TOPTOPTOPTOPTOPTOPTOP


The Beginnings
TAKE1 俺がKenyaやロドリゲス荒川と最初に出会ったのは、1982年3月のことだ。俺たちは今の会社の新入社員だった。まだ、20代前半。Kenyaは既に車を持っており、今まで会った事のないタイプのスカした感じの男だった。ロドリゲス荒川はまだやせていて、都会の香りがぷんぷんする、黒服が似合いそうないい男だった。

俺たちは、東京での2週間の研修を終え、新潟県の見附市というところに研修に行くことになる。Kenyaの部屋にはエレピとギターがあった。昼間の研修はそこそこに、夜になると仲間が続々とその部屋に集まってくる。酒盛りが始まる。興に乗ってくると、Kenyaのピアノやギターで大合唱が始まる。しょっちゅう歌っていたのは、「そばや」。そう、あの頃、タモリが赤塚不二男なんかとつるんで、山下洋輔のピアノ(豪勢だな)で馬鹿騒ぎしていたあれだ。この時に最も目立っていたリードシンガーは、ロドリゲス荒川。俺たちはビールのカンやらバケツやらをたたいてお囃子隊だった。

他にもずいぶん歌った。俺は中学校の後半から高校までフォーク小僧だったから、フォークソングはずいぶん弾けた。今でもアコースティックを持てば100曲やそこらは軽い。しかしその当時は周りにギター小僧しかいなかったので、Keyboardと一緒にやるなんてのは考えたこともなかった。KenyaのKeyboardに俺のギターで延々と即興をやったこともあった。この見附でのセッションが今のバンドのひとつの原点になる。



Began rolling
TAKE2 1992年の暮れ、4ヶ月のHouston出張から帰った俺はKenya達がバンドを立ち上げて、ホームグラウンド(現アジア共和国)で初のライブをやったと聞いた。 聞けばRock’n Roll をやるらしい。Rock’n Rollから離れて久しい俺は面白い話だとは思いながらも、自分がその流れの中に転がり始めるとは、考えもしなかった。

それは、1993年の秋のことだったろうか。ロドリゲス荒川がやってきてKenyaがバンドのベーシストを探しているという。一度様子を見てみるのも悪くないなと、練習を見に行くことにした。とはいうものの、実はベースと言う楽器にはさわったことがない。まあ、ギターより弦が少ないし何とかなるだろう、となめた話だった。調弦も漠然と4弦だからバイオリンと同じCGCGかなとか、いいかげんなものである。

場所は、新宿のStudio KEYだった。薄暗い陰気な場所だと思った。田舎者だからスタジオなんてところには入ったことがない。ああいうところは不良が入ってシンナーとかを吸うところだと思っていたふしがある。

平日の会社帰りで、メンバーは確かギターにKenya, 伊藤、ドラムに一丸だったと思う。曲はStonesのHonky Tonk Womenとか、ClaptonのCocaineとかをやっていた。正直言って何十年ぶりに聞いたという感じだった。俺がこの類の音楽を一生懸命聞いていたのは中学校のそれも前半の方だ。Zeppelin IVがReal Timeで、家にはBlack Dogのシングル盤が残っている。Beatlesは既に解散し、John LennonがImagineを出し、StonesはTumblin’ Diceを歌っていた。その頃の中学生はBeatles派とStones派に真っ二つに分かれていた。

さて、しばらく聞いていると確かにベーシストはいないのだが、ボーカルもいない。たまにKenyaが歌ったりしているが、それほどうまいわけでもない。聞けば、ボーカルもいないのだと言う。まあ、せっかく来たんだし、ということでCocaineなんかを歌ってみる。ふーん、捨てたもんじゃないな。ロドリゲス荒川が意外そうな顔で俺を見ている。そりゃあ無理はないだろう。会社の宴会では無類のカラオケ好きで十八番は、「霧にむせぶ夜」なんだからな。

その後、どうしたのかあまり覚えていない。ホームグラウンドに飲みに行ったのかもしれない。しかし、いずれこの時にボーカルとしてエントリーされたのは間違いない。


あれから10年、時は流れた。

release
The time I hit the road to the rock’n roll, I was moved with the sound.
In a dark and cramped studio, the band was almost ready to launch.
I had a big big crush on rock’n roll, but never thought to be a lead.
But the beat and the heavy sound turned me on. I found myself shouting out.

I hit the road. I gotta break. I hit the road. It’s my turn to leap.


The time you hit the road to the rock’n roll, your eyes sparkled with the sound.
In a dark and cramped studio, the band was almost ready to leap.
You had a big big crush on rock’n roll, but never thought to be a key.
But the beat and sound flipped you on. You found yourself tapping on.

You hit the road. You gotta break. You hit the road. It’s your turn to leap.
You hit the road. You gotta break. You hit the road. It’s your turn to leap.

The time we hit the road to the rock’n roll, our eyes sparkled with the sound.
In a dark and cramped studio, the band was almost ready to soar.
We had a big big crush on rock’n roll, but never thought to be here.
But the beat and sound flipped us on. How do you feel this Rock’n Roll

We hit the road. We gotta break. We hit the road. We now get to Rock’n Roll