ALCATRAZZ

               レインボー脱退後、しばらく鳴りを潜めていたグラハム・ボネットがイングヴェイ・マルムスティーンという若手の
               凄腕ギタリストを引きつれ、劇的なカムバックを果たしました。クラシカルな旋律を散りばめたサウンドとリッチー
               そっくりのイングヴェイのギタースタイルは瞬く間に日本で大人気となりましたが、イングヴェイが脱退後は尻つ
               ぼみ状態で、次第に忘れられていきました。それだけイングヴェイの存在感が大きかったということなんでしょう。
               イングヴェイ在籍時の、1STアルバムはロック史上に残る傑作です。



BACK AGAIN
初来日公演より名古屋公演の音源で、おそらく完全収録盤だと思います。今でもそうですが、この時期
でもイングヴェイはとにかく弾きまくっています。スタジオヴァージョンの段階で驚異的な早弾きを披露
していましたが、私なども「ライブで本当に弾けんのかよ〜?」なんて疑いの目を実は持っていたわけ
ですが、実際のところ、ライブではスタジオヴァージョン以上の早弾きをガンガン繰り出し観客を唖然と
させていました。本作品の中で「EVIL EYES」がオフィシャル同様演奏されていますが、まだリハーサル
不足なのか曲中何回かアンサンブルのミスがあり、イングヴェイでさえ出だしでいきなりミスってます。
1CD SHI-KOUKAIDO , NAGOYA , JAPAN , JAN/26/1983 (AUD収録)


THE COMPLETE SENTENCES OF ARRESTED PRODIGY
初来日公演よりハイライトとなった東京・中野サンプラザ公演の音源です。この日のショーはオフィシャ
ル「LIVE SENTENCES」として発売されていますが、当時はアナログ1枚という内容だったので完全盤と
いう形ではありませんでした。この作品はアナログとは別にオフィシャル発売されたビデオから音源を落
とされたもので、「EVIL EYE」に続くギター・クラッシュや「LOST IN HOLLYWOOD」などアナログ盤で欠
落していた部分も収録されています。イングヴェイ在籍時のアルカトラスのブートの中では、音質、収録
曲数、パフォーマンスのどれをとってもナンバー1の作品です。
1CD NAKANO-SUN PLAZA , TOKYO , JAPAN , JAN/28/1983 (SB収録)


King in The Sun
日本公演からちょうど1月後のアリゾナ公演の音源です。セットリストの中身は同じですが、曲順が
多少前後しています。この作品に限ったことではありませんが、とにかくグラハムが苦しい歌い方を
強いられていて、声がでない高音域では「HOW ARE YOU?」などと言ってごまかしています(苦笑)
自分で歌えるキーで作れば良いものをなんでこんな高いキーで曲を作ったのか不思議ですね〜
演奏自体は特に新鮮味があるわけではなく、音質もたいしたことないので、無理して購入する必要性
は全くないと言えるでしょう。
1CD-R TUSCON, ARIZONA , USA , FEB/26/1984 (AUD収録)


CLEVELAND 1984
「LOST IN CLEVELAND」と同音源です。サウンドボード収録ですが音のバランスが悪く、キーボード
の音量がでかく、相対的にイングヴェイのギターが奥に引っ込んだような状態になっています。なぜ
こんなアンバランスなミキシングになってしまったのか、とても残念です。また、こちらの作品は完全
収録ではない模様です。イングヴェイ在籍時としては割りと末期の音源ですが、これといったポイント
も特に無い作品なので聴いていて退屈します。いい加減歌えない曲をキーはずしまくって歌うのは
止めてもらいたいです。
1CD-R AGORA BALLROOM , CLEVELAND , OHIO , USA , MAY/23/1984 (SB収録)