jupiter


   

are  Stage of the ground
        天体観測
        Titel of mine
        キャッチボール
        ハルジオン
        ベンチとコーヒー
        メロディーフラッグ
        ベル 
        ダイヤモンド
        ダンデライオン

□チャッキーの独断と偏見に満ち溢るる解説(ちょっとチャマびいき)□

Stage of the ground

jupiterの一曲め。藤君の言っていた通り、「テンケテンケテン♪」 なイントロ。
あそこで何つうか、すごい広い空間に、ほらっ!って 放り出された様な
とにかく広がりを感じた。
「うおっ!やっぱバンプすげぇ!」
って思って聞いてたら今度はドラム(なの?あれは)の核爆発(笑
空間の中でボーっとしていた僕を叩き起こすように鳴り響いていきなし感動。
そこでさらにニッケと、我らがチャマのベース。うん文句ないよ。(何

それで、藤君が唄いだして最初に思ったことは「??・・・変わった」だった。
僕の中で最高のアルバムTOP3にはいるリビングデッドの印象があまりに強かった。
それ故に、あの藤君の歌いだしには違和感があった。でも歌詞には脱帽。。。
「飛ぼうとしたって羽根なんか無いって」そんなコトを言い放つには勇気がいる。
いつまでも飛べないのを分かってても飛ぼうとするのが人間なのに。
「飛べない君は歩いていこう」この言葉でまた脱帽。こんな感じ方も出来るのかって。
こうしてサビの前に何度となく感動し、もう帽子のストックが無いけれど(笑
サビには泣いてしまった。また帽子を脱いだ(笑
「君が立つ 地面はホラ 360度 全て道なんだ」 なんていい言葉なんだ。
ここで僕の放り出された空間の名前が分かったような気がした。。。
終盤に近付くにつれ激しくなっていくサウンド。(チャマなんてほとんど神の領域)
ララララ〜ララ〜♪のトコは思わず輪唱。
もう完全にバンプの一員。(だってそうだろ)
空間の中にサウンドという翼をプレゼントされた僕はもう飛びまわる飛びまわる(笑)
最後のジャジャジャン!ってトコでもう大満足&大圧倒。天体観測へ続く・・・。

天体観測

Stage of the groundのキメが終わった瞬間はいる、
あの高音(ギター弾きじゃないので詳しくわかんない。エフェクターでやってんの?)
で、息つくまもなく、あの聞き慣れたイントロへと入る。。。やっぱスゲェよ。
何がって?決まってんじゃん。チャマのベース!何であんなにカッコいいフレーズを
弾きまくれるんだよ。。。まぁ、それはそれとして。
僕が恥ずかしながら初めてバンプを知った曲。(だからってミーハ―じゃあない)
ワンダフルで、25,6位くらい(うろ覚え)の時に初めて耳にした。
「天体観測」ずいぶんとまぁ変わったタイトルだと思った。
それにまぁずいぶんとリアルな詩だと思った。情景も心境も。。。
今まで僕の中でリアルな詩は受け入れてなかった(ラルクとか聞いてたから)
だから自分の中に「意地でも認めない自分」が生まれました。あの時は。
でも、その次の週にまたワンダフルでランク上がってるの見て、
「あ・・・こりゃあ人気出るだろうからその前に買ってやれ!!」って動機で(笑
CDショップへ駆け込む。2枚しかなかったんで即買い。 (このときになんとビデオポキールも有ったんだけど買わなかった←アホ)
で、CDを聞いて初めて、サビの前のメロ聞いたんだけど、驚愕&驚嘆。
なんだか頭んなかに上映されてる天体観測。こりゃビックリだぜ。 (CHICKEN’S FILMの名前は知らなかった。)
「本当にいい曲は頭の中に世界が広がる」これは僕の持論。
これが出来た音楽は過去数曲。天体観測も即エントリー。準優勝(笑 (ちなみに一位はラルクのflower。あれはスゲェ。)
サビで藤君のしゃがれた透明な声(矛盾)が響いて、腰抜かした。 聞いてく内になんかこの人、すげぇ自分に正直なんだろうなって思った。
心の隅に残ってる遠い日の痛みが未だに自分を支えてる。
これは認めたくないよ。でも認めたいんだよ。でも認められないんだよ。
「イマ」をホウキ星に例えてるのもスゲェと思った。 「イマ」・・・これはねぇ、一秒一秒なんだよ。一秒前も後も、「イマ」じゃ無い
瞬きするくらいの一瞬が「イマ」なんだよね。うん。(何

とにもかくにも、この唄は一生口ずさむだろう。藤君に乾杯!(笑

Titel of mine

3曲め。 「この唄で感動するヤツは寂しいヤツだ。弱いヤツだ。」
よくそんなコトを聞く。ふ〜ん。それが悪いのか?(挑戦的)
寂しいってコトは誰かに優しくされた事があるからだよ。それが悪い?
弱いってコトは無理に強がって無いってコトだよ。それが悪い?
「その手に触れていつか離れる時が来るのが怖かった」たしかに痛い
一度ぬくもりを知ったら、離れたときの冷たさが何よりも怖い。
でも、ぬくもりを求めずにはいられない。離れるのを覚悟で触れる。
そんなもんで、人はホントに都合の良い生き物で。
でも、それで良いんだよね。「触れていたい」コレが全てなんだよね。。。
なんだかロマンチストの皮を被ったリアリストのようだな、僕(笑
詩にばっかり目が行くけど、このサウンドも素晴らしい。事実、藤君も
「音の段階じゃ、“おっ、また俺いいの作っちゃったんじゃないの?”って思った」
って言ってるし(うろ覚え)
尾崎にも同じような曲が(サウンドね)あったなぁと思って聞いてた。
僕は個人的には、こういう重い曲調より、DOMINO88とか
(サックスの娘が可愛いんだよね。)の曲なんかが好きだけど、バンプってなんつうかキレイなんだ。
音が。実際、ギター何本だ?とか思うし。これもバンプの良い理由だね。

「生きる意味ひとつも無い」ここで感じた事は
、 「あぁ、藤原基央って人間は本当に唄を愛してるな。」ってこと。
こんな痛い唄も、唄い続ける、誰か一人でも居る限りは。って。
この世界でこれほどの信念をもったヤツなんて一握りだ。(僕も入ることを祈る)
あらためて、藤君の見ている視線の奥深さに脱帽した一曲でした。


キャッチボール

メロコア?って思った。ドドドッドドドドって最初のトコで。
未だにメロコアとパンクの違いをきちんと把握してません。はい。
「キャッチボール」ありふれてる様で使われなかった題材だと想う。
この唄は藤君がヒロ君に贈った唄だそうだ。
だから「君」っていうのは「ヒロ」で良いんだろう。でも、何故か分からないけど
「君」から女の子を想像してしまう。ここら辺が人間の曖昧なところ。
基本的に情景描写だけど、気になるあの2フレーズ。
「カーブのような愚痴」と「消える魔球のような優しさ」ってやつ
。 最初聞いたとき、「何を言ってんだ?」って全然分からなかった。
いや、っていうかjupiter自体、何度も聞かなきゃ分からなかった。
リビングデッドは、物語だからただ後を追っていけば良いけど、今度は違う
。 「藤原基央」って人が自分の内側を詩にしてる。
だからこそ、表面的にその唄を聞いただけじゃ何ひとつ分からないんだね。
たんなるお伽話から、研ぎ澄まされたリアルストーリーへ。まさに変貌を遂げた。

「上手くなって〜」の辺りから、ホント作詞上手いなぁと想った。
声は遠くなるけど、コエが近づいてくなんて・・・・惚れそうだ(笑
聞けば聞くほど、その世界観を分かっていく、酢昆布のような唄(死


ハルジオン

最初の「スゥゥ〜」って藤君が息吸うところが妙にカッコいい。
アカペラのように聞こえてしまうけど、その後ろでは、
しっかりとギターが「ジャンジャンジャジャジャジャ〜ン」って鳴っている。
ベースも途中参加で、相変わらずカッコいいフレーズ。升もGOOD.
虹を作ってた・・・・って意味が最初わかんなかった。
でもあれから100回以上も聞いて、ようやく分かりかけてる(気がする)
雑誌のインタビューで、藤原氏(歴史上の人物のようだ)は語っていた。

「みんなそれぞれの虹を作ってんだよ。それは家族に良い飯食わしてやりたいとか
仕事で成功したいとかいろいろ。でもみんな虹を作ってる。」(ものごっつウロ覚え)


虹って言うのは明確な何かじゃないんだと想う。
ただ「ハルジオン」の中で、虹を作ってて、その水溜りの中からハルジオンが芽を出す。
って言う訳で、虹を作るって言うのは、「何かを成し遂げる」って事だと想う。

だからそれに失敗して躓いても、自分の中のハルジオン―――「信念」は
なんどでも芽を出す。枯れても枯れずに自分の中に根を張るんだ。

それにしてもこの唄、ベース細かすぎ。サビしか覚えてないよ。(失笑


ベンチとコーヒー

最初に言っておきたい。
この唄は実話だそうだ。朝から晩まで公園に居た男の話(藤君だけど)
これ、文句なしで感動した。どこにって、藤原基央に。この人優しいんだ。
例えば、スーツの人を同じように僕が見たって、
「自分を見るようだ」とも「もどかしい」とも想うかもしれない。けど、その後、

「あの人が会社に間に合いますように」なんて考えられるか分からない。

誰かの必死な姿ほど、認めたい気持ちとは裏腹に「格好悪い」って想ってしまう。
だからスーツの会社員がえり直してた時だって、
「いやだなぁ・・・今の俺かっこわりぃなぁ・・・」って想ってたと想う。
そこで「あの人カッコ悪い」なんて想ってしまうだろう僕に僕は腹が立つ

誰かに誰かを罵る権利は当然無い。まして必死で頑張ってる人に対してなんて。
だから僕の中で意識改革が起こった。グロリアスレボリューションだ。
確かに、あのスーツの人はかっこわりぃ、けど、頑張ってんだよ。
だから「会社に間に合えよ〜」なんて祈ってあげたりしたい。そんな考えです。

そして夜になって、冷たいコーヒーをグビッと飲んで、
藤君が思い出したのは、他でもない、直井由文―――――、チャマ。
チャマがコーヒー好きだったのは知らなかったけど、なんか良いなぁ。親友って

全然ダメな自分。他人に自分を重ねて落ち込んでる自分。格好つけて強がってる自分。
そんな自分の隣にいてくれる友達。いつもの顔でコーヒー飲んでる友達。

「藤原はいっつも遅刻して、よくその言い訳に詩を書いてたって使うんだけど、
この唄の時はホントに書いてて、一番先に俺に見せてくれて、俺、一人で泣いてた」

SSTVのインタビューでチャマがこんな感じのことを言っていた。

チャマが一番大切にしてる唄。藤君のチャマへの言葉。なんだか優しいBUMPです。


メロディーフラッグ

トタンタンタンタン♪ってアコギのイントロ。
二本で三本に聞こえるように、がコンセプトらしい。よく分からんが。
これは有名な話だけど、この唄はメッセージソング。
メンバーの仲いい友達が、軽い記憶障害になって、藤君が考えたらしい。
「俺は医者じゃないから記憶を蘇らせる事は出来ないけど、俺らには音楽がある
だから俺らは旗を振る係になろう、音楽の旗・・・メロディーフラッグを振る係になろう」
人には係があるんだなぁって、考えさせられた。僕には何が出来るだろう?
それはいいとして。(自暴自棄気味)
この唄、前におんなじ様な題材で僕も詩を書いた。
「時の流れを針で刻んで〜」なんて稚拙なもんだったけど(でも、今も気に入ってる)
それはいいとして。

僕等は誰だって、時計にせかされて生きてんだ。偉い人も犯罪者も誰だって。
無駄死になんてしたくないから生きてる証拠をひとつでも多く残そうとする。
それは政治だったり仕事だったり夢だったり単に自分だったり。多種多様で。
でもその中で生きてきた分、迷路が出来上がる。
その中で僕等は目印を突き刺す。それも多種多様。メロディーフラッグもそのひとつ。

迷路がその面積を広くして、もう完全に迷っても、景色なんか残って無くても
突き刺した旗がある。メロディーフラッグがある。それぞれの旗がある。

なんだか聴くたびに考えてしまう。サウンドに目が回んない(笑


ベル

ドンダダダーダーダ〜ンってイントロを耳コピしてみたら、
使ってるフレットが違うのか、沖縄民謡のようになってしまった。(未熟者
(スケール練習しなきゃだなぁ〜。)

これはバラードなワケだけど、これもまた『人間の核心』を捉えてると思う。
「元気?」って尋ねた人に悪気は無いと思う。
「そういやアイツ帰ってきたんだっけ、それじゃ電話の一つもするか」
みたいに思ったんだろう。
だけど、それを聞いた自分はすごい腹たって、こっちはそれどころじゃねえって。
僕の事なんかひとつも知らないくせにって、
それに明日になれば自分のことなんか忘れんだろって。
ほんとに腹たって、怒ったんだけど、そのひとことが温かかった
。 悩んでて、疲れてて、怒ったけど、やっぱりそのひとことが温かかった。

それに積もった話も山ほどある。でも言葉になっちゃくれない。
そこもみんなある事だね。ほんとに。
これ、昔のバンプじゃ作れないと思う。


ダイヤモンド

バンプのメジャーデビュー第一弾シングル。
一枚目にしてこのクオリティ。タダもんじゃない。
ハルジオンと同じで「すぅぅぅ」ってやる藤君がかっこいい。
この唄については、プロモも見ました。SSTVで。
最初、藤君が歌ってる。ひとりで黙々と。
そこにタンクトップのチャマが歩いてくる、んで、ベースが入る。
次にニッケが来て、升がくる。バンプみんなそろう頃には、サビになってる。

で、このサビにワタクシ、感動しました。
血が叫び教えてる・・・ってすごいフレーズだなぁって。
この唄聞いたころ、ガンダムを毎日見てたんで、被りました

自分が躓いて転んだ傷も、自分が生きてるって教えてくれるんだ。って
それでどうにか歩いてんだけど、途中でSOSの声が聞こえる。
そいつを探してみると、自分だった。。弱い自分大嫌いな自分。
でもそれすらも抱きしめるんだ。かけがえのない自分だから。

この唄聞いて、ホント、僕自身だいぶ強くなれた。
(でも、ラフ・メイカーの方が好きだったりする。)


ダンデライオン

最後の曲 (JOY混ぜなきゃね。)
小粋なカウパンクだけど、
かなりの速弾き。(GREEN DAYほどじゃ無いにせよ)
バンプやっぱギター上手いわ。
ダンデライオンだからライオンを出したんだろうか?(安易な推測)
藤君はライオンが好きらしい「強さゆえの孤独を持っているところ」が。
単純に「ライオンとタンポポの友情話」なんかではない。
これはライオンの思い込みの話。勘違いの話。
一度だけうなづいたって言うのは、風に揺れただけなんだって。

だけどライオンは嬉しかった。寂しかったから。友達が出来たと思った。
だからライオンは涙を流した。
そんな日、雨降りでもライオンがつり橋を渡ると、橋が落ちた。
だけど、ライオンは吼えた。おまえを泣かすもんかって。
涙を流してる事なんか生涯しらなくていいんだって。

だけどやがて、その咆哮すら出なくなる。元気な声をあいつに聞かせられない。
だけど寂しくない。冷たかった涙なんてタンポポが奪ってくれた。

今まで流した涙の理由がやっと分かる。心の温かさって答えが出る。
ここまで思い込むと、間違いすら真実に思えてくるってすごい。
それでちゃんと、最後はハッピーエンドを用意してる藤君も。


今までレビュってきた、jupiterだけど、やっぱ最高のアルバム。
藤原基夫23?歳の内側が見えたアルバム。
いや、もちろん藤君だけじゃない。
チャマのベースも表情豊だし。
ニッケのギターも繊細さが増してきた
升なんてあんなに力強くなった。

天井の無いバンド、BUMP OF CHICKEN。
もちろんJOYもねw
※ このレビュー書いてるくせに、ノーヒットノーラン聴いてるチャッキーでした。
 

  8.9 2002 Chucky


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