うちの姉は3ヶ月に一度くらい急性腸炎になり、半年に一度は入院騒ぎになる。
今回も然り。
姉が横浜にいる時は仕方がないとして、
地元に帰ってきてる時に入院しても、あたしは毎度のこと顔を出したりはしなかった。
あたしは姉に嫌われているとずっと思ってたし、
彼女が病気になるのは、あたしが原因だと家族に言われていたから。
あたしへのストレスが原因だと。
別に否定はしない。
そのくせ、前回、新潟で入院した時なんかは
「有希って本当薄情だよね」とか散々言われので、
今日はお見舞いに行った。
総合病院嫌いなんだよね。
いろんな“気”のおかげで、自分もまいっちゃう。
行って、思ったのは、ただ、
後悔。
弱い姉。
弱ってる姉。
終始辛そうにしている姉。
そして、
無力なあたし。
苦しんでる人を前にして、
何でこうも無力なんだろう。
従姉妹が突然、「看護婦になりたい」と言い出した時のことを思い出した。
今じゃ疎遠になってしまった、看護婦になった友達のことを思い出した。
あたしはと言えば、
慢性肋間神経痛に今日も悩まされてるくらいで、
なんて健康で、
なんて幸せな日々なんだろう。
これ以上、何かを望むなんて、
そんな罪な話あるだろうか。
ライブのチケのキャンセルが続いたって、
それも全部、運の巡りなんだもんね。
うまくいかないことが多いって思えるのは、
本質的な幸福に自覚してない証拠。
何かに気付かなきゃ。
何か悟らなきゃ。
それが何かなんて
まだ見えないけれど。 |
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あー太った。
3キロくらい。
ライブ前だっつーにさあ。
あたしの体は一体、何してるわけ?
まったくさあ。
二週間も引き篭もってる方が悪いって話だけどな。
あははははは・・・・・・(遠い目)
姉ちゃんはまた入院するし。
どうなってんの、この家。
これじゃあたしが主婦だよ・・・。 |
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もっち先生に、何気に「有希の私生活って謎だよね…」と言われたので、
何気に今日から語ります。
もしあたしが突然死んだら、「山田かまちのノート」みたくしてください。←それこそ謎。
浮気者だと思われそうで、なるたけ避けてた話題なんだけど、
あたしは今バンドをいくつか掛け持ちしてて、
そのうちの一つが『発芽』というバンド。
ちなみに生意気にもギタリスト。イエーイ!上手・マーシャルは前々から夢だったんだよね〜♪
何で“発芽”なんだよ…って感じよね。
解る人には解る、皮肉がたっぷり込められたバンド名なんだけど。
話は遡って13歳の頃。
あたしはその後のあたしの人生を180度変えてしまうことになる
とある少女と出逢う。
っつーか単に、席替えで前後の席になってしまっただけなんだけど。
あたしはクラス替え後の自己紹介の時点で、
「こいつとは友達になりたいな〜(けど多分無理だな。)」とか思ってたから積極的に近づいた。
仲良くなったとある日の放課後、詩を書く趣味を打ち明け(今もだけど、人に言うのはどうも恥ずかしい。)
彼女もまた、作詞をしていると知る。
それから数ヵ月後の、先生がやたらムカツク美術の授業中、
あたしらはその後の音楽活動のきっかけとなるユニットを組む。(この時点では女2人のボーカルユニットだった。)
あたしには幼い頃から
「歌手になりたい!」っていうバカみたいな夢があって、
でもバンドをやりたいとはこれっぽっちも考えたことなどなかった。
まず、ロックをしらなかった。
あたしの世界はドリカムとマライア・キャリーに占拠されていた。
自分がなりたいと描く歌手の形は、漠然としたものだったけれど、
今で言えば宇田多ヒカルとかね。あの頃で言えば小松美歩とかね。そんなで。
そんなあたしの世界に彼女は突然、
「バンド」を出現させた。
そしてあたしは反抗した。
くそくらえと思った。
しかも話が進むまま、
あたしは何故か「キーボード」という役職を与えられた。
わけもわからなかったけど、
その時には既に反対する術を失っていた。
彼女がボーカルで、あたしがキーボードで在らねばならぬ理由を理解していた。
あたしのそれじゃ、彼女には敵わないことを理解していた。
そのまま時は流れ、いろ〜んな経緯を経て、
世界一の下手糞バンドSEEDSは結成された。
一番初めのステージで、あたしに与えられたのは7小節のオルガンパートだった。
最初は何となくやっていたバンドが、そのうち楽しくなった。
そのうち、それを生きる術とした。
音楽が楽しかったんじゃない。
みんなといることが楽しかったんだ。
そして、あたし達は高校生になった。
全員バラバラになった。
あたしは彼らに依存していた。
彼女らがいない世界など考えられなかった。
あたしは高校には存在していなかった。
週末、うちに集まってお菓子を食べながら、出来もしない曲作りをしている時だけ
あたしは生きていた。
幼いあたしの世界はとても狭くて、
ただ、バンドが全てだった。
時は過ぎて、
いつからか、あたしのそういうバンドに対する異常な執着が
メンバーに対する多大な負担になっていた。
メンバーの一人の入院をきっかけに、その事実を知らされ、自認し、
バンドが大事だったからこそ、
去ることを決めた。
誰も止めなかったくせに、
最後のライブでみんなわんわん泣いた。
その時すでに、ここまで来て自分を引き止めもしないメンバーに対して
自分の決断が正しかったと完全なる結論を出していたあたしは、
今更止められても、決意は揺るがなかった。
そして、初めて自分がボーカルのバンドを組む。
ロックを知ってから、
歌いたい衝動は日に日に強くなっていた。
歌いたいことも、はっきりしてきた。
そうやって、ロックをやっていたある日、
淳君からメールがきて、このバンドに入ることになるのだけど。
その後、発芽が結成される。
SEEDSの進化系。種に留まることは、もうない。
あたしがSEEDSを辞めた数ヵ月後、
あたしにバンドを教えたボーカルであり親友の彼女もまたバンドを辞めた。
あたし達は考えた末、自分らに必要なのは
昔馴染みだ、と思ったから、
SEEDSのベースとドラムを誘い、あたしがギターを弾くという役割でバンドを立ち上げた。
しかし、最初のスタジオの当日。
言い方が少し露骨だけど、あたしらはベーシストに裏切られる。
今なお、昔のような「仲良し5人組」の姿はなくて、
あたしと親友とドラムの子だけ、連絡を取り合って、たまにスタジオ入って遊んでるくらい。
あとは言わば“絶交”である。
大人になるって
嫌だ。
…だからあたしは大人になりたくないんだ。
みんな、どこ置いてきたの?
あたしがバンドを掛け持つのは、自制のためなのよ。
浮気者だからじゃなくて。
欲張りなんじゃなくて。
そうなのかもしれないけど…
一個だけだと、執着しちゃうから。
どっかで分散させないと、
また大事な人に負担かけて、自覚の無いまま
大事な人を失うなんて
もう御免なの。
二度とね。 |
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恋は終わる。
そりゃあ、誰だって“永遠”を願うよ。あたしも然り。
好きな人が出来たら、
ずっとその人を好きでいたいと思うし、
ずっと一緒にいられたら、と思う。
けど、現実はそうはいかない。
あたしは毎回フラレ役だから、何で終わるかなんてわかんない。
けど、
終わるもんは終わるんだ。
そこであたしが「行かないで」と言ったとこで彼らの心はもうそこにないわけで、
それなら、と思っていつもあたしは言葉を飲み込む。
留めはしない。
留めて戻ってきても、絶対幸せになんてなれるはずないんだ。
あたしはまだガキだけど、いろんなこと悟ったよ。
まだわかんないことばっかりだけどね。
わかったことや、人より現実を知ってることもある。
あたしはいつも精一杯で恋をするから。
手を抜ければ楽なんだろうけど。
前にそうした時、その人を完全に愛すことが出来ずに別れを迎えた。
自分は傷つかないけど、それって寂しいなって思った。
もしあたしに愛する人が出来たら、
いっぱい愛してあげて、幸せにしてあげたい、と思う。
望むより多くの事を、あげようと思うから。
それで、相手が去って行っても、
それは仕方のないこと。
あたしには彼を幸せにできなかっただけで、
彼にはそのうち、ちゃんと幸せにしてくれる可愛い彼女が見つかるわ。
たかが愛や恋の為に、人間振り回されて、大切なものを失って、自分見失って。
けど、誰だって幸せになる権利はあるわけで。
それはアイツにも、あなたにも、あたしにも。
いつか終わるって解ってれば、覚悟できるじゃない。
いづれ涙を流す時が来るんだから、それが必然なら、
楽しめる今、思い切り楽しんで、愛してあげることが出来る。
…多分、あたしが恋より音楽や友情を選ぶのは、
いつも恋愛に裏切られてばかりだからかもね。
ギターはあたしを裏切らない。
裏切るのは電池くらいだわ。 |
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風邪が辛ーい!!
今はあたしに風邪をうつされた母親が医者から貰ってきた薬のお蔭で
大分落ち着いてるけど。(しかも1日寝てたから眠気ゼロ。)
昔、あたしには親友が2人いたことを思い出した。
ムカツクけど、あんなに大事な奴だったのに。
会えなくなって、冷静になって、
怒りなんかより寂しさの方が強くて、
やっぱり好きなもんは好きだし
大事なもんは大事なんだよ。
去った人を追うのは格好悪いかもしれない。
けど、
何も言葉を交わさずに離れたのだから
せめて、「君は大切な友達だった」って言っても
罪はないでしょう?
あの時は子供過ぎて
感情に任せて、一生会いたくないし関わりたくないと思った。
でも本当は、
あたしらの作ってきたものって
そんな簡単に忘れられるような仲じゃないだろ。 |
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