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第4話「密会?」
作:chierin

今日は、ちびっ子冒険隊メンバーのめいちゃんとGoddessとChierin++等は
ギルド集会場のバーアンキーモでいつものお茶会をしているようです。
「あはははは!それ本当?Goddess面白い〜」
Goddessのたわいない話にお腹を抱えて大笑いのめいちゃん。
と、思いきやピタッと笑いを止めて話を切り替えた。
「あ、ねえ、それはそうとさ〜」
「ん?なに?」
「Goddessって弟居るんでしょ〜?会わせなさいよ〜」
「うん、機会があったらみんなに紹介しようかな〜って思ってるんだけど」
「最近、うちの遊も友達出来て忙しいみたいなのよね。今日も出掛けたし」
「へぇ〜そうなんだ〜」
「よぉ〜し、じゃぁその密会現場でも押さえに行こう!」
そう言うと、立ち上がりバーアンキーモから出て行った。
「あははっ、何言ってるんだか〜」
「ね、Chierin++?」
「・・・・・・・・・・う〜〜ん、むにゃむにゃ」
「って、寝てるし・・・」
「ほら!Chierin++!めいちゃん行っちゃったから、あたし達も行くよ!」
「ほえぇ〜・・・」
GoddessはChierin++を叩き起こして、めいちゃんの後を追った。
「おーい、めいちゃん何処に行くの〜?」
Chierin++は寝ぼけ顔で早歩きなめいちゃんに聞いた。
「決まってるじゃない〜遊ちゃん探してるんでしょ〜♪」
ルンルンしながら早歩きだ。ついて行くのが大変なのである。
そんなめいちゃんを二人は頑張って追いかけていたら
いつの間にかファンブルグ中を歩き回っていた。
辺りは、もう暗くなりかけていた。
三人は疲れ果てて、南噴水広場の方向にトボトボ歩いていった。
「はぁ〜疲れた、ひっさびさにいっぱい歩いた・・・」
めいちゃんは、腕を前にダラーンとたらして歩いていた。
「あはは・・・そりゃ心当たりもないのに探し回ってればねぇ・・・」
冷たい視線を送るGoddess&Chierin++
南噴水広場のすぐ手前で、なにやら声が聞こえてきた。
「あ〜ごめんごめん!待った〜?寒かったでしょ〜!?」
「今、暖かいミルクティー入れるからね」
「あ、杏だ!何してるんだろあそこで・・・誰か一緒みたい?」
不思議そうに見つめるChierin++
「あら、うちの弟が一緒だ」
Goddessも不思議そうに見つめる。
「ってまさか、本当に密会!?」
3人同時に声をそろえて言った。
3人はもっと近くに行くことにし、コソコソと草むらの影に身を寄せ合った。
「このタルト美味しいね」
「そう?嬉しい♪」
杏と遊はなにやら楽しそうにお茶を飲みタルトを食べながら話していた。

そんな二人を影から見ている三人は、もうドッキドキ。
めいちゃん興奮気味でちょっと声がでかい。
「ねねねね!あの二人できてるの?できてるよね!?」
Goddessは至って冷静。
「どうだろうねぇ。遊照れ屋だし、すぐ事が運ぶか微妙ね」
Chierin++は歩き疲れでボケーっとしていた。
「ほへぇ〜・・・」
「・・・・・・」
「杏ちゃん、ちょっと待っててね」
草むらからガサガサ音がしたり、声が時より聞こえたりするもんで
遊は感づいたのか、むくっと立ち上がって草むら方へ歩いていった。
「そこで何してるの?隠れてないで出てきなよ」
「あぅ・・・ごめん〜」
遊の感の強さに三人はバレバレだったのだ。ペコペコしながら草むらから出てきた。
「あれ〜?お姉ちゃんどうしてここにいるの〜?」
杏は不思議そうにChierin++を見つめて言った。
「それを言いたいのはこっちだよぉ〜今日仕事は?」
「もう終わったよ〜。お昼で上がりだったから、それからお茶の用意して来たの」
「ね、遊君いつもお互い時間空いてる時ここに来てお茶してるんだよね〜」
「うんうん、杏ちゃんの料理食べたくってね」
鼻の頭をかきながら照れくさそうに話す遊。
急にめいちゃんは、遊の腕を抱きかかえグイグイ引っ張り遊に小声で話しかけ始めた。
「ね!あんた、杏ちゃんの事好きなんじゃないの〜!?私にはわかるわよ〜フフフ」
「ええええ、そ、そんなことないですよ・・・」
これまた急に言われてどぎまぎしまくり。
「どしたの?」
遊の慌てように杏は心配そうに見つめる。
「ん・・・いやいやいやいや。なんでもないよ〜」
「それより杏ちゃん、場所かえない?お、落ち着かない・・」
「え?うん、別に構わないよ〜」
遊はその場に置いてあった物をサッサと片付け
「じゃあ、俺たち行くから!」
そう言うとぴゅ〜〜〜〜〜〜〜〜んと凄い早さで去っていった。
「・・・あやしい」
ボソッとGoddessがつぶやいた。
二人の後を三人は急いで追ったが逃げ足(?)が速く、すぐ見失った。
夕方になり、三人は仕方なく家路についた。
「ただいまぁ〜」
靴を脱いでタッタッとキッチンへ走っていった。
キッチンでは母親が夕飯の支度をせっせとしていた。
「お母さん杏帰ってる〜?」
「あら〜お帰りChierin++。杏ならまだよ〜何処行ってるのかしら」
「あの子、いつもならもう帰ってて料理のお手伝いしてくれるんだけどね〜」
「心配だから見てきてくれる?Chierin++」
「うん、わかった〜」
Chierin++は、テーブルの上にあったおにぎりをムグムグ食べながら家を出た。
とりあえず、Goddessの家へ話を聞きに急いだ。
Goddessの家はファンブルグの西南にあるセラルカ村にあるのだ。
Chierin++はさすがに夕方なので歩きではなくリセリア城にあるゲートを使ってセラルカ村へ行った。

トントントントント〜〜ン
「ごめんくださ〜い」
「あら、こんな時間に誰かしら。Goddessちょっと出てちょうだい」
「あい〜」
ガチャ・・・
「こんばんわん〜♪お、女神さんだ。遊君いる〜?」
「こんばんは〜・・・って、あれ?こんな時間にどうしたの?」
「遊なら居るけど、今お風呂入ってる。でももう出ると思うよ」
「遊〜!お風呂でた〜?ちょっと来て」
「ほい〜」
お風呂から出た遊は急いで服を着て、Goddessの所へ行った。
「なに?どうしたの姉さん」
「なんか杏ちゃんが家に帰ってないらしいのよ」
「ええ!?そんなはずないよ?」
「あれから俺たち他の場所で1時間くらい喋ってから、リセリア城のゲートの所で別れたから」
「ゲートかぁ・・・杏なんか言ってた?」
「う〜〜ん・・・・あっ・・・」
「杏ちゃん砂糖買ってから帰るって言ってましたよ」
「砂糖?ウィルノアかな?でもなんで砂糖??」
「えとたぶん、俺が明日はパイ食べたいって言ったからかもです・・・」
うつむき加減で申し訳なさそうに言った。
「杏帰ってきたら連絡くれるよう親に言ってあるんだけど、まだだから・・」
「やっぱ探しに行った方がいいかなぁ・・・」
そこにGoddessの親が来た。
「Chierin++ちゃんの妹さん、いつもうちの遊がお世話になってます〜」
「それにしても、帰ってこないんじゃ心配よね。もう夜になるしねぇ」
「母さん、ウィルノアに探しに行ってきていい?」
「女神さん?え?私だけでいいよ〜?」
「ううん、ダメだよ。もしかすると何かに巻き込まれてる可能性あるし」
「いいでしょ?母さん」
「うん・・そうね。あんまり危険な所へは行かないようにね」
Goddessの母、美紀はGoddessの首に寒くないようにとマフラーをかけた。
「ありがと母さん。気をつけて行ってくるよ」
「俺も行くよ。杏ちゃんのこと心配だし」
Goddessと遊は急いで支度をしに行った。
「さてと、薬持ったし食料持ったし行こうかChierin++」
準備万端なGoddess
「うん、行こう行こう!」
荷支度を終えた遊も後に続いて三人はセラルカ村のゲートを使い一度リセリア城に戻り
そこから今度はウィルノアへ飛んだ。

つづぅ〜く♪![]()
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