JEN「うーん、そうっすねえ・・・・・・ロックバンドというものになりたかったとは、
そんな思わないかもしんないですけど・・・・・・刺激的にはしたかった。音を含めて、
っていうことだったのかもしんないですけど。それがどうしてもそういうロックテイスト方向に出た感もあるかなと、
個人的には思いますけど」
中川「こないだもレコーディングしてて、オルタナっぽい感じのニュアンスが出たときに、
桜井の中でのオルタナの取り方っていうのはたぶん、全然違うだろうしっていう。
表現はしてるけど、結局その、いわゆるポップな人だと思ってて。そういうことに対しては」
田原「僕はわりと、まあ確かにJAPANだからっていう喋り方をそれなりにするんでしょうけど(笑)。
結構あれ、僕はショックだったんですよ。で桜井は曲でバンドを引っ張っていくって言ってたじゃないですか。
でもほんとに引っ張られちゃってて」
JEN「はははは」
田原「今はもう、そういうふうに言われて、引っ張られてて、じゃあもうやるしかないっていうか。
そんな感じかな。でもほんとに『Q』やってる時に、
"youthful days"のでもとか録ってたりとかもするんですけど、それをちゃんと本チャンにレコーディングする前、
だからエコパとかあの辺してる頃に、新幹線の中で聴いてて、こんないい曲だったんだっていう。
だからやっぱ、今回のツアーを通して、いろいろ気持ちが変わってきてる」
●なるほどね。だからね、俺こう思うんですよ。
今中川君が言ったように、ロックが何がっていう以前に、音楽っていうものに対しての、
みんなそれぞれのバラバラな感情と自我っていうもんがあって。でも、今ミスター・チルドレンをやろうっていうところに対して、
4人とも腹を括ってる気がするのね。それは桜井君の世界観をやろうでもなければ、俺の個性を主張しようっていうのでもなくて、
ミスター・チルドレンていうものの個性を出すための、ものすごい腹の括り方をした結果、
俺はこの"youthful days"っていう――これはほんとに傑作だと思うし、
絶対この曲は記念碑にならなくちゃいけない曲だと思うし、そういう曲が生まれたと思う。
田原「いや、俺はもうそのとおりだと思う」
JEN「あ、それはあります、うん」
田原「あ、もうそうっすね。だから久々にJAPANのフェスティバルみたいな、
燃えるような。あれもすごく刺激になったし。だから、今日終わっちゃうんだけど、あんまりそういう気持ちにはならないっていうか」
●なるほどね。あんかセンチメンタルな感情よりも、この後に対する、押し寄せる波みたいな。
田原「そうそう。それがひたすら楽しみ」
JEN「ちょっと前とかだったら、ライヴとレコーディングって、どっかしら分けないとできなかった気がするんですけど、
もう一ヶ月ぐらいやったら、ライヴでもレコーディングでも、あんま意識変わんない気はしますね、
だから。演奏するということとか」
中川「ぎりぎりだよね。ツアー中にレコーディングも、良し悪しの場合があるしね。
"youthful days"や、カップリング録った時はすごいいい感じだったけど、横浜前のレコーディングとかは全然集中力もなかったし」
JEN「(笑)なんかボーッとしちゃって。良し悪しの判断もつかなくなって。
でまあ、それで沖縄来る前、ほんとは4日間あったんですけど、2日間でやめて」
●なるほどね。ああ、でもほんとにこの2ヵ月で、いろいろやってきたんだね。
JEN「そうっすねえ。ただ僕、ほんとに、レコーディングやった後のほうが楽しくて。
特に初期の曲なんてもう全然やってなかったから。それやれることだけでも結構今、おっきいかな。
逆にそういう感じをやってからレコーディングしてるのと、全然違うというか」
●オッケーです。最後に、このツアー中ですごく印象に残ったことっていうのは、どういうことがありましたか?
中川「俺は個人的には、JAPANのフェス。いろんな人聴いてるなあっていうのが見えましたよね」
●ああ、確認した?
中川「うん。聴いてくれてんだなあっていう。いろんな人が聞いてるんだというところをポンと見たときに、
ああそうなんだなあと思って。で、それ以降はなんかすごい、今までってどこかこう、何度も来てる人たちがいるんだろうなとか、
昔から知ってると、インターネットとかで『あたしはファン歴何年です』とか、それが自慢になってたりする人たちもいたりとか、
そういうのがどっか残ってたりとかしてたんだけど、なんか、あの辺りでいろんな人が聴いてくれてるって感じた時に、
なんか・・・・・・ものすごい、ステージが、楽になったっていうか」
●ああ、なるほどね。もうステージの上だけで気張らなくていいんだっていうか。溶け合っていける感じ?
田原「それが実感として湧いたのはやっぱJAPANのフェスで。俺、JAPANを見て、
まあ変な言い方したらJAPAN的層ってのがあって。でもそういう人にも、僕らもずっと"終わりなき旅"とかああいう曲が、
毎日の生活の中で絶対頭の中に流れているといつも思ってたから、それをほんとに確認できたっていうか。
あれは、すごい・・・・・・」
JEN「よかったよねえ(笑)。あれは大きかったですね、ほんとに」
田原「そう、ほんとにいいツアーだった、昨日"1999年、夏、沖縄"やったでしょ?あれ2年前の曲でしょ?
で、なんか今ニューヨークああなってるでしょ?なんか、途轍もない曲にまたなってるなあと思って、昨日はびっくりしたな」
JEN「うん、そうっすね。意外とその時その時のことより、全然前よりもっとおっきいタームで回ってることの中で、
カチッと会う瞬間ってあるんだなあと思って。最初怖かったけど」
●そうなんだよね。その時にこうやって沖縄にも来たわけですよね。
JEN「そうですね」
●とりあえず今日、もうあと15分ぐらいですから。
JEN「あら?もうですか?あははヤバい。着替えなくちゃ」
●はじけましょう、これから!
JEN「イェ〜イ!」
田原・中川「はい!」
これは去年(2001年)の11月の雑誌です。だからきっとほとんどの人がもってるんやろうなぁ〜と思いつつ。笑
なんか今ほんとに充実してるんですね。なんか見てて勝手に嬉しくなります^^