DRAW THE LINE / AEROSMITH                                            戻る  トップ

  




エアロスミスのライブに行くことが決定してからというもの新作「HONKIN' ON BOBO」はもちろん、

過去の作品もよく聴いてるのですがその中で最近お気に入りなのが1977年発表の「DRAW THE LINE」。

1970年代のエアロスミスの最高傑作といえば1つ前のアルバム「ROCKS」ですが、「ROCKS」が

バンドサウンドでエアロスミスのダークサイドをひたすら強調してるのに対して「DRAW THE LINE」は

ピアノ等で音に幅を持たせポップに仕上げてます。このアルバムではタイトルトラックが一番有名かと

思われますが何と言っても忘れてはならないのがジョーペリー作詞作曲、ボーカルも彼がとる

「bright light fright」でしょう。最近のジョーペリーは随分レイドバックした歌い方をしますが

この曲での彼は初めてボーカルをとるので力が入っていたのか、ヤケクソといった感じでまさにロックンロール

なのです。初めてといえばジョーペリーの十八番であるヤル気のあるんだか無いんだかよくわからない

スライドギターもタイトルトラックで登場します。他にはサイケデリックな雰囲気が漂う「critical mass」、

この頃のエアロスミスにしては壮大な「kings and queens」、スティーブンがわめき散らしてるわりには

バンドはかっちりまとまってる「the hand that feeds」など聴きどころは満載。決して「ROCKS」、「TOYS IN THE ATTIC」

には負けてません。しかしですな、気になるところも少しあって例えばタイラー/ペリーよる曲が他のアルバムと

比べて少ないです。この頃から2人は不仲が始まってたというのは有名な話ですがこれもそのせいでしょうか。

あと、これはこのアルバムに関してだけではないのですがブラッドウィットフォードのペンによる曲を

もっと入れたら良かったと思います。ブラッドは曲に関しては量産するタイプではないようですが彼がクレジットされてる

曲でハズレはないです。とくに前作で「last child」、「nobody's fault」などの佳曲を書いてるあとだけに

もっと彼の曲をこのアルバムで聴きたかったわけなのです。少し脱線しますが最近のタイラー/ペリーの

作曲能力は何だか頼りないものがあるのでもっとブラッド、トムに曲を書かせてはと思うのですが如何なものでしょう。

とにかく「DRAW THE LINE」は70年代のエアロスミスの代表作と呼ぶのにふさわしいでせう。みなさんも聴いて下さい。

brad04-04-17_23-30.jpgDRAW THE LINEのジャケットでのブラッド。もっと目立たせてもいいような気が。