
夏の羽音
通り過ぎた雨が
君をここに 連れてきた
つま先立ち 繰り返す
濡れた 足元胸が鳴る
小さくなってく 君の背中
いつまでも いつまでも見送っていたよ
雲をつかみ 虹を滑り
何処までも 何処までも見送っていた
空よぎる羽音が 僕に呼びかける
止まらない想いが 向こう岸に届くよ
流れ行く雲が
夏の終わりを 告げていた
人混みを 目で追う
君の横顔 胸が痛む
遠くなってく 君の姿
いつまでも いつまでも見送っていたよ
言いたかった 言えなかった
言葉が何処までも君を追いかけてく
空よぎる羽音が 切なさだけ残していく
終わらない想いが 向こう岸で手を振る