中谷美紀といえば、おなじみ、ドラマ「ケイゾク」「R−17」 の主演女優である。ここではアーティストとしての中谷美紀に触れたい。
決して歌はうまくない。むしろ下手といってもよい。ではなぜ彼女を取り上げるのか?それはひとえに、プロデューサーである坂本龍一 の手腕の賜物であるからだ。アルバム「私生活」 でみせる彼女は非常に耽美的であり、かつ妖麗である。アルバムのイメージを分かりやすく表現すると、現時点でのニューシングル「エアーポケット」(ドラマ「R−17」の主題歌) のタイプの曲が目白押し、といった感じである。アルバム全体を通して聴くとドラマ「ケイゾク」の主題歌「クロニック・ラヴ」 が色褪せて見える。まさしく坂本龍一ワールド爆発 、といった趣で展開されており、音楽的には非常に面白い。
しかし、逆に言えば「クロニック・ラヴ」 以外は、決して一般ウケしないことは明白である。それは「エアーポケット」(個人的にはかなり好きなのだが・・・ちなみにカップリングもよい)の売れ行きが伸び悩んだことにも象徴される。
私のホームページへ|