洋楽 2

Fountains of Wayne 『UTOPIA PARKWAY』
east west japan
あまりにも素晴らしすぎるFOWの2ndアルバム、方々で大絶賛されているパワーポップの名盤。
#6「troubled times」,、#9「amity gardens」の優しく包み込むような歌はポップソングのお手本とでもいえる名曲。#13「it must be summer」は直球ど真ん中、典型的なパワポ。#15「I know you well」のボーナストラックは何度聴いたことか・・、春の木漏れ日のようなあたたかい歌です。 心のささくれにママンがオロナインを塗りこんでくれるような、90%の優しさでつくられたバファリンのような、そんな歌たちでつくられたアルバムです。

Fountains of Wayne 『WELCOME INTERSTATE MANAGERS』
東芝EMI
全世界のポップファン待望の3rdアルバム。2ndと比べても遜色ない相変わらずのクオリティー。
#1〜#3まで2ndの流れをそのまま受け継いだような名曲で一気に駆け抜けます。そのあと失速気味で#6の「valley winter song」へ。これがアコースティックサウンドの美しい佳曲。 #9「hey julie」、#11「hung up on you」の2曲は2ndの「I know you well」のような儚くも優しい歌です、とくに#11は良いね。映画のエンディングで幌馬車が荒野を進んでいくシーンにスタッフロールが流れていくような、そんなカントリーっぽさ満載のお薦めソングです。 ポップソングの魔法にかかりたいあなた、ハリポタ観るよりこちらをどうぞ。

THE ELECTRIC CLUB 『COME SING ALONG』
supermodern music
なんだかこのCDのレビューにはほぼ必ず「ウィーザー好きには」「〜のウィーザー」ってコメントがされてるけど、ちょっとピンときません、あえて言うならティーンエイジ・ファンクラブのような感じかな。 全体的におとなしめの佳曲揃いです。ただ#10「love is in the air」は別格、イントロの10秒だけで激胸キュンです、曲自体よりイントロに激しくときめいてしまいました。 この曲のためだけにでも買う価値あると思う。

THE ROCKET SUMMER 『Calendar Days』
cutting edge
なんと若干20歳にしてすべての楽器を操り作詞・作曲も手がけているという天才青年ブライス君による1人ユニット、ロケットサマーです。 
これがもう爽やかなことこの上ないギターポップナンバーの嵐、 序盤の曲はピアノがメインになってるのも多くバラエティーに富んでいます。またブライス君の声がピアノに合うんだよこれが。 #8「movie star and super models」はおとなしめの曲ですが、サビ部分のパパパで来たー!と叫んでしまうこと請け合い、そのまま胸を痛く締め付ける切な系のメロディーで昇天です。 全曲良いのですが、アコギの心地よいカッティングで猛ダッシュしたくなるような#11「she is seven」が一番のお薦めです、この曲は国内盤のボーナストラックなので買うなら国内盤でいきましょう。 かく汗すらもジャスミンのような爽やかスメルがするであろうブライス君にはベストオブ夏男の称号を送ります。

Phantom Planet 『the guest』
Epic Records
パワーポップバンドってことでいいのかな? 結構地味な曲が多い印象があるけどツボは抑えてます。
曲調はFOWっぽく、完成度の高いポップソングを聴かせてくれます。聴きこむほどに良さがわかってくるスルメ的な味わいなのです。 あと歌うまいねこの人たちは。 パワーポップ全開でバーストしたい人は#9「nobody's fault」を、ポップ度高めの胸キュンソングをお探しの方は#2「always on my mind」、#8「hey now girl」を。 切なめ哀愁デイトなあなたには#4「one ray of sunlight」、#11「wishing well」などがお薦めです。

BUSTED 『BUSTED』
universal island Records
よくblink-182とかnew found gloryとかと一緒に語られていたり同じようなコーナーにディスプレイされていたのでそういった系統のメロディック路線のバンドだと思ってました。メンバーのルックスもそんな感じだし。 でもジャケからは想像できないほど驚くぐらいポップなんすよこれが、全然メロコアじゃないです。 #2「you said no」、#7「all the way」の爽やかに疾走するメロディーは純粋なパワーポップじゃないでしょうか。#9「dawson's geek」に至ってはもうネオアコかと思うほどの青い青春をふりまいてくれます。

CHOO CHOO TRAIN 『BRIAR HIGH (SINGLES 1988)』
midi
ヴェルヴェット・クラッシュの前身バンドチューチュートレイン。 87年にリックとポールにより結成され、当時発表されていたシングル2枚をあわせて発売されたコンピアルバムがこれ。『BRIAR』と『HIGH』というシングルだったから合わせて『BRIAH HIGH』とはなんともそのまんまなタイトルだ。 こちら、ヴェルヴェット・クラッシュと比べると断然アコースティック度が高くネオアコのようなキラキラソングが満載。中でも#7「high」は彼らの代表曲、いつ聴いても甘酸っぱい気持ちになる。とにかく若若しさに満ち溢れた1枚。

Velvet Crush 『TEENAGE SYMPHONIES TO GOD』
Epic Records
みんな大好きヴェルヴェット・クラッシュ!
俺にとっての彼らは#5「Atmosphere」に尽きる。
聴いた瞬間体が中に浮くような高揚感で胸が高鳴りっぱなしの文句なし青春疾走ソングナンバーワン! 「パワーポップ」として分類される曲のなかで、これを超える名曲にはまだ出会えていない。

Shermans 『casual』
Quince Records
元レッド・スリーピング・ビューティーのミカエルが始めたネオアコバンド、シャーマンズの1stアルバム。
クッキーシーンでクドイぐらいに激プッシュされていたので購入してみました。いやあ良いですね、北欧の人はなぜこんなにも透明感があり爽やかなサウンドをつくりあげることができるんでしょうか。全編カーディガンズの「rise & shine」のような青い疾走感にみちています。#13「Fling」はクラップのリズムがとても心地よいインディーポップ全開な曲だし、#1「The Myth of Being Alone」もやばいぐらいに走り抜けてます。たまりません。

Nick Lowe 『LABOUR OF LUST』
Columbia
パブロックというジャンルではかなりの大御所らしいのだが悲しいぐらい知名度が低いニックロウの2ndアルバム。 一部に熱狂的なファンを持ち評価もめちゃくちゃ高いのに・・・。後期のニックロウはしっとりとした大人好みの渋めな歌に変わっていったが 初期のころの歌はパワーポップ炸裂のひたすら明るい曲が目白押し。日本でもヒットしたという『恋するふたり』こと#1「CRUEL TO BE KIND」はもう素晴らしすぎて泣けてくる。そして体が自然と動き出してしまう。部屋でヘッドホンかけてノリまくっていたらいつのまにか後ろに親がいたときは 手淫現場を押さえられた中学生のような気分になった。 今作は79年発表で25年も前の作品なのにまったく古さを感じない。昔のCD特有のスカスカ感もなく、それどころか演奏とコーラスが隙間なく埋め尽くして心を隅々まで満たしてくれる。ホント最高なんでもっと知られて欲しい。