●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2001(平成13)年12月 2日(日)
FROM THIRTY(オリエンタルプラザ5F)
某団体 クリスマス・パーティー
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
個人的に、Heart of hearts初体験となったこのライブ。これ
はいわゆるライブ・イヴェントではなく、僕が所属しているとある団体(事情が
あって、名前は伏せますが)で毎年恒例のクリスマス・パーティーをやっている
んですが、その演目のひとつとしてHeart of heartsのライブを
行った、というものです。これは、ドラムのYOUさんがこの団体の関係者であ
るということから実現の運びとなりました。
それまで歓談タイムやらYes・Noクイズやらで盛り上がっていたイヴェン
トの中盤、司会の方が「本日Heart of heartsというバンドのみ
なさんがいらしてくださって、ライブをやっていただくことになりました」とバ
ンドを紹介、場内からは拍手と歓声が。…それはいいんだけど、バンドがステー
ジに登場してすぐに演奏、というわけではなく、メンバーそれぞれ準備や機材の
チェックをずっと行い、ようやくライブとなったのは司会の方の紹介から10分
ほど経過したころ。普通、準備万端整ってから司会の人がバンドを紹介するもん
じゃないのかなあ、とかフト思ったりして…。ま、ともかくこうしてライブが始
まったのでした。ではレポートをどうぞ。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ようやくメンバーそれぞれ準備が完了し、まずはSYUさんからお客さんへの
挨拶と、バンドについての簡単な紹介が。「バンドとしては約5ヶ月ぶりのライ
ブなんで、久し振りなんですけどがんばります」とのSYUさんのMCに、場内
からは暖かい拍手が。そんな空気を打ち破るように、「カモーン、Hitosh
i!」の強烈なシャウトでHitoshiさんのギターが唸りをあげ、1曲目の
「明日」が勢いよく滑り出した。ハードで骨太な演奏と、メロディアスで耳に心地
良い歌、まさしく僕好みのスタイルで、おっと身を乗り出す。A・Bメロのウェ
ットな雰囲気と、サビの疾走感の対比もいい。ギター・ソロもテクニック指向で
はなく、あくまでキャッチーなメロディーを主体にしたもの。どこを切ってもこ
れはいい、という感じで…というわけで、この最初の一曲で、個人的にすっかり
気に入ってしまったのでした。もちろん他のお客さんもいい感じ。
1曲目から早くも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたバンドに対し、場
内からも大きな拍手が。しかしSYUさんは「まだ、みんな雰囲気が硬い感じな
んで…みんな盛り上げようぜ! ついてこいよ!」と場内をあおる…が、お客さ
んの側が、みんなこういう形式のライブには慣れていないのか、それなりに盛り
上がってはいるものの雰囲気がなんかヘン(きっとバンドもやりにくかったと思
いますが…)。ひとしきり場内をあおった後、「次の曲はハードなナンバーなん
で、座っている人も立って、みんなで盛り上がってください」とのMCから「N
AKED」へ。こちらもキャッチーな歌メロを主体にした、疾走するビートが心
地良いナンバー。ベース・ソロ〜ギター・ソロ後に一度曲を止め、SYUさんが
メンバー紹介。各メンバーがコールされるたびに、客席からは大きな歓声が。曲
が再開してからも、圧倒的なドライブ感はそのままに、終盤まで一気に駆け抜け
る。カッコイイ歌と演奏に、こちらも大きな拍手が沸き起こる。
SYUさんが「次の曲は“ひとりで泣かないで”っていう曲で、知っている人
は一緒に歌ってください」とMCし、始まった「ひとりで泣かないで」は、前2
曲とはうって変わったミドル・テンポのソフトなナンバー。素朴で切ない感じの
曲で、こういうのもいいなあ、としみじみしながら聴く。ヴォーカルがかなり高
音域が続く曲で、SYUさんの声が出なくなる場面があったものの(というかあ
のキーはかなり地獄のはず…)、胸に届くいい歌だ。曲終盤のHitoshiさ
んのギター・ソロでは客席からも声援が。そのままバンド全体でスロー・ダウン
して曲は終了。
鳴り響く拍手の中、SYUさんは「次の曲は新曲なんですけど…」と説明。そ
の“新曲”という言葉に反応して一部の人から笑いが起きるが(というか、別に
笑うところではないような気が…)、SYUさんはそのまま説明続行。「7月の
ライブ以来、ずっとレコーディングをしてて…。レコーディングは本当に大変な
ものだっていうのがよくわかりました。次にやる曲は、そんな中でできたいくつ
かの新曲のうちのひとつです。まだできたばかりで、うまくやれるかどうかわか
りませんけど、一生懸命やるんで聴いてください」…そして、本邦初公開となる
新曲「BE FREE」が始まった。こちらも、最初の2曲の流れを汲んだ良質
なロック・ソング。むむーいい曲だなあ。場内の盛り上がりもいい感じだ。
続いては「Happy Birthday」。こちらもノリのいいナンバーだ
が、この曲もヴォーカルがかなりキーが高く、SYUさんは歌っていてちょっと
ツラそうな感じだった(それでもがんばってちゃんと歌っていましたけど)もの
の、バンドのパフォーマンスも客席の反応も上々。盛り上がりの中、演奏された
ラストの曲はHeart of heartsを代表する超名曲「Girl」。
バンドとオーディエンスが一体となったいい雰囲気の中、ライブは無事終了。盛
大な拍手と歓声に包まれながら、バンドはステージを下りたのでした。
ということで、大好評のうちにHeart of heartsのライブは終
了したわけですが、この後もパーティー自体はさらに続き、場所を変えて2次会
3次会と続いていったわけですが、Heart of heartsのメンバー
は自分の出番が終わったにもかかわらず引き続きパーティーに残ってくれ、さら
に2次会にも参加していただいたのでした(感謝!)。そしてそこで、一週間後
に開催されるライブ・イヴェント「サウンド・シャッフル6」のチケットを手渡
されたのでした(確かこーじさんからだった…ような気がします)。実はこのラ
イブの日は予定が入っていたんですが、そんなのはいいから絶対聴きに行くぞ!
と固く心に誓ったのでした。
ライブ・イヴェントではない、ごく普通のイヴェントでのライブということで
(さらに久し振りのライブということで)、バンド側も手探りの部分があったと思
いますし、お客さんの側もこの手の音には慣れていないんだなという雰囲気があ
ったりもしましたが、なんだかちょっとアットホームっぽい感じでとても盛り上
がって楽しめました。
よく練られた良質な楽曲を、高水準の歌唱・演奏で見せていく…という、ある
種理想的なライブ進行で、これが初めて見るバンドとは思えないほど、あっとい
う間に虜になってしまったという感じで、単純にすごくよかったです。
そして一週間後、十六番倉庫において再び彼らのライブを体感することに…。
(SET LIST)
1:明日
2:NAKED
3:ひとりで泣かないで
4:BE FREE
5:Happy Birthday
6:Girl
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
→ライブレポート
→トップページ