1984
Only Flam
in Town
Elvis
Costello
with
Daryl Hall
Elvis Costello1984年のアルバムGoodbye Cruel Worldに収録の曲のビデオ・クリップ。クリップの背景としては、パーティーの招待客が着いた席にあるカードを開けると、その夜のパートナーが書いてあるという設定である。Darylは白いレザージャケットにマフラーを巻いて、黒いラメ入りのドレスをきた女性をエスコートして現れる。この曲自体でコステロとデュエットしているので、クリップ中でも唄っている。テーブルにつき、女性の方がカードを見ると彼女のお相手は別の男性であった。Darylはその場に取り残され、「参ったなァ」という表情である。そこへパーティー・バンドのサックス担当の女性がやってきてDarylにちょっかいを出すのである。Darylの表情は「あーあ」というような、そして、かなり引きのポーズである。しかしサックスの女性はますます迫り、とうとうDarylに軽いケリを入れるが、全く無抵抗で「もうどうにでもしてくれぇ」とうんざりと諦めとが入り混じった表情を見せる。全体的にコミカルな内容であるが、Darylもなかなかのものである。(地のままという気もするが)
1985
We are The World
USA for Africa
80年代はミュージシャンたちによるAid物企画参加が多かったが、その中でも代表的に有名なのがこのWe Are The Worldだろう。その年のAmerican
Music Awardの授賞式のあと行われたこのレコーディングには、レコード会社の壁を超えて多くのビッグ・アーティストが参加したが、Hall&Oatesも授賞式の後このレコーデイングスタジオに駆けつけ参加していた。プロモーション用のビデオクリップは参加アーティストが次々に交代で唄って行くものであるが、それとは別にオフィシャルで発売された基金集めのためのビデオテープには、そのレコーディングの様子がドキュメンタリーとして収められている。
1985
Sun City
Various Airtists
このSun Cityは南アフリカ共和国での人種隔離政策"アパルトヘイト"に対する抗議し、その政策の中の象徴的な娯楽の殿堂"Sun City"でのショウの仕事はしないと訴えるアーティスト達の意思表明とも言える内容である。実際の当時の南アでの惨状の映像と、メドレーで唄うビッグ・アーティストたちの姿で描かれている。アパルトヘイトがどのようなものであったかはそれについて取り上げた映画などが数多くあるので、そう言うものを見た上でこのSun Cityの意味を考えていただくと良いかもしれない。
1987
Love is Fire
The Parachute Club
with
John Oates
カナダのThe Parachute Club(ザ・パラシュートクラブ)1987年のアルバムSmall Victories(スモール・ヴィクトリー)からのビデオ・クリップ。アルバム自体をJohnがプロデュース、アレンジをしたのであるが、ビデオ・クリップにも積極的な出演をしている。まず、レコーディングスタジオの風景からであるが、リード・ヴォーカルのロレーヌ・コンガーとJohnはそれぞれのブースで歌い始める。ガラス越しに笑顔を交しながらいかにも楽しそうである。スタジオ以外の場面でもJohnは茶色のフリンジのついたウエスタンレザージャケットを着て、雄大な自然の中に登場する。ラストではロレーヌと同じブースの中で、肩を組んでアップを慶びあう。
1988
She's A Big Teaser
KeisukeKuwata
with
Hall&Oates
988年のサザンオールスターズの桑田圭祐氏のアルバム"フロム・イエスタデイ"からのシングル"いつか何処かで(I Feel The Echo )"に収録の曲で、H&Oとの関わりはI Feel Coke Sound SpecialのRealLoveと同じ時である。プレミアムビデオのI Feel Cokeの中では、撮影の過程なども見ることができる。全体モノクロで、夜の撮影である。廃車になっているバスの上をステージ代わりにして、周囲にはたくさんのかがり火が置かれ、民族衣装に身を包んだ膨大な数のダンサーが、激しい火の踊りを繰り広げる。その中で桑田氏は歌い、DarylとJohnはギターを弾き、バックコーラスで参加している。
1991
Like Never Befor
Taj Mahal
with
Hall&Oates
1991年のTaj Mahalのアルバム、"Like Never Befor"からのビデオ・クリップ。Taj Mahalはロックンロール・サーカスなどにも名を列ねているベテラン中のベテランであるが、その人の
バックコーラスを勤めている。最初はもやのかかったような中にDarylの横顔のシルエットが浮かび上がる。H&Oが出演しているのはステージでのシーンのみであるが、始終バックに徹しリラックスした表情でありながら、額に汗を見せての熱唱である。
1995
Wherever Would
I Be
Dusty Springfield
with
Daryl Hall
お目当ての女の子の部屋を目指して男はかなり勇気のある行動を起した。男はビルの屋根伝いに彼女の部屋を目指したのだ。大通りに遮られれば電線も伝って行く。遠くの窓の中には彼女の姿が見えている。やっと辿り着くと彼女は窓ガラスに真っ赤なルージュの唇で厚いキスをプレゼントするが、男はクラクラしたとたんに、気が緩んであっという間に屋根を滑り落ちてしまう。滑り落ちたがなんとか命拾いをした男はそばにあった梯子をつたって昇る。しかし、昇った先は別の屋根の上。ドーム型の屋根のてっぺんで旗のポールにつかまり彼女の部屋に目をやる。すると彼女は窓から笑顔を向けて紙飛行機を飛ばす。紙飛行機は彼の元に届きその中身を見る。どうやら電話番号が書いてあるらしい。早速携帯電話でかける。しかし空しい事に既に彼女は外出してしまっており、留守電が
「またかけてね」という。この曲は1995年のヒット映画「あなたの寝ている間に」(サンドラ・プロック主演)の主題歌である。ビデオ・クリップにはDuaty SpringfieldとDarylも登場しているが(Darylはヒゲをはやしてい)、問題の女性の部屋の丸い形のテレビの中にである。DustysとDarylが並んで映ることはないが、それぞれが交替でという形になっている。Dusty Springfieldは惜しくも先ごろ病気で亡くなってしまったが、当時は長い闘病生活から離れることができたつかの間の仕事復帰であった。
1996
Ghetto Smile
B-Lgit
with
Daryl Hall
1996年の「Dengerous Ground」というラッパーのIce-Cube監督映画のサントラの曲によるもので、原曲はHall&Oatesの「Sara Smile」。B-LegitのラップのバックでSara Smaileのイントロが流れる。Darylの最初の登場は口元とあごひげだけであるが、サビの部分になると画面左にアップで映し出される。徐々に映画のシーンとオバーラップしたり、交互にビデオ・クリップは進む。場所はレンガ造りの今は使われていない古い工場の建物の中。DarylとB-Legitが並んだスツールに座り、気持ちよさそうに歌っている。このビデオ・クリップは恐らく日本では公開されていないと思う。曲はギターのワウ・ペダルの音がゆったりとしたラップとDarylの歌声にマッチしていて何とも言えない雰囲気をかもし出している。
Hall & Oates
with Other Airtists