◇◆最後の日◆◇

「ご飯出来たよ〜!!」
は、20歳。両親は私が5歳の時に交通事故で死んでしまった。

「おぉ〜今日は肉じゃがかぁ〜の料理もおふくろの味に似てきたよなぁ〜 ビール♪ビール♪」
これが、1番上の昌行兄ちゃん。5歳の時から、私のお父さん代わり。そしてみんなを支えてきた。
みんなというのは・・・

続いて降りてきたのが、次男の博兄ちゃん。昌行兄ちゃんがお父さんだったら、博兄ちゃんはお母さんかなぁ。
そして、三男の快彦兄ちゃん。快彦兄ちゃんはお父さんだったりお母さんだっり1番うるさいかもしれない(笑)
五男の健ちゃん。お兄ちゃんなんだけど、みんなが健ちゃんって呼ぶからいつの間にか私も健ちゃん。
六男の准くん。准くんも健ちゃんと一緒。私のすぐ上のお兄ちゃんだから怒られる時は、何故かセット。
そして、1番最後に部屋に入って来たのが、
四男の剛くん。一見クールなんだけど、ここって時にビジっと言ってくれる本当は心優しいお兄ちゃん。
この7人が、私の家族。

昌「みんな。揃ったな!では、いただきます!」
 「いただきま〜す!」
7人が揃うってことは、ごくまれで1年に1回あるかないか。そう今日は特別な日なの。

博「うまいよ〜この肉じゃか。腕上げてきたなぁ〜(笑)」
健「マジでおいしいよ!!」
快「そういやさぁ〜昔が生まれた時、剛と健と准でを取り合いしてたよなぁ〜」
博「俺の妹だって!言いながら。みんなの妹だって(笑)」
准「そんなの覚えてないよ〜!!」
快「そんなが、昔家飛び出したことあったよなぁ・・・」


3年前・・・・・
高校3年生だった私は、何に反発してたのイライラした日々を過ごしていた。
そんなある日
「こんな家出って行ってやる!!!」
昌「あぁ〜 そんなんだったら、どこへでも行っちまえ!!」
売り言葉に買い言葉だった。私は行くあてもなく家を飛び出した。
公園に着いた時には、ポツポツと雨が降り出してきた。
しばらくして、
准「やっぱりここだった。」
健「は、嫌なことあったらすぐここに来てたもんな。」
准「今、みんな分かれて必死に探してるよ。昌行兄ちゃんも本心じゃないんだって。だから帰ろう。」
「・・・・」
健「なっ、帰ろう。」
そして、傘も持たず私のことを捜し回ってくれた2人と一緒に家に帰った。
家の前には、博兄ちゃんが待ってて
博「!!」と、言うなり ”バシッ!!” 私の頬をぶった。
博「どれだけ、心配させればいいんだ。後で、昌行兄ちゃんにも謝っとけ。いいな!」
それだけ言うと、家の中へと入って行った。
いつもは、温厚な博兄ちゃんが始めて怒ったかもしれない。
快彦兄ちゃんと剛くんも戻ってきて、
剛「無事見つかったんだ。良かった〜」
私は、その場にいづらく家の中へと駆け込み、
「昌行兄ちゃん、ごめんね。」それだけ言って自分の部屋へといった。


健「あん時は、大変だったよね。」
准「俺、博兄ちゃんが怒ったの初めて見たかもしれない。いつも昌行兄ちゃんの役目だったでしょ!?」
博「なんでぶっちゃったんだろうね〜!?昌行兄ちゃんの代わりにだったのかなぁ。」
昌「俺も博がぶったって聞いて、俺の役目は!?って思ったよ!(笑)」
 皆の笑い声が響く中、
「・・・・」
快「ん〜 !?どうした?泣いてんのか?」
「・・・私、みんなと離れたくない!!ずっとここにいたい。」
昌「何言ってんだぁ〜今更。明日、結婚式だろ!」
「わかってるけど、みんなと離れたくないんだもん!」
剛「あのさぁ〜 これからは、真くんが幸せにしてくれるんだろ。」
博「そうだよ。みんな、 明日のの花嫁姿楽しみにしてるんだから。」
健「俺なんか泣いちゃいそうだもんなぁ(笑)」
准「健ちゃん、泣きそう!!」
健「うっせえ〜!」
昌「もう後は、俺達で片付けるからお前は早く明日の準備しろ!なっ。」
「・・・うん。わかった。」


次の日
昌「は、もう会場に行ったのか・・・ん〜?」
机にある手紙を見つけた。みんなを代表して読んだ。

6人のお兄ちゃんたちへ
  今まで我儘ばっかり言ってごめんなさい。
  ほとんどお父さんはお母さんの記憶がないけれど、家には何人ものお父さんやお母さんがいてくれるから
  私は、本当に幸せでした。
  今まで、育ててくれてありがとうございました。
  今日、結婚します。真さんと一緒に幸せな家庭作ります。
  本当なら、直接あいさつしたかったんですが、顔を見るとなんだか照れくさくって、手紙にしました。
  最後に、私はお兄ちゃんたちの妹で本当に幸せです!!!
                                             

健「昌行兄ちゃん読みながら泣いてるよ。」
昌「うっせぇ!お前だって目ウルウルしてんじゃねぇか。」
快「まぁまぁ〜早く用意して式場行こうぜ!」
剛「どうせ、みんな式の最中泣くんだし・・・」
昌「なんか言ったか?剛。」
剛「い〜え。」
博「早く準備して!」
准「は〜い!」

そして、6人は式場へと向かった。


どうなんでしょ!?
しおりさんからのリクで6人兄弟の末っ子に設定をとあったので、こんな話に。。。
希望通りのドリームになってないような気がしますが、ご了承くださいませ。
ちょっとタイトルが、話と合ってない気がしますが、そちらもご勘弁を(ToT)