたことのない声。フルパワーで押し出すのではなく受け入れる感じ。好感度☆☆☆。

5

illusion

喪失感を歌うバラード。低音で始まるメロディと高音部を上下するサビとのつながりがちょっと無理っぽい。好感度☆☆。

6

answer

このアルバム唯一のロックテイストの曲。のどを詰めて出しているが声が太くないので迫力に欠け、むしろかわいらしい。「知りたいのは」の連呼が重たすぎる。美穂さん、こういう曲には向いていないと思う。好感度☆。

7

door

古川さんのギター&コーラスがいい。考えが煮詰まったので寝てしまおう、という詩の内容にぴったりな(おぃ)下降音型のメロディが耳に心地よい。好感度☆☆☆☆。

8

will

ほんとに美穂さんが書いたの?と疑いたくなるようなラブラブソング。今時ないようなべったりの8ビートに乗って、うきうきしながら松田聖子の"Rock'n Rouge"を思い出す。昔の歌には恥ずかしいことを代わりに言ってくれるという効能があったなぁ。バックに入っているアナログレコードのノイズが一層懐かしさをそそる。好感度☆☆☆☆☆。MXTV「おしゃべりなFriends」エンディングテーマ曲。

9

pause

上から下へとのたうつようなメロディラインが未練たっぷりなバラード。モリカワ版別れ際の歌。妙に自分を納得させようとする詩がもどかしい。下降音型の多用は砂が流れ落ちるように終わっていく愛の様子か。好感度☆☆☆。

10

rise

励ましソング。「つらいならがんばらなくてもいいよ」的スタンスは20代前半にはあり得なかった歌詞だが、もう少し強く叱って欲しいような気もする。好感度☆☆☆☆。

11

melody

「私が歌う理由」を歌っている。それは彼女自身の中に息づいていたメロディ。決して強く押し出さないが、しっかりとこれからも歌っていく姿勢を示してくれる。好感度☆☆☆。

Back to MIHO's Discography TOP of This Page