JOURNEY

                現在、世界最高のロックバンドと言えば、ボンジョヴィが思い浮かびますが、今からおよそ20年ほど前は
                間違いなくジャーニーがその地位にいました。80年代後半にいったん解散しましたが、90年代半ばに再結成。
                主力メンバーだったスティーブ・ペリーは脱退してしまったものの、スティーブ・オージェリーという優秀かつ
                スティーブ・ペリーのそっくりさんぶりで今ではすっかりバンドのフロントマンとして定着してきました。


オリジナル・ジャーニー


BLUE SKY PARTY IN CHICAGO 1981
ジャーニーがスーパーバンドの仲間入りを果たすきっかけとなった大ヒット作「ESCAPE」発表に伴う
ツアーからの音源です。「ESCAPE」以前のジャーニーには関心がないので、私にとってはこの作品
が最も初期の時代の音源と言えます。サウンドボード収録なので音質はとても良いですが、時期的
にはまだまだヒット曲も少なく、それゆえ内容もちょっと物足りないです。ただこの時期でしか聴けない
ナンバーも多数収録されているので資料的な価値はあると思います。ジャーニーファンにとってこの
作品はマストアイテムと言えるでしょうが、やはりそれは資料的な意味としてということになるでしょう。
2CD CHICAGO , USA , SEP/5/1981 (SB収録)


DON'T STOP LIGHTNING
82年のツアーからの音源ですが、内容的には「ESCAPE」ツアーと曲順の違いを除けばほとんど同じ
です。アナログ落とし丸分かりのプチプチといったノイズがところどころ入っています。こちらは1CD
ということで若干カットされている部分があるようで、この時期の音源であれば「BLUE SKY PARTY IN
CHICAGO 1981」を持っていればとりあえず十分のような気がします。「STAY AWHILE」や「DEAD OR
ALIVE」などはこの時期ならではの選曲ですので、この作品に価値観を見出すとしたらその点だと思い
ます。
1CD HOUSTON , TEXAS , USA , 1982 (SB収録)


DIAMOND NIGHT
「ESCAPE」ジャパンツアーより大阪公演の音源です。オーディエンス収録だと思いますが、音質は
中々良いです。ただ、バランスが悪くギターの音がやや引っ込んだ感じになっており、その点はやや
不満が残ります。同時期の武道館公演を収録した「DISTANT EYES」と内容を比較してみると、
「NO MORE LIES」「BACK TALK」など5曲がこちらの作品では多く収録されています。とにかく全編
に渡ってヒット曲のオンパレードで、パフォーマンスも全盛時代ということもあって最高です。なぜこの
時期のライブをオフィシャル化しなかったのか不思議ですね〜。
2CD-R FURITSU TAIIKUKAIKAN , OSAKA , JAPAN , FEB/25/1983 (AUD収録)


DISTANT EYES
「ESCAPE」に続いて発表した「FRONTIERS」がまたまた大ヒットし、バンドとして絶頂期を迎えた時期
での来日公演です。オープニングから非常に盛り上がっており、セットリストを見てもこの後彼らの
代表曲となるナンバーのオンパレードで、ファンにはうれしい限りです。この日の音源はいくつかの
作品が出回っていますがいずれも1〜2曲カットされています。本作品も完全盤という触れ込みでしたが
同時期の大阪公演を収録した「DIAMOND NIGHT」と内容を比べてみるとどうもそれは怪しい気がしま
す。詳しい資料があればはっきりすると思いますが、現時点では不明です。
2CD-R BUDOKAN , TOKYO , JAPAN , MAR/2/1983 (SB収録)


OPEN UP CHARLOTTE
「FRONTIERS」ツアーの音源ですが、1CDということでやはり数曲カットされているようです。「NO
MORE LIES」「BACK TALK」の2曲は日本公演ではやっておらず、同時期の音源でも収録されて
いないので貴重な存在です。ただ曲自体は大した曲ではないので、この2曲を聴くためだけで購入
する必要は全く無いでしょう。サウンドボード収録で音質はとても良いのですが、中盤において数曲の
間ニールのギターが聴こえなくなってしまうアクシデント?があり、せっかく良い気分で聴いていたのが
一気にしらけます。実にもったいないです。
1CD CHARLOTTE , NORTH CAROLINA , USA , APR/26/1983 (SB収録)


BIG ESCAPE
「FRONTIERS」ツアーからの音源ですが、まさに全盛時代といったパフォーマンスを展開しており、
サウンドボード収録によるオフィシャル級の高音質とも相まって、ジャーニーのブートの中では
間違いなく最高傑作と言える内容となっています。名曲のオンパレードとなっているセットリストは、
数曲カットされているハンディもまったく感じさせません。仮にこの作品をこのままオフィシャルとして
発売したとしても間違いなく名盤になっていたことでしょう。解散後に「ベストヒットライブ」がオフィシャル
で発売されましたが、こちらの作品のほうが数段レベルが上でしょう。
1CD-R NO CREDIT , 1983


MEMORIES REMAIN
「FRONTIERS」ツアーの音源ですが、聴いたところ「BIG ESCAPE」と同音源のタイトル違い作品の
ようです。当然ですが、中身は全く同じですのでコメントも同じになります。両方購入する必要は
ないのでどちらか安いほうを選べば良いでしょう。こちらの作品には収録場所がクレジットされており、
それによってこの音源がアメリカ・フィラデルフィア公演のものであることが判明しました。こちらの作品
も当然素晴らしい内容ですが、「BIG ESCAPE」をすでに所有しているものにとっては別の音源であって
欲しかったですね・・・
1CD-R J.F.K STADIUM , PHILLADELPHIA , USA , JUN/4/1983 (SB収録)


ESCAPE TO FRONTIERS
「BIG EASCAPE」同様「FRONTIERS」ツアーの音源ですが、両者を比較すると曲順が多少変わって
いる程度で内容的には同じです。ただ「WHO'S CRYING NOW」が収録されている点がポイント高い
です。この名曲が「BIG ESCAPE」ではカットされてしまっていますが、実はその点があの作品での
唯一最大のマイナスポイントでした。全盛時代の83年アメリカツアーにおける「WHO'S CRYING NOW」
が聴けるのはとりあえず現時点ではこの作品しかないようなので、大変貴重です。作品的にも音質も
良いし、持っていて損は無いと思います。
1CD-R OKLAHOMA CITY , USA , 1983 (SB収録)


RAISED ON RADIO SHOW
ロス・ヴァロリー、スティーブ・スミスと相次いで脱退してしまったためにサポートメンバーを加えての
ツアーとなった「RAISED ON RADIO」ツアーからの音源です。メンバーチェンジによるダメージという
ものをほとんど感じないナイス・パフォーマンスを展開しています。観客の反応もとても良いです。
作品的には1CDながら16曲収録されており、かなり充実しています。ただ、「RAISED ON RADIO」の
エンディングに「ドラム・ソロとベース・ソロ」が導入されている点は、はっきり言って要らないですね。
全然ジャーニーの音楽性と合ってません。
1CD SPCTRUM PHILLY , USA , 1986 (SB収録)


SATELITE TRANSMISSION
「RAISED ON RADIO」ツアーの音源ですが、この公演の模様はFM放送で日本でも生中継されました。
当時、私はラジカセにこの音源を録音して聴いていましたが、中継開始時にはすでにオープニングの
「ONLY THE YOUNG」が始まっていたため、この作品ではカットされています。また「WHO'S CRYING
NOW」のエンディングのギター・ソロ途中で一時電波事情が悪くなって放送が途切れるアクシデントが
あった部分では、やはり音が飛んでます。この時のソロは絶品だっただけにこのアクシデントは残念
です。20年ぶりくらいに聴いたこの音源は私にとってはとても懐かしいものでした。
1CD-R DETROIT , USA , 1986 (SB収録)