邦楽 1

RON RON CLOU 『SECOND RUNNER』
K.O.G.A records
待ちに待ったロンロンクルーの2ndアルバム。爽快に駆け抜けるドライビンな演奏は相変わらずです。
前作から6年もたっているのにこの衰えない若さ、ボーカルのアライ君も時が経てばたつほど外見が少年のように若若しくなっている気が・・・。  このアルバムには未収録だけどマキシシングル収録のVelvet Crush「drive me down」、Sex Pistols「no feelings」など、ほんとにカバーのセンスがいいなあって思う。しかも違和感なくロンロン風にアレンジしちゃってるからすごいです。

ROCKET K 『DEPARTURE OF THE GROOOVIE DRUNKER』
K.O.G.A records
日本インディーズの良心であり日本ポップパンクの雄であるk.o.g.aレーベルの社長古閑氏によってつくられたバンド。
メロコア超えの速さで突っ走る音速ポップパンクにコーラスも入ってk.o.g.a好きならノックアウト必至。
カバー曲も完全にロケットK風にアレンジ(原曲知りませんが)されています、やるなぁ社長。

STRAWBERRY MUD PIE! 『YOU SING! ME PLAY!』
1+2 RECORDS
  
キュートガールズヴォーカルとしてはピギーズあっちゃんに近いものを感じるストロベリーマッドパイの1stアルバム。
ポップなラモーンパンクと聞いたら思わず触手が伸びてしまう僕なので推薦コメントを見ただけで購入を決めてしまいました。 想像したとおりの音で非常に満足です。オーバーコーツやブラウニーサーカス、ピギーズやk.o.g.a好きは絶対気に入るはず。 それにつけてもボーカルのミカ嬢の飛びっぷりは最高です。ホームページの日記コーナーを見たらわかります、腹抱えて笑えますよ。 サブカル系めっちゃ詳しそう・・、なんだかハガキ職人とか放送作家とかの匂いを感じます。そんなミカ嬢がとても好きです。

ザ・クーピーズ 『たんたん魂』
delphi 
 
確実に好き嫌いの分かれるたんたんの声に、元芸人で現マンガ家といった経歴のマンガウルフ、そして『あぱぱ体操』『サムライサンキュー』といった曲名からもわかるとおり、完全に色物扱いされていくとは思うけどこれが素晴らしいバンドなのです。すんなりと体に染み込んでくるメロディーライン、爽快なギターサウンド、そして3度目以降からは聴くことが快感に感じてくること請け合いのヴォーカル。 決して少数受け狙いではなく、ポップパンク好きの全ての人にお薦めできる本格派ですよ。

ビリー・ドロップ 『メガネペイン』
ANT RECORD
もうね、あり得ないわけですよ。歌詞、英語レベル、コーラス、演奏、どれをとってもギリギリです。 やる気ゼロ、腰砕け率120%のイントロに始まり、俺でも書ける英語詞#2,3,5、よほど嫌いなのか「死ね死ねピクミン」を繰り返すのみの#9、おそらく職場の上司をテーマにしたと思われる#8「原子炉」#11「死ねば」(歌詞内容はタイトルから推測しましょう)、ほぼ全編にわたって「死ね」「殺せ」の連発。  なんで買ったんだろ。そんでもってなんでこんなに愛しいんでしょ。愛だ恋だのしゃらくさい、友情だの平和だの嘘寒い、そんなあなたに一服の清涼剤です。

pitcher56 『a direction of the ball she hit』
abcdefg* record
  
ネオアコ系インディーポップバンド、ピッチャーゴロの1stアルバム。
帯に「カプチーノもいいけどコーヒー牛乳にくびったけな君へ(ハート)」と。 ああ俺のことだと思いレジへ。  1曲目の「tears of BANANA」はうしろゆびさされ組のカバーでこれがかなりの逸品。みごとなギターポップにアレンジされています。ただこれ以外の曲は全体的にテンション低めで、カバー曲が一番いい曲という悲しいことになっている感じがする。 もろ小山田君ヴォーカルな#5はなかなかいいかな。

チキンファームシート6 『夏我沈』
ひぐま音源
  
友達の兄貴がトランペット担当してるバンド、チキンファームのデビューシングル。
なんだか僕って日々適当に生きている人間なので簡単に安請け合いしちゃうんですよ。 んである日友達とお話をしてまして。その友達の兄弟がCDデビューすると言うじゃないですか。もちろんCD買うよと。僕ちん即座に返事しちゃったわけですよ。 でもそのバンドがラップを取り入れたえせポップだったり、もろにストレートな浅い歌詞をぶつけてくるセイシュンパンクさんたちだったりしたら聴いた後感想に困るじゃないですか。 だから友達のCDとかは買うの苦手だなぁと。 でも買う約束したので渋谷まで購入しにいったわけです、そのときこれも含めて5枚ほどCD買ったかな。そのなかで一番ヒットがこれ、買う約束をしたチキンファームでした。
トロンボーン、トランペットと典型的なスカバンドなんだけどあのスカ特有のスチャスチャ・テケテケが無く、帯に書いてある「ホーンロック」という表現がぴったり。ボーカルの声が好き嫌い分かれるけど存在感がすごい。 もうイントロからぶっ飛ばしていくとっても楽しいサウンドです、スカとかメロコアとかパンクとかジャンル不問の新感覚。新作への期待大です。

フリッパーズ・ギター 『海へ行くつもりじゃなかった』
POLYSTAR
新旧問わずすべての日本インディ・ポップバンドが少なからず確実に影響を受けている永遠のマスターピース、フリッパーズ・ギターのデビューアルバム。 オザケンこと小沢健二と、コーネリアスこと小山田圭吾の2人が10年以上前にやっていたバンドというと、知らない人にもわかりやすい。  ネオアコ・ギターポップを語るうえでは外すことのできない名盤で、すでに発売されてから14年たちさまざまなギタポバンドが出現してきたけどいまだに彼らを超えることはできない、それはこの先も変わらないでしょう。

ロリポップ・ソニック 『--』
いけないことだとはわかってるけどさ、ブートとか普通に認知されてる世の中だしさ、いいじゃん、みたいな軽い気持ちで入手してしまいました。でもやっぱ良くないよね、バカバカ。  さて。 知っている人にとっては常識中の常識、フリッパーズの前身ロリポップソニックです。
すでにこのころから小沢・小山田の天才ぶりが発揮されており、上記の1stアルバムに収録されていても全く遜色無い名曲が多々あります。 「自転車疾走シーン」のさわやかな疾走感、「(I would want to)GO!」は1stの「やがて鐘はなる」のようなギターポップの名曲、そしてなによりも超絶胸キュンの「chocolate & lemonade」「Lost and Found」が最高です、正直この人たちの早熟的な天才ぶりに そらおそろしくなりました。 何度も言いますが良いことじゃないです、それでもどうしても聴きたいという方はネットでゴニョゴニョしてみてください。

photo jenny 『painted kites』
minty fresh japan
ジャケがその内容のすべてを物語っているフォト・ジェニーの2nd。
あまりにも切なくあまりにも儚い、まぶしすぎる青春のきらめきが凝縮された名盤。 #2「waiting for the down」#4「umbrellas go round」で泣けない人は眼科に行きましょう。  日本のバンドでこれほどまでにネオアコという言葉が似合う人たちを他に知りません。