1979
Wait For Me
ラジオのチューナーのつまみを回す手はWait for me のイントロが聴こえてきたところでその手を止める。本編はG.Eスミスがギターを弾く手元をズームアップしたところから始まる。Darylはキーボードの前に座っており、Johnはバンドの中央でノースリーブのTシャツ姿でギターを弾いている。場所はラジオの中という設定で、巨大な配線板がバックになっている。X-STATICのアルバムジャケットにもなっているが、このアルバムはラジオのチューニングでどこのチャンネルに合わせてもラジオステーションが流しているのは彼等の曲ばかり・・・・・ということを言いたいらしい。X-STATIC漢のビデオ・クリップはWait for meの他にも4曲あるがいずれも同じコンセプトで制作されている。
1979
Portable Radio
これもラジオのチューニングシーンから始まるが、他のX-STATIC物とは様子がことなる。他のものは男性と女性、又はいずれかの手が延びてきてチューニングしているが、これは単に映るだけ。そしてブルーのスウェットプルオーバーの胸の「Daryl Ha;; & John Oates」のロゴが映し出され、続いて背中部分の「X=STATIC」のロゴが映し出される。全体はドラマ仕立てになっており、男が女性の持っている又は置いているラジカセを盗んで逃げ出す・・・・・という内容で、バンドの演奏とそのドラマのシーンが交互に出てくる。Darylは赤のスウェットにブルージーンズ、Johnは借り物のようなキラキラのラメジャケットを着ている。ドラマの途中にブティック内の場面があるのだが、はっきりとではないが「TRASH」という赤いネオンが2度程挿入されている。これはほんの一瞬で、まるでサブリミナル効果を狙っているかのようでもあるが、ほんの一瞬とは言え、注意してよくよく目を凝らしていれば見ることができる。このビデオ・クリップは正式な物ではなく、何かのTV番組内で使われたそのとき限りの物ではないかと思われる。
1979
Bebop/Drop
イントロと同時に映像はドラムセットのアップから始まり、続いてバンド全体が映し出される。Daryl、Johnともにギターを演奏しておりJohnのアップから一転し2人が並んだ映像になる。これはJohnがリードヴォーカルを取り、合いの手をDarylが入れるさいう曲構成だからであろう。
中半部は楽器を何も持たないH&Oとバンドメンバーがフニャ〜と倒れるシーンが含まれ、コミカルな印象である。全体的にはやたら画面からはみ出すほどの岡のアップが多い。背景はWait for meと同じくラジオの内部という設定。
1979
The Woman Comes and Goes
単純にX-STATIC一連のラジオチューニングシーンから始まる・・・と言ってしまおう。
内容的には他の曲のものと余り大差なく、違いと言えばBebop/DropのヴォーカルをJohnからDarylに交代しただけのような構成である。はっきり言って、使い回しと言えるだろう。
1979
Hallofon
〜Intravino
X-STAtic一連のラジオのチューニングシーンから始まるビデオクリップ最後に作られたと思われる物である。
何故、最後に作られたと言うかについての理由はアルバムジャケットの「ラジカセ」をビニールに包んであることから想像される。このHallofon〜Intravinoのビデオ・クリップのエンディングでは、ラジカセをビニールに包み込んでしまうのだ。「これでおしまい」と言う感じ。そんなわけでX-STATIC最後の・・・と言ってしまうのだ。
内容は、このアルバムから作られたビデオクリップの中では一番の傑作と言えるのではないだろうか。ラジオの中という背景は他の物と同じだが、演奏シーンと交互に現れる巨大なワインボトルと、DarylとJohnの滑稽なパフォーマンスにはつい笑ってしまう。最初は少し気取ってワインを酌み交わしているが、段々浴びるように飲み始める。ワインを天敵にしたり、ついには頭からかぶってしまう。彼等はワイン好きで知られているが、それを象徴しているのかもしれない。
飲んでいるのは実際にはワインではなく、何やらかなり甘いジュースだったそうで、「ゲーッ!!」と、、なりながらの撮影だったというエピソードもある。
1979
X-STATIC