1、Piano & I
2、Girlfriend
3、How Come You Don't Call Me
4、Fallin'
5、Troubles
6、Rock Wit U
7、A Woman's Worth
8、Jane Doe
9、Goodbye
10、The Life
11、Mr. Man(duet with Jammy Cozier)
12、Never Felt This Way(interlude)
13、Butterflyz
14、Why Do I Feel So Sad
15、Caged Bird
<2001年>
この人の存在を最初に知ったのは、たまたま見ていたテレビの音楽番組でした。その番組は主に日本のアーティストが出演する番組なので、珍しいな?と思いました(決してアイドル的なルックスではないし)。それが演奏が始まった途端驚き、新人アーティストと知りさらに驚愕しました。何に驚いたかというと、その佇まいやスキル等よりも、「スピリチュアルさ」にです。抽象的な表現になりますが、こうとしか言いようがない、それほどのインパクトがありました。そして、このデビューアルバムですが、もう貫禄十分です。幼少期よりクラシック・ピアノと発声を習っていたというだけあって「基礎はバッチリできてます」というのがひしひしと伝わってきます。
最近の作品らしく、ヒップホップの要素をそこここにちりばめがながらも、オールドスタイルなソウルやクラシックの要素を色濃く感じとることができます。明るいダンサブルな曲よりは、むしろ暗めな曲が多いですが、決して重苦しく感じさせることはなく、素直に曲の世界に引き込まれます。敢えて言うとするならば(その経歴も含め)ローリン・ヒルに近いような気もしますが、もっと歌心を感じさせてくれます。先にも書きましたが、この人の歌は非常に「スピリチュアル」です。通常、このようなタイプのアーティストはスキルに頼りがちになってしまいますが、この人の場合は、技術的な部分より精神的な面(音楽に対する情熱や執着心?)の方が勝っている印象を与えます。
是非、時代に流されない本格的アーティストに育って欲しいと思います。