Three Sides Live


Genesis

Disc 1
01.Turn It On Again
02.Dodo
03.Abacab
04.Behind The Lines
05.Duchess
06.Me And Sarah Jane
07.Follow You Follow Me

Disc 2
01.Misunderstanding
02.In The Cage/Cinemashow/Slippermen
03.Afterglow
04.One For The Vine
05.Fountain Of Salmacis
06.It/Watcher Of The Skies

TOTAL TIME 44'28"/48'16"

★82年、カリスマ。ジェネシス3作目のライブ盤。
ただし私の持っているCDは、99年に「ヴァージン・レコード25周年記念」として紙ジャケットでリイシューされたもの。
当初D-2の04以降には(英国以外では)未発表だったスタジオ録音曲(Paperlate/You Might Recall/Me And Virgil/Evidence Of Autumn/Open Door)が収められていた。もちろん「スリーサイズ・ライブ」というタイトルはその構成にちなんだもの。
★81年のワールド・ツアーからの音源で、メンバーはバンクス、ラザフォード、コリンズの3人にチェスター・トンプソンとダリル・ステューマー。実はこのラインナップがジェネシス史上最も長続きした。
例外としてD-2の04と05は80年の、06は76年の録音。従ってこれらのギターはハケット、06のみドラムスはビル・ブラッフォード。
実はこのアルバム最大の聴き所はこの差し替え部分で、貴重だが大して面白くもないスタジオ曲よりはずっとこちらのほうが良い。06の「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」が短縮版なのは非常に惜しまれる。
★さて、本編だが、3人編成になってからの曲ばかりであるD-1は申し訳ないがどうということはなく、私はもっぱらD-2ばかりを聴いている。おそらく過去のライブ盤との重複を嫌ったのだろうが、古くからのファンは昔の曲をもっと聴きたかったはず。
このワールド・ツアーでもクライマックスには、13分間に及ぶ「Dance On A Volcano/Los Endos」を演奏していたはずで、これなどはぜひ収録して欲しかった。
ということで、やはり往年の名曲をメドレーで演奏するD2-02から03(実際には繋がっている)は感動モノだ。 特にトンプソンとコリンズの絡みは絶品で、お互いの繰り出すオカズを邪魔することなく圧倒的な手数で押し進む驚異のリズム感が素晴らしい。途中の「ドドドドド」というバスドラはいつ聴いても鳥肌が立ってしまう。
美味しいところで響き渡るシンセのソロも美しい。文句なし。
くどいようだが、「デューク」や「アバカブ」からの楽曲は元来小粒である上に、発表されてから間もないためにライブで聴いても面白くないのである。生演奏ならではのダイナミズムに欠ける、と思う。
★おすすめ度/83★演奏は素晴らしい度/83★ステューマーはもう少し暴れてもいいだろう度/83

2004/01/11