+++ 第12音 +++


2004.9.11。
この日に私が毎度とてもとても楽しみにしているイベント、
『なんか凄い奴ら復刻版』
が開催されました。
この通称『なん凄』は、だいたい3ケ月に一度開催される、コピーバンドのライブイベントです。
…はずだったが、前回のなん凄が2月だったので、今回はかなり間がありましたね。それだけに楽しみにしている者達の期待が一層募るというものでしょう!無論私も。
さて、今回のメンバーは次の通り。

1.LOUDです(LOUDNESS)
2.華月 祥&トミー富岡(オリジ)
3.陽陽座(陰陽座)
4.限界破麗II(hide)
5.聖飢魔IIGROUP(聖飢魔II)

お気付きのとおり、今回のなん凄には、オリジナルバンドが出演されています。
レポを基本的に『コピバン重視』でつなげたい為、2番目のオリジナルの感想を前もって述べることをお許し願いたいものです。

『華月 祥&トミー富岡』は、FMmimiの『羊が76.8匹』のパーソナリティーの華月 祥さんとトミー富岡氏が参加するバンドでございました。
トミー富岡氏は、イベント前にギター片手にウエディングドレスに身を包み、とてつもないおもしろオーラをぶっぱなしながらネタ(?)ソングを披露。
うっかりものの私は、最後のネタしか聴けませんでした。泣きたい気分。
ただ、氏の歌唱力はすごいというのは確実ですね。上手くて面白いというのはおいしすぎなのでは?
今度は是非フルで見たいものです。その機会が巡り来ることを祈るばかりですね。

本編出演2番目になる彼等は、トミー氏個人の時とは一転して、華月さんの素敵な歌声が響き渡るバンド形式でした。華月さんの声は、女性にしては低めで、はっきり言ってそういう声が私は好きです。普段の話声の渋さがたまらない。
華月さんは『Black Cat』『(すみません、タイトル不確か…)』『ひまわり』の3曲を歌い上げてトミー氏とステージをあとにされました。
随分と早い切り上げだなあとおもったら、『Ride Rich』というバンドに早変わり。
オリジナルバンドで、かっちりとまとまった演奏を披露。
コピバン大会ということで、ちょっとした違和感をおぼえないでもないが、やはりオリジナルは演奏のまとまりが違うなあと実感。
コピバン大会だからこそオリジナルのまとまりに気づくこともできます。
どうしても練習がままならないだろうし…。
この『Ride Rich』の演奏も、短かめに終わりました。

今回のイベントを通しての、前回までとの大きな違いはこのオリジがあるということですかね。
他のバンドが総て過去に出演したことがあるバンドだけに、より目を引くものがあるのですよ。そりゃあもう、チケットの時点で。

というわけで、前もってオリジの感想を述べさせていただいたところで、今回のそっくりさん達に受けた感銘を記していこうと思います。


まずは『LOUDです』。
私がラウドネスをことのほか好きです(オヒョイさん風)というのは、あまり知られていない事実かも知れませんが、多分知られていようがいまいがどうでもいいというのも事実です。
好きなわりに曲を知っていないと言うのもまた事実です。くどい。
彼等はScreaming Symphonyというバンドで、以前観たこともあります。
ああ、この人この人、みたいな。そんな懐かしさを覚えるヴォーカルの『アツシ』さんは、見事にTシャツが日章旗と化していました。ちょっと半端な。(失礼)
そして腰に巻くラメ布、ぴちぴちスパッツ。
ありがとう!!

その勇気が素晴らしいと思います。
そして、選曲も私が好きなものオンパレードで、どうしましょう状態。
『SOLDIER OF FORTUNE』『S.D.I』『IN THE MIRROR』『CRAZY DOCTOR』の4曲。
ところが残念なことに曲順を覚えていないという体たらく。スミマセンホント。

ヴォーカルはまさにミノル節炸裂な感じで、思わず笑んでしまいましたよ。
私は非常に高崎晃のギターが好きであり、アイライクギターオブアキラタカサキといったウソ英語が出て来る始末なのですが、特に今回のラインナップで好きなソロはクレイジードク…。

・・・晃ァ(の役)〜〜〜!!!!
ざんね〜〜ん!!!

スミマセンなんか偉そうに厳しくて…。(笑)
というかとってもとってもそれさえも楽しかったからということで、ここはネタとして上の残念をハタヨウク風に読み飛ばしていただきたい!
実際、全体通してかなり楽しみましたからね。
実力勝負のラウドネスコピーにおいて、限られた練習で頑張られたのだと思います。
LOUDですの皆様に感謝です。そしてオリジの方の活躍もお祈りしています!


そしてコピーの出演では2バンド目の『陽陽座』
前回でもお馴染み陰陽座のコピーバンドですね。
海里さんの袴姿も愛らしい、これまた独特の雰囲気までコピったこのバンド、実は私は陰陽座結構好きなので嬉しいのですよ。
『鳳翼天翔』『おらびなはい』『舞い上がれ』あとひとつちょっとタイトル不明です。

本来ツインボーカルの男性の方は、本家はベースの人だったと思うのですが、陽陽座は男性ボーカルだけの担当が。
ウエイトの多くを女性ボーカルが占めている陰陽座の曲で、どうするのだろうといつも思いますが、彼は自分のパートでない時も、ちゃんとステージ上を動き回り、盛り上げています。
人数が多いほど見た目にも華やかですからね、これは結構いいんじゃないでしょうか。
ちなみに今回から加入したというギターの方、上手だったですね〜!!

ただ、私の大学のサークルの先輩に雰囲気がそっくりで、ちょっと吹きそうになったというのは秘めておいた方がいいですかね。いいですよね。(出てますよ)
で、海里さんに一言。

ヅラだったんですね・・・。



さて、『限界破麗II』です。
ここもLOUDですのように、メンバーはオリジのバンドと一緒ということで、『BUG HYPER』というのが本来のバンドですね。
限界破麗IIは、hideバンドです。もう結構お馴染みですね。
私実はここのボーカルのかずぽり氏の高校、大学とおしての後輩でございまして、大学はサークルでも後輩でしたので、彼のステージングは結構観ているわけです。

天性のお調子者陽気な性格によるものもあり、かずぽり氏はうまいこと場を盛り上げます。
そしてまた、ステージ上の彼は、hideにそっくりなのです。
これは身内贔屓でも何でも無く、hide ファンの人達が口をそろえて『似ている』と絶賛するほどの似せっぷりでですね。
過去のあの下ネタ炸裂のMCはどこへいったのかと思うほどにきちんと楽しくお客さんに語りかけてみたり、自身楽しそうにいろんなエピソードを話したりしています。

曲も、有名どころばかりですね。
『ever free』『限界破裂』と何があったかな…。レポにもならないほどに記憶装置が曖昧な自分を呪いつつ、最後は彼等お約束の『D.O.D』で楽しく締めてくれたことはちゃんと覚えていますとも。

彼等のステージで特筆すべきことは、お客さんの前線移動率がかなり高かったということです。
hideのファンが多かったということでしょうか、多分それだけではないと思います。
限界破麗IIの魅力というか、そういうのもあると思います。
自然とお客さんが前に移動するバンド、そしてステージング。
やろうと思ってもなかなかできるものではないと思います。
それが例え『hide』というカリスマを重ねてのことだったとしても、それまでのバンドの盛り上がりにない熱を会場に与えたと言う事実は、なん凄に彼等が定番となっていることを意味するのでは無いだろうかとすら思います。



そしていよいよ!!
『聖飢魔IIGROUP』の出番です!!!!
相変わらずSEの時間が長いぞ、覚悟しろ!!!
そういう自覚をして最前列に陣取るお馴染みよめぢ氏とmad.m氏と軍。
今回の聖IIG(変な略してすみません)、なんとなかじ閣下と緒方長官、セゾン・マーシー和尚が仮世の仕事の都合によりご欠席という大層残念な事件が!!
2人の閣下の掛合いや、大人の魅力満載の長官、激似和尚を楽しみにされていた方も多かったかと思いますが、是非とも次回のなん凄に期待するしかないでしょうとも。

てなわけで、今回はメンバーチェンジが殆ど無いことが予想されたため、長いSEも今までほどじゃないだろうとちょっと期待していたりしましたことよ。
そうして始まりました、聖IIGミサ!!
スルスルと開く暗幕が、なんと長官の前で返しにひっかかりストップ。
クールに出て来るはずだったであろう、エース丸山長官代理は、すごい必死に暗幕をどけていました。
私達がまず目にしたのは、そんな光景だったのです。

なんとか暗幕を横に押しやり、ミサスタート。

1曲目『DEPARTURE TIME』で、皆ミサの空間へさあ旅立つことにしましょうか。
今回長官以外皆ワイヤレスでしたね。活発です。
しかしそのワイヤレスが、ゼウスの陰謀もしくは小泉首相の呪いにより、閣下に最後までしつこい妨害をすることになろうとは!!!
(でもちゃんとその呪すら、逆に武器にする閣下でしたね☆流石!)

2曲目の『ARCADIA』に先駆けて、陽陽座の海里さんをステージに招く閣下。
海里さんをコーラスに抜擢という、このイベントならではの豪華演出ですね。
ちなみにこの時の海里さんはヅラをとり、金髪のショートカットでした。新鮮な感じがしましたよ。

続きまして3曲目は赤い玉の伝説でしたが、最初のリフ、あれは某長官からのメッセージに違い有りません。
弾き慣れたものほど油断大敵だと。(笑)
ご自身のレポでなかじ閣下も触れてありましたが、長官のコーラスは良かったですね。
ご欠席の緒方長官も、コーラスは激美麗。どうもエースの座につく者の必須条件はコーラスが上手いこと…なんですかね?
というか絶対、この曲、リフやりながらコーラスって難しいと思うのです。
だってリフのパターン全然違うし、複雑だし、想像以上に難しいと思いますよ。

そんなこんなで、4曲目に入る前に招かれた人物が。
これまたもうすっかりお馴染み、毎度必ずステージに招かれるりす氏。
4曲目はアダムの林檎ということで、手には林檎を盛った籠。
演奏が始まり、りす氏はメンバーに林檎を手渡そうとステージを往復しますが、皆演奏で手一杯です。
りす氏大層困った様子でしたが、やがてスキを見ては林檎を受け取る構成員達。ホッ。
林檎は構成員の手から、参拝の皆様へと渡りました。
こういうのも、ライブの醍醐味。

5曲目は『1999 SECRET OBJECT』。疾走感漂うこの曲で、前半は終了します。
一旦引き上げる構成員達。
司馬殿下の演奏は、ここまで。後半は岡本殿下の出番です。
「また会おう」
閣下がそれだけ残して引き上げられたものですから、私はこのパターンを知らないお客さんが帰ってしまわれないかと間抜けな心配等していましたところ…。

始まりました、ぜにょん朋和尚のエンターテイメントタイム。
本家でもおなじみ『お習字』です。
さらっさらっと和尚が書かれたそのお言葉は…?


『夏体み』


…なつからだみ。

すると、そこにトミー富岡氏と司馬殿下がご登場、場を軽快なトークで盛り上げました。
しかもトミー氏は急にステージへ派遣されたということだったのですが、素晴らしい話術で参拝客を盛り上げる姿はやはりプロ。脱帽です。
そして…。司馬殿下の衣装がすげえかっこいい。
どうも聖IIGの男前担当な司馬殿下。
長身に黒い豪奢な衣装がとてもよくお似合いでしたね。
皆様ちゃんと映像におさめましたか?(笑)

そうこうするうちに、後半スタートです。
閣下の衣装がチェンジされていますね、これを見るのも楽しみです。
…と思いきや、ルーク田中参謀の衣装も変わっているではありませんか!!
参謀はステージングがダイナミックなので、煌かしい衣装がよく映えますね。
やはりルーク担当ならど派手に決めてもらったほうが嬉しいものです。素敵。
ドラムも岡本殿下にチェンジして、6曲目は『EL・DO・RA・DO』。
なんと後半1発目にエルドラドをもってくるあたり、いい意味でしてやられた気分です。
いいですね、エルドラド。
雄大な感じがして、なんか涙が溢れそうな、そんな情緒があって。

7曲目は『Kimigayoは千代に八千代の物語』。
曲の構成自体はシンプルなのですが、この曲はかっこいいなと思います。シンプルでかっこいいって、いいですね。ごまかしのない正統派といったところでしょうか。
これまたサビのコーラスがいわせませんよね。重要です、サビのコーラス。

8曲目には『BRAND NEW SONG』がきましたよ。この曲数の多さに、構成員の体力もヤバくなってきているんじゃないかと色々心配しているところで、9曲目の『有害ロック』。

有害ロックでは踊り指南役の司馬殿下と陽陽座の皆様、そして限界破麗II一部。(笑)
皆様揃っての登場で、ステージ上は夢の饗宴です。
参拝客も揃って踊ります。この楽しみもお馴染みになっていて、いつもながらにいいものですね!!

毎回思いますが、クリーチュア閣下はそういったところの演出というか、魅せ方がとてもうまいお方だなあと。
参拝客が喜び、一緒に楽しめるようなステージングをちゃんと盛り込んであるので、毎回わくわくするのです。
主催から出演まで、言い表せないほどに大変に違い有りません。こうやって私達が楽しむことができるのもそのおかげなんでしょうね。
計画をたてるだけなら誰でも出来ますが、それをこうやって形にするというのは、やはり相当難しいことですからね。

そして一抹の淋しさを覚えるラスト10曲目は、定番のエルドラドを途中に持ってきたことで、一体なにが来るのかと期待していましたが、スピード感溢れる『FIRE AFTER FIRE』が!!
最後の最後まで一気に燃え上がれといった次第ですかね。
エルドラド系でしっとり余韻にひたりながら終わるのも素晴らしいですが、この疾走感あふれる曲で終りを飾るというのもいいものですね、本当に。
最後の最後まで楽しい、そして名残惜しいステージでした。

ステージが終わっても、参拝客はなかなかロゴスを出ようとしません。
何故ならば、もう少しすると構成員の皆様が降りてこられるからですね。
撮影大会に突入ですよ。
打ち上げで話をするというのも有りですが、ここは魔姿の構成員とコミュニケーションがとれる貴重な貴重な場ですから、皆近付きたい構成員を探すのに一生懸命です。
そういう光景もお馴染みで、楽しいなあと思います。

コピバン、それは『真似る』ということを前提にして考えるだけでは言い表わすことができないと思います。
何故真似るのか。何のために真似るのか。
真似た先に何を見るのか。何を思うのか。
そして、何故本物でないと分かっているのに、私達はそれを楽しみに観るのか。
何故本物で無いのに、私達はこれほどに心を弾ませ、一緒に歌い、笑い、感動し、満たされるのか。
感じるところは皆それぞれだと思いますが、少なくとも『たかがコピバンと侮ることなかれ』ということだけは言えるでしょう。
1回観たからもういいや。そういう薄っぺらなものだったら、このイベントはこんなに続いていないと思いますし、同じバンドが続けて出演するということも有り得ないと思うのです。
このイベントを楽しみにしている人はまだまだ沢山居るのではないでしょうか。
実際、お客さんが増えてきているように見受けられます。
次回のなん凄が開催される折には、是非私達をあっと驚かせ、楽しませ、感動させてくれるようなバンドがまた観れることを願っています。



すべての親愛なる『偽者達』に、再び会えますように!!





2004.9.11 at DRUM LOGOS
なんか凄い奴ら復刻版
        〜偽者達のさらなる夏休み延長計画〜』



Gun-T

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そして、ウソのような怒濤の打ち上げも…。
コレあってこそのなん凄。(笑)

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=付録:S2Gセットリスト一覧=
1.DEPARTURE TIME
2.ARCADIA
3.赤い玉の伝説
4.アダムの林檎
5.1999 SECRET OBJECT
和尚エンターテイメント
6.EL・DO・RA・DO
7.Kimigayoは千代に八千代の物語
8.BRAND NEW SONG
9.有害ロック
10.FIRE AFTER FIRE







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