+++ 第11音 +++
くんたまくんはライブレポには出しません。


2003.10.18、DRUM Be-1にて、メタルイベント、
『REVOFEST』
が開催された。
この『REVOFEST』は、『なん凄』主催のクリーチュア閣下がこれまたイニシアチブをとる『メタル』ライブイベントである。
メタルイベントというだけでもうホント血湧き肉踊るのである。

今回は軍は単身突撃という結構な冒険者であった。
すげえ楽しみだったのは、『なん凄』で強烈にしびれた『METAL GODS』が出るからである。
公言してはばからないが、おいらはHALFORDが大好きだ。
あの方は私をライブで泣かせてしまったほどのカリスマ性を持つ。
メタル歴数年の私がこれである。根っからのメタル野郎はどんだけ号泣すんねんみたいな感じである。
おっと、話が本家ハルフォードにそれている。いけないいけない。

今回、7バンドが出演するというかなり豪華なイベントであった。
出演順に紹介すると、以下の通りである。

1:Screaming Symphony
2:CreatureofsequentialdigitalnoizZ
3:MACBETH
4:HYDROPHOBIA
5:STARBREAKER
6:YOUTHQUAKE
7:METAL GODS

え〜っとホントにそういう順番だったのかはともかく、そういう順番だったということで話をすすめよう。
MACBETHとYOUTHQUAKE以外は、一度は聴いたことのあるバンドさんだったが、ううむ何とも豪華なバンド揃いだ。

まず、最初に現れたのが『Screaming Symphony』。
ボーカルの人が面白い。(←そういう感想ってアリなんか?)
冗談はさておき、以前よりもボーカルのパワーが上がっていたように思う。
軽妙なMCと豪快な歌で、メタルイベントの幕を開けた。
そしてScreaming Symphonyにつづき、主催者であるクリーチュア閣下の『CreatureogsequentialdigitalnoizZ』のSHOWが始まる。
余談であるが、受付で「どのバンドを観にきましたか」の質問に、「METAL GODSとCreatuerofsequentialdigitalnoizZです」とよどみなく答えられた自分が嬉しくなる程、閣下のプロジェクトネーミングはアナウンス泣かせ系である。(そういうの、私は大好きだが/笑)
デジタルサウンドが主流となるCr...zZは、メタルかどうかときかれれば、メタルであると断言はできないのかもしれない。
だけど、重厚なデジタルサウンドは心地よく、クリーチュア閣下の歌声とMCにどんどん引き込まれていくものがある。
皆いつのまにか拳を振り上げている。
強烈にたたきつけるデジタルの波に、皆で揺れている。
ウェルカム・メッセージを丁寧に述べるクリーチュア閣下。
そして、なん凄でもおなじみの、いつものとっても嬉しくなるような一言が。

『となりのLOGOSではパンクのイベントがあっているらしい。皆、今日の帰りにBe-1を出るときは、【こっちの方が楽しかったぞ!】という顔をして帰るんだぞ』

もちろん!(ちなみにこの日の帰りの私はすっげえ上機嫌であった)


閣下達が去ったステージ前にわらわらと人が集まってきた。
現代の若者ぽい服装の、何でも上目遣いでにらんでやるぜみたいなのがわらわらと。
それはどうみても『オレら 悪いのはだいたい トモダチィ、チェケラッチョ』とか言い出しそうなメンツである。
エッ今日メタルイベントだよね?
そこはかとない不安に軍を落とし入れつつ、次のバンド『MACBETH』の幕が開いた。


…パッ、パ○ウェーブ?
メンバーはフード付きの白い上下に目だけ出して顔を白い布で被っている。
しかしフードの下は赤い野球帽、で、ユニフォーム系な赤の混じった衣装。てか衣装なのか?アナタ達その格好で、その辺でさっきまでスケボーの練習かなんかしてませんでしたか?
そういう雰囲気である。
ちなみに皆口元を被っている。
だれがどうやって歌うんだ?
と思っていたらちゃんと後で現れた。

サウンドは重厚で、ボーカルも唸りを上げて頑張っている、割とデス系であった。
ま、「キレる20代を見せてやる!」と叫んでいたが、オイラは20代だけどそんなことしませんよと一歩下がってしまっている軍のさめっぷり。
どうしてかというと、ステージよりもステージ前の方がえらいことになっていたからだ。
盛り上がってきたのだろう、いかにもメンバーとトモダチィ、チェケラッチョ!みたいな方々が、手足を振り回し、格闘技ともダンスともつかないものを披露していたからである。
阿鼻叫喚である。
どうしたらそういう動きに結びつくのか定かでは無いが、とにかく縦横無尽に暴れ回る彼等に、周囲はどん引きであった。(遠い目)
見てて面白いというか、なにそれ。
というくらい圧倒される、その格闘技ともなんともつかない動き。
あれは見たものにしかわからない微妙さがあるよ。
あっでもね、さっきもちょっとふれたけど、演奏ね。
それ自体はオイラ嫌いじゃなかったですよ。
しっかりした演奏を披露していた彼等は、若いだけに今後伸びるんだろうなとか思いましたしね。

さて、不思議の世界を垣間見たあとは、『HYDROPHOBIA』のステージ。
これまたかっこいい。
何がかっこいいって、あのうなりですよ。
正統派だなあと思うようなデス系でござる。
まず何がすごいって、3人であんなに分厚いサウンドを作ることができるってこと。
NECRONOMICONというバンドもそうだが、だいたい3人でギターボーカル(今ビターボーカルと書こうとしたよ、何だよほろ苦いボーカルってのはよ)、ベースボーカルでデス系っていうのはかっこいいのが多いですなあ。
ほれぼれします、あの重低音ボーカル。
何言ってんのかわからないよ、と敬遠されがちなデス。
いいんだよ、何言ってんのかわからなくても。
『氣合』がびりびり伝わってくればいいんだよ。(いいのか?)
というわけで、金髪のギターボーカルのかたは、マイクにタオルをかけての唸りだったのがちょっと籠りがちで残念とおもったが、後に某から聞いた話によれば、あの方は直に通すと割れるくらいすさまじいボイスボリュームらしい。すごい。


唸りの余韻にひたりつつ、次はどのバンドだろうと一息つく。
すると、大学時に同クラスで同サークルだった、今は学校教師のO君が。
「あら〜、どうしたん?」
「俺んとこの学校の先生なんよ、次のバンドの人」
ぴんときた。(笑)
・・・ということは、次のバンドは『STARBREAKER』ということになる。
そしてそれはみごとに適中、オリジナルとIRON MAIDENのコピーでしっかりと聴かせてくれる、実力派の『STARBREAKER』のステージの幕開けである。
2曲目(だったかな?)に、好きな曲が始まったので、とうとう私はたまらず前に飛び出した。
メイデンの曲自体はあまり詳しくないのだが、御存知のとおり、正統派なメタルであるので、とまどうことがあまりない。
実に気持ちよく堪能した。
途中で織りまぜたオリジナルも、彼等らしい楽曲にいい演奏。
これまた彼等独特のコミカルなMCも交えて、実力派ならではのステージを終了した。


残るは東京の『YOUTHQUAKE』ともはや私の中では伝説である『METAL GODS』。
どちらもとても楽しみだ。
特に『YOUTHQUAKE』は、初めて見るバンドであり、以前より凄いと噂は耳にしていたので、とてもわくわくして待った。
どちらが先に登場なのだろう。
・・・・・という緊張感を破るかのように、登場は『YOUTHQUAKE』。
ぱっと見、ボーカル・ギター・ベース全員ロングヘアである。
ボーカルのHIYORIさんはバンダナを巻き、まるで海外某有名バンドのメンバーのようだ。かっこいい。
強面なんだろうか、そんな思いを抱えつつ、押し出される重厚な音のプレッシャーにたじたじである。
なによりも、一切の無駄のない、細身でいて筋肉質な身体から発せられる、HIYORIさんのボーカル。
めっちゃくちゃかっこいいのだ。
これぞ!!!という感じで、楽器陣に全く負けていない。
一瞬にして魅せられてしまう。
このステージ、流石としか言い様がない。
強面だと思っていたHIYORIさん。
ところが、笑顔がめちゃくちゃ素敵な、さらにMCも非常に慣れていて高感度抜群のさわやかナイスガイだったのである。
なんかもう会場のハートは一気に彼のものではなかっただろうか。
ベテランの格とはここまで違うものなのか。


しかし・・・・。

ゼ、ゼウスの妨害が…。

2曲目を終えてからの機材トラブルである。
静かに後ろ向きで仁王立ちになるメンバー。
その間をとても上手くつなぐHIYORIさん。
彼のMCの中で、一番心に残ったのは次のものであった。
客側から投げかけられた、この声。

『なんで○○レコード移籍したんだよ〜!!(泣)』

するとHIYORIさんは、ものすごく柔らかい満面の笑顔でさわやかにこう言った。

『…それはもっと上を目指すためだよ』

些細な会話だったと思う。
だけど、あの言葉をあれだけさらりと、しかもひとつの嫌味もなく言えるというのはすばらしいではないか。
この人は本当に魅力的なMCをするなあと思った。

そして3曲目。
今までのドライでタイトな楽曲と、流れが少し変わった。
それはまともに私のツボを直撃するものだった。
メロデスの要素が入ったのである。
その曲は強いて分かりやすく言うなら【SOILWORK】と【IN FLAMES】と【ARCH ENEMY】をまぜてヘヴィさを強くして割ったかんじ(←おいおい一般的にちっとも分かりやすくないよ軍さんよ)だろうか。
以降もそういう、全面的にメロを出すわけでなく、エッセンス程度にものすごくくすぐる箇所にメロをちりばめた曲が続き、もう何度も思わず泣きそうになったものだ。(←またかよ)
ツボをド突きまわすだけ突きまわし、YOUTHQUAKEのステージは終了。

そしていよいよ、『METAL GODS』である。
私は最前列キープで待ち構える。
最前列を見た限りでは、どうも周りは野郎ばかりのようだ。
多分『野郎率』は甚だしく高かっただろう。
なぜならばこのバンドがコピーするのはハルフォードとジューダスプリースト(分けて書くまでもないんだろうけど/笑)であるから。
SEが「エレクトリックアイ」。
期待が高まる。
引き続き始まったオープニング曲はレザレクションだった!!!!
もう野郎ともども軍さん男泣き。
クリーチュア閣下のハルフォードとオジーは、身震いするほど完璧なのだが、この日もまた、あの独特のハルフォードワールドを再現されていた。
観客は、とにかく熱いのである。
もうそこにメタルゴッドであるあの御方がいらっしゃるビジョンが脳内にたれ流されまくり、ソロ曲だけでなくジューダスの曲もこれでもかとばかりに繰り出される。
野郎共が吠え、唸り、声と拳をあげて歌う。
頭をちぎれんばかりに振る。
ジューダスの曲は、エレクトリックアイとペインキラーくらいしか知らないなあと、開始前少々不安だった軍。
何のことはない、始まってみれば完璧にまではいかねども、うっすらと知っている曲ばかりではないか。
あっ意外と知ってたんだね、軍。(笑)

しかし、なん凄でもそうなのだが、どうも最前列で夢中になっていると、後でレポを書く時にすっぽ抜けているということが多い。
というかすっぽ抜けている。
ということで、言い訳苦しいように見えるかもしれないが、ホントに頭の中がうれしさと興奮でいっぱいいっぱいでわけがわからなくなっててまともにレポできないことを容赦願いたい。
最後では、YOUTHQUAKEのベーシストAKIRAさんが参加されての演奏だった。
(後日HPを拝見したら、AKIRAさんはメタル紹介のコーナーを連載してあって、割と知っていたり好きだったりするのが入っていたりして嬉しかった。
紹介してあったCDのうち、早速気になっているものがあったりする。/笑)

なんともすごい感動と興奮の中で、メタルイベントは幕を閉じた。
こうしてイベントを通すと、メタルが好きな人たちのパワーが伝わってきて、それはそのまま軍にとっても『明日からも頑張ろう!!』という気力にかわるのだ。
メタルイベントを観たのはこれが初めてである。
期待以上にいい思い出となり、軍はこのイベントをすすめて下さったクリーチュア閣下に感謝の気持ちでいっぱいである。

最後に、閣下への感謝の気持ちと、出演者の皆様への感謝の気持ちと、次回このようなイベントに再び巡りあえることを祈って、このレポを終えることにする。




2003.10.18 at DRUM Be-1
REVOFEST
=GENOCIDE music entertainment presents=


Gun-T

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メタルは永遠にメタルです。






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