1983
Jinglebell Rock
.Jinglebell Rockはレコードとしては販売されたものではなく、あくまでもグリーティング的要素を大きく含んだPromo盤として配布されたと言われているが、元々は販売目的で制作されたのではないかと思われる。さて、このビデオ・クリップであるが、これは12inchレコードの両面をどちらもA/Bとはせず、どちらもA面扱いで「FROM DARYL」「FROM JOHN」としているせいか、それぞれのビデオ・クリップにもそれぞれのversionがある。ちょっと見た目には最後の部分だけが異なっているように感じられるが、実際にはそこそこ少しずつの違いがある。それぞれについては以下にある別記解説を参照していただきたい。
1983
Jinglebell Rock
Daryl Version &
JohnVersion
.雪が降る寒そうな空を、手をこすり合わせながら窓越しに眺めるDarylがいる。暖かい部屋は、クリスマスを彩るツリーなどの飾り付けがされており、山のようなプレゼントの箱を抱えたJohnがいる。二人はツリーにオーナメントを飾り付けプレゼント交換をする。その頃窓の外には今夜のパーティーへの招待客が現れ、二人に手を振る。クリスマスリースの飾ってある白いドアを開け、お客を招き入れる。招待客の扮装をしているのは、バックバンドの面々である。紳士のスタイルはCharlie DeChant、子供はMickey Curry、おば様はG.E.Smith、おじ様はT-Bone Wolk、とそれぞれ見事な変装をしている。彼らはそれぞれにプレゼントを渡す。Mickey坊やにはおもちゃ、G.E.おば様には、ギターという具合である。DarylとJohnはG.E.おば様のプレゼントを開けるのを手伝うのだが、包装紙をビリビリ、バリバリと破ってポイっと投げ捨てる。そしてG.E.おば様の見事な演奏が始まり、その演奏に合わせて唄い始める。と、その時突然暖炉の前にパッ!とサンタクロースが現れる。このサンタクロースは今ではSony Musicの社長であるTommy Mottola氏である。みんなは、大げさなリアクションを見せて驚くのであった。ここで、演奏と歌が始まる。Darylが中央で歌い、左からG.E.のE.ギター、Charlieのおもちゃのサックス、サンタクロース、JohnのDobro.G、T-BoneのWoodbassである。Darylの足元にはおもちゃの太鼓をたたくMickeyが座っている。演奏と歌は続き、Darylが指をピピッと動かし、ドラムスがテケテンと鳴っておしまいとなる。これが全体の流れとDaryl versionである。John versionは唄っているのは当然Johnである。お客を招き入れるところまではDaryl versionとまったく同じ内容であるが、お客にプレゼントを渡す辺りからが多少違ってくる。まず、Daryl versionは最初にプレゼントをもらうのがMickey坊やなのに対し、John versionではT-BoneがJohnに赤いリボンのかかった大きなターキーを渡し、Johnが「WOW!!」と驚くシーンが入るのである。次にG.E.おば様にギターを渡し、サンタクロースが登場する間ではDaryl versionと同じであるが、歌と演奏のシーンになると、中央で歌うのはJohnになる。DarylはバックでDobroの演奏をしている。そして、全員でこちらに向かってを手を振ってエンディングを迎える。
1983
Jinglebell Rock