| 買い足しってった「新譜」についてほめつつ感想を言ってみるページです。重要なのはほめること。金返せとばかりに批判したって誰も喜ばないので、うっかり踏んでしまった地雷カス新譜は載せないことにします。 |
| Tommy february6「Tommy february6」 |
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1. T.O.M.M.Y 2. EVERYDAY AT THE BUS STOP 3. トミーフェブラッテ、マカロン。 4. Bloomin'! 5. HEY BAD BOY 6. KISS ONE MORE TIME 7. WHERE ARE YOU? "MY HERO" 8. WALK AWAY FROM YOU MY BABE 9. 恋は眠らない 10. Can't take my eyes off of you 11. I'LL BE YOUR ANGEL 12. ★CANDY POP IN LOVE★ |
| シングル2枚を出した時点では、かなり「ネタ」だったはずだ。 ビジュアルとセットにして苦笑を誘うのが狙いであって、みんな突っ込んでくださいね、 でも音はちゃんと作ってるから聴けるものにはなってるわよ、ということだったと思う。 その基本姿勢はアルバムを出しても変わることはないのだが、世間は 「聴けるものにはなってるわよ」にスポットを当ててしまった。 それが「bloomin'!」と「君の瞳に恋してる」のCFソング起用である。特に「bloomin'!」は化粧品に 使われてることからして、妙に大人気ない批評を受けても仕方ないところにTommy February6を 持ってきてしまった。 ただでさえ今の十代の人たちはこの音のルーツ(元ネタと言い捨ててしまうには、あまりにも秀逸)を知らないか気付かないだろうに。 というように、一般的には盛り上がっているが、これは真剣に聴き込んではいかんアルバムであります。末代まで伝わらない。5年後には500円均一棚行き間違いなし。 それを踏まえて、いいね、これ。お手軽で。 まだ懐かしくもなんともない、しかも中途半端な「80年代末期〜90年代初期」のオマージュ。 もうWINKとカイリーミノーグしか単語が出てこないんだけど、あとなんだっけ。 デッドオアアライブ、デビーギブソン、そんなひともいたねぇ。好きだったわけじゃ全然ないけど、 恥ずかしい時代である。 しかもこのアルバム、音質や音のバランスだけはしっかり2002年のものになっていて、微妙に落ち着かない。そこがツボ。 今年いっぱいは「優れたアルバムです」と言い切れます。 |
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| スガシカオ「smile」 |
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1 Thank You 2 アシンメトリー 3 優等生 4 桜並木 5 青空 6 Go! Go! 7 サヨナラ 8 あだゆめ 9 はじめての気持ち 10 気まぐれ |
| 表面的にはシングル曲の「アシンメトリー」「青空」「サヨナラ」や、ドキュメントシリーズを 髣髴とさせるような「Go! Go!」が目にとまる曲といえる。派手目だし、悪くない。 でもこのアルバムの核は「Thank You」「優等生」「はじめての気持ち」で決まりでしょう。この3曲、 共通して心地よい気持ち悪さが残る。「Thank You」はともかく、あとの2曲は特にそう。 でもそれぞれ、すごくかっこいいんだよなぁ。「Thank You」の複雑な感情が入り混じった感じ、 すごく好き。遅いテンポのファンクに吐き捨てるように歌ってるのがいい。 「優等生」の間奏のコーラス「sweet smile!」は死ぬほどかっこいいね。アルバムタイトルはこっから取ったと思われるが、詩の中ではそのsmileは汚されることを望んでるのか。うーむ。 「はじめての気持ち」も、詩とメロディとサウンドが全く合っていないようで、すごくうまく調和してる感じ。詩の持つストーリーはまったくメロディとサウンドに合ってないんだけど、言葉の一つ一つはすごく合っているのは不思議だ。 スガシカオの世界観のなかには“自虐”“皮肉”を楽しむ要素があったが、今回さらにそのなかに “妄想”が加わった感じがする。傑作です。 |
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| Bonnie Pink「Present」 |
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1 Tonight, The Night 2 Losing Myself 3 Present 4 Need You 5 Home 6 Rope Dancer 7 Over The Brown Bridge 8 Can't Get Enough 9 Passive-Progressivism 10 Chronic Vertigo 11 Wildflower 12 April Shower〜四月の嵐〜 |
| 最近はプロフィールもほとんど公開していないと思うが、確かこの人は僕と同い年のはずである。それでもって、デビューも僕が社会人デビューしたのとほとんど変わらない時期だったと思う。 そんなわけで、熱狂的ではないけれど、ボニーピンクにはすごく身近なものを感じ続けている。 そもそも曲のよさとルックスにひかれて聴き始めたのだが、いろんな音楽を聴く中で、リアルタイムに「成長」を感じることができるアーティストは僕にとってこの人以外にいない。 自分のことを搾り出して書いているかのような詩が、いつも僕自身の今の立ち位置を再確認させてくれる。自分と同じ2X歳がどんなふうに社会や恋愛を感じているのか、調子がいいのか悪いのかさえもなんとなくわかるような気がするから勝手なものである。もちろん詩、曲、歌ともに天才的な感性の持ち主であると思う。 ここ数年は品質は上がっているものの地味な印象がついてきていたが、シングル「Tonight, The Night」のはじけっぷりは気持ちいい。また、いろんなところで言われているけれど「 Wildflower」の詩は泣ける。 すんげえ勝手なお願いですが、ずーっと歌いつづけてください。 |
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