かいたひと 柳家 松乃介
 
 
黒い羊
 
 
 白い羊と黒い羊が喧嘩して・・。
 いつだって勝つのは白い羊、負けた黒い羊は食べられちゃうんだ、白い羊に。
 黒い羊は気が付くと居なくなっていた。
 
 「明日の遠足は多分、雨で中止・・
  だって、楽しい事はそんな些細な事で壊されるから・・。」
 
 「あの人が帰って来た、沢山のおみやげ持って・・
  でも、私の知ってるあの人じゃない・・
  だってあの人は帰って来ると靴も脱がずに私に駆け寄って来るんだもの。」
 
 手を伸ばすといつもそこに貴方が居て。
 望むもの全てを私に与えてくれる。
 貴方になら解ってくれるかも知れない。
 私の本当に望む世界が。
 
 「明日の天気は晴れ・・
  午後は曇ってやがて雨になる、
  だって私がそう望んだから・・。」
 
 
 あとがき
 
 暗過ぎる話です。
 過去最低のローテンションに思わず苦笑ものです。
 別に私自身がこう思っている訳では無いんです。
 因みに『兆す哀しみ』『錆びたドア』とは話が少し連結しているのです。
 どの辺が?判らない人は掲示板かメールに書いて下さい、こっそり暴露(どっち?)します。
 こんな感じです。
 
 
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