かいたひと 柳家 松乃介
A素子と全ての事象から生る連続体の総称
箱の中に箱が在って、更に箱の中には又、箱が在る。
そんな場所で。
幾つかの数字と文字、絵柄や図形が対称に重なり合う。
いままでが変わり、これからが生まれ、制約に逆らうものは見えないだけ。
消えていくものは存在し、生まれるものは存在しなかった。
確認すれば渦を巻き、黙認すれば拡がりを見せる。
全ては或るひとつの直線上で、それで居て不明瞭に見えて。
ひとつのものから無限に近いものが生まれ、和を保とうとする傾向にあった。
例外と言う事象が一定期に発生する。
調節と呼称されたものに一時的に姿を隠され、
或る一定の周期に再発生するかに思えてならないが。
全ては同時に存在し、只、此処では確認出来ないだけ。
終始と呼ばれる境界線は未だ確認されていない。
選択は因果の掲示であり、道筋では無かった。
無作為な配列が法則と呼ばれるものに見えてしまうのは、
偶然や矛盾と呼ばれたものの働きである。
要や異常と言われてきたものが全てに存在し、全てに有り得無い。
混沌と言う名のものが他の事象を繰り返させているだけ。
神と名乗る太源素子は此処以外の何処かで確認出来る筈だ。
視線と言う虚像で見た未知と言う名の箱の中に、何が或るか。
私達は考える事しか出来ない。
天と査証されるひとつの空間が或り、其処で全ては一つに繋がって行く。
あとがき
蘊蓄を書きまくった作品です。
初めての人物が出ない話です。
文学的な言葉を事柄として解釈してみようと思ったのですが、
あまり知識が無く纏まりの無い話になったです。
でも味のある作品です。