岩渕(26歳)はライブ前日に弦を張り替える癖がある
つまり一日弾いたところで弦はまだ一週間は持つはず
しかし人間の血液には塩分の他に脂肪分も含まれており
翌日までに「腐る」事が十分考えられる。
そこで岩渕(25歳)は悩んだ。ギターの弦は安いようで高い。
このままおめおめとかわいい弦が死んでいく様を見ていられない・・・と。
しかし中指からあふれ出る血は留まる事をしらず
終にはピックアップをも真紅に染めていった。
「俺もこのまま死んでしまうのか・・・・」
走馬灯のように懐かしい思い出が頭を過ぎる中、岩渕(24歳)は思った。
その時!!!ギター神様がが舞い降りて来て
「お前の弦はこの金の弦か、銀の弦か」
と、問いただしたのだ。
岩渕(23歳)は考えた。
・・・・・金は世界中のレートなだけでは無く健康食品でもある。
しかし銀は嘗て皇族も毒除や魔除けに使用した神秘的な金属。
悩んだ挙句に岩渕(22歳)は答えた。
「私の弦はこの血塗られた瀕死のスチール弦です」と・・・・
するとギターの神様は答えた
「お前のような正直者は初めてだ。」
・・・
岩渕(21歳)「・・・・」
・・・・・
ギターの神様「・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。どっちもくれるんじゃねーのかよ。
世の中「正直」が一番。







だからなんなの?とかいう苦情は一切受け付けない。