(第1回 SUPER EUROBEAT)

はじめに

一概にEUROBEATといっても自分でもよくわからないので、今回は最もポピュラーな「SUPER EUROBEAT」を中心に話したいと思います。
多少不備もあると思いますが気になさらずにご覧ください(笑)。

SUPER EUROBEAT のはじまり

AVEX TRAXからSUPER EUROBEAT(以下SEB)のVol.1が発売されたのは1990年のことです。それがユーロビートの始まりではないでしょうか。当時はジュリアナが全盛期を迎えつつありましたが、その横ではマハラジャというディスコも大いに盛り上がっていたそうです。この頃、最も有名な曲の一つとして「KING&QUEEN」があります。
その後、シリーズは着々と伸ばし、93年にパラパラができたといわれています。また95年頃には安室奈美恵withスーパーモンキーズが有名曲「TRY ME」「SEASON」、V6が「MUSIC FOR THE PEOPLE」、MAXが「SEVENTIES」をカヴァーしたりと、見えないながらもかなり活躍していました。
97年、各地のディスコが閉鎖していく中、ついにはマハラジャもその幕を下ろすこととなってしまいます。それらにかわって、世間ではクラブというものが流行していきます。SEBはさらに勢いを増していき、この年SEBがアニメ「頭文字D(イニシャルD)」のテーマソングに用いられました。
そして、運命とも言うべき98年、「SMAP×SMAP」で木村拓哉が「NIGHT OF FIRE」のパラパラを踊ったことにより、世間にユーロビート、パラパラが大ブレイクします。
99年、2000年にかけても衰えは見せず、こことぞばかりに様々なレコード会社がアニパラ(アニメパラパラの略)、J-POPのパラパラ(ラヴマシーンのパラパラがあるのには驚いた)、プロ野球チーム・読売ジャイアンツのパラパラをつくったりと、ユーロビートは大いに盛り上がり、その中でもAVEXのつくった「ミッキーマウスパラパラ」にいたっては2000年のNHK紅白歌合戦にまで使われる勢いでした。
2001年に入り、SEB.120が8月にリリースされましたが、最近は少々衰えぎみな感じです。そんなこと言ってるとAVEXに怒られそう(^^;

SUPER EUROBEAT の特徴

SEBの特徴として、
・ベースは四分音符。
・J-POPに似た展開。メロA→メロB→サビといった感じ。
・歌詞に重きをおいている。そこがハッピーハードコアとの大きな違いか。
また、SEBにも哀愁こもったナンバーもあればロックっぽいナンバーもあります。ただ単に速いBPMでガンガン突き進むナンバーばかりではないんです。そこは要チェックです。
みんなに聴かせると、よく「リズムが単調」とか「重低音がない」、「展開が単純だから眠くなる」という返事をもらいます。そのためか極端にユーロビートを嫌う人がいます。まあ、それはそれでいいんじゃないかな。おそらく分かる人にしか分からないんだろうな。

SUPER EUROBEAT を知るなら

SEBシリーズはかなり出ているので、とりあえずは「BEST OF EUROBEAT 199X」やVol.がキリ番(50、60、70など)を聴くのをすすめます。
余談ですが、Vol.50以降のキリ番のSEBって、オリコン上位にはいってるんだよね。
CDを一つ一つ聴いていくのもたいへんなので、ここでは代表的ナンバーを紹介。本当は収録ナンバーも紹介できればいいんだけど(涙)。

ナンバー名 アーティスト 一言
TORA TORA TORA DOMINO MAXがカヴァーした原曲。「トラ・トラ・トラ」って…やっぱり昔の人には問題があるんじゃ。94年モノ。
TRY ME LOLOTA 安室奈美恵がカヴァーした原曲。個人的にはこっちのほうが好き。93年モノ。
KINGDOM OF ROCK DAVE RODGERS V6がどうやらカヴァーしたらしい(名はBE YOURSELF)。ユーロビートの中では渋めでかっこいいのでお気に入り。98年モノ。
ANNIVERSARY DAVE, DOMINO& VIRGINELLE 大阪プリンとかいうのが「なんかちょうだい」というカヴァーをした曲。やっぱりこっちのほうがいいって。99年モノ。
REMEMBER ME LESLIE PARRISH ヴォーカルの甘く、しかし力強い歌声でかなりの人気があります。97年モノ。
BOOM BOOM FIRE D.ESSEX ちょっとどこかで聞いた事がありそうなフレーズが出てくる。そんなことおかまいなしで熱いナンバー。97年モノ。
NIGHT OF FIRE NIKO ユーロビートブームの火付け役といわれるナンバー。この曲知らずしてユーロビートを語るべからず!?でも、あの某グループのカヴァーは…。98年モノ。
SPEEDWAY NIKO NIGHT OF FIRE 後の期待のナンバーといわれる。相変わらずヒートしてます。2000年モノ。
1 FOR THE MONEY 2 FOR THE SHOW NIKO NIKO のファースト・ナンバー。この頃から彼は熱かったのか。98年モノ。
KING & GUEEN KING & QUEEN 古いがいまだに人気がある。91年モノ。
MICKEY MOUSE MARCH DOMINO 2000年最も流行ったユーロビート。パラパラもみんなで踊ってたなあ。2000年モノ。
SEVENTIES MEGA NRG MAN MAXがカヴァーした。原曲は男性が歌う。かっこいい。94年モノ。
SEASON KING & QUEEN 安室奈美恵がカヴァーした。94年モノ?
MY ONRY STAR SUSAN BELL 「頭文字D」といえば、この曲らしい。97年モノ。
RUNNING IN THE 90'S MAX COVERI これも「頭文字D」の代表曲。思わず車のアクセルを踏みたくなる(^^;
97年モノ。
HARMONY VALENTINA これも安室奈美恵がカヴァー。「HARMONY MARMONY DO YOU REMEMBER ?」のフレーズが大好き。94年モノ。
TOO YOUNG TO FALL IN LOVE EDO 「恋をするには早すぎない?」というフレーズで始まる。これがかっこいい!その後は英語で…98年モノ。
REALLITY DR'S GIRL ぎこちない日本語のフレーズが特徴。でもそれがいい味をかもし出す。95年モノ。
STOP THE MISIC SOPHIE 哀愁ナンバー。悩ましく艶のある声にメロメロ。「さよならは愛の言葉…」というフレーズで日本でもカヴァーが出ているらしい。92年モノ。
GO GO DANCE GO GO GIRLS 某グループがカヴァーしていますね。原曲はもっと元気があります。2000年モノ。

補足
前にキリ番をかじるといいと言いましたがVol.100、110、120はCD1枚で50曲(!)、Vol.70に至っては70曲(!)です。当然1曲1分ちょっとしかありません。ほんとにかじる程度なら問題ありませんが、少し物足りないと感じる人はVol.90台をおすすめします。「HISTORY OF SEB」 というCDがついてきて、Vol.1からの代表的ナンバーが聴けます(Vol.99を除く)。

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