◆◇ヘイオンナキュウジツ◇◆



普通のどこにでもある、平穏な光景。
ただその平穏な日を一緒に過ごしているのが、アイドルタレントっていうだけで。
あたしにその意識はないけれど。
ただいつもと違うのは、最近疲労のために、慢性してる偏頭痛がひどいってだけ。

「調子悪ぃ〜の?」
「うん、頭が痛いだけだよ・・・。」
あたしの隣にいる天下のアイドル、井ノ原ヨシヒコ氏。
たまの休日があって、天気がいいから彼んちのバルコニーでひなたぼっこ。
「お前は無理するからなぁ・・・。」
でかい声で耳元で笑わないで・・・。響くんだから・・・。
「薬は飲んだの?」
「うん、でも常用してるから、利かないみたいね。」
無理して作り笑いはするけれど、口元引きつってるだろうなあ・・・。
突然イノッチに抱き上げられて、心臓が止まりそうになる。
「ちょ!ヨシヒコ!!何・・・?」
「ちゃんと横になってなさい。」
そう強引にベッドに横にさせられた。
でも眠くなんてないんですけれど・・・??
「いいか〜。頭痛は睡眠不足も関係あんだぞ。だからちゃんと寝ること!」
昨夜遅くまで連れ回した当の本人に説教はされたくないぞ・・・。
「返事は??」
「はぁ〜い・・・。」
「じゃあ俺ここにいるから、ちゃんと寝ろよ。」
ベッドの脇で雑誌を読み始めて、何か安心していつの間にやら、眠りに落ちたみたい。

「・・・くるしい〜・・・」
突然の息苦しさに目を覚ますと、あたしの鼻をつまんで笑ってる井ノ原氏。
「ははは、やっと起きた〜!!」
「寝ろっていったり、起こしたり、どっちなのよ・・・。」
ちょっと不機嫌になって起きあがると、相変わらず満面の笑顔で。
突然抱き締められると、なおのこと苦しくなる。
「どぉしたの〜・・・?」
「ん〜、せっかく一緒にいるから、一緒にお昼寝したいなぁ・・・、って。」
「じゃあ、一緒にお昼寝しよっか・・・。」
子供のように嬉しそうに笑うと、あたしを腕にすっぽり包んでくれる。
「お休み・・・。」
平和な休日。何もしなくても、一緒にいられるだけで、幸せだよ。


(言い逃れ)
最近こういう過ごし方も嫌いじゃないかも・・・。
前はどこかしら連れ回してくれないと、怒っていたのに(苦笑)。
ふーこ嬢、よかったらもらって。


久美vvv投稿2作目ありがとう!!!
こんな休日を私も過ごしたいもんですね〜
もちろん隣には剛さま☆がいて欲しいっす!!(爆)