GARY MOORE

              私にとってゲイリー・ムーアは、リッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカーと並ぶスーパーギター
              ヒーローです。初めて「END OF THE WORLD」を聴いたときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。
              ゲイリーが私をはじめ、日本人に非常に人気がある理由はやはり彼独特の「泣きの」ギタープレイ
              がその所以でしょう。
              演歌の心を持つ日本人にとってどこか共有できる世界がそこにあるからだと私は思っています。


イアン・ペイス脱退後


RUN FOR HAMMERSMITH
「RUN FOR COVER 」ツアーのハマースミス・オデオン公演の音源です。この作品がとても重要な音源
として評価されるのは、アンコールでの旧友フィル・ライノットとの競演が収録されているからに他なりま
せん。フィルの登場シーンで、ベースがビンビン鳴っているのを聴いた瞬間に鳥肌が立ってきますね〜
さらに、オーラスの「PARISIENNE WALKWAYS」ではフィルのリードヴォーカルが聴けるだけでなく、スタ
ジオバージョン通り、2コーラス目までちゃんとヴォーカル・パートが聴けるという点がうれしいです。ゲイ
リーの普段のステージではいつも2コーラス目はカットされているのでとても貴重なシーンといえます。 
2CD-R HAMMERSMITH ODEON , LONDON , SEP/28/1985 (AUD収録)


SOR FAR AWAY
3度目の来日公演より名古屋公演の音源です。私の知る限りではゲイリーの音源で名古屋ものは
現時点でこの作品だけです。会場自体が比較的小規模ということもあり、なかなか臨場感のある
音質となっています。オープニングの出だしと、DISC-2のゲイリーのギターソロ冒頭で若干の
カットがあるのが残念ですが、それ以外はノーカットで終演後の場内アナウンスまで収録されて
いる点はマニアには嬉しい限りです。セットリストはこの時期おなじみのもので真新しさは特に
ありませんが、パフォーマンスは非常に力のこもった良いものだと思います。 
2CD-R NAGOYA-SHI KOKAIDO , NAGOYA , JAPAN , OCT/8/1985 (AUD収録)


RUN FOR OSAKA
3度目の来日公演より大阪公演の音源です。同時期の京都公演を収録した「RUN AFETR RUN」より
音質は数段良く、基本的なセットリストは同じですが、大阪では「PARISIENNNE WALKWAYS」が1曲
多くプレイされている分お得です。たった1曲ですがやはりこの曲は特別な存在なので、この違いは
大きいと思います。それにしてもこんな良い音源が今までどこに埋もれていたのかと思えるほどの
内容です。パフォーマンスも非常に白熱していて聴き応えあります。マストアイテムといって間違いない
でしょう。 
2CD-R FESTIBAL HALL , OSAKA , JAPAN , OCT/9/1985 (AUD収録)


RUN AFTER RUN
3度目の来日公演の音源です。現時点ではこの作品と「RUN FOR OSAKA」の2作品しかこの来日公演
を収録したものはないので貴重な音源ではありますが、内容的には「RUN FOR OSAKA」の方がはるか
に良いと言えます。地方公演の悲哀さからか、アンコールは「BACK ON THE STREETS」1曲のみ
で、おまけに演奏終了後、その余韻を味わっている間もなくすぐにコンサート終了の場内アナウンスが
流れ出し、アンコールを要求している観客をがっかりさせています。新幹線の時間の都合でもあったの
ではないでしょうか?ちょっとあっけなさすぎる終わり方になっています。 
2CD-R KYOTO KAIKAN DAIICHI HALL , KYOTO , JAPAN , OCT/11/1985 (AUD収録)


VIENNA TWO NIGHTS
85年の「RUN FOR COVER」ツアーと87年の「WILD FRONTIER」ツアーのオーストリアでの2公演を3
CDに収めた作品です。音質はまずまずレベルで、パフォーマンスもとても良いです。ポイントとなる
のは、85年公演での「PARISIENE WALKWAYS」で、珍しく2コーラス目をちゃんと歌っています。これ
は聴けそうで滅多に聴けないテイクです。もうひとつは87年公演の「THE LONER」。19分に及ぶ熱演
は凄い!の一言です。哀愁たっぷりのゲイリー節をビシバシ決めています。本当かどうかは分かり
ませんが、100コピーオンリーということなのでそのうちプレミアが付くかも?しれない作品です。 
3CD-R MESSEPLAST , VIENNA , AUSTRIA ,
NOV/24/1985 (AUD収録)&MAY/19/1987 (AUD収録)


1986 REVISITED
86年ものでは大変貴重なサウンドボード音源です。ドイツのナンハイム公演を軸に、イギリスのギッド
フォード公演から2曲、スタジオ未収録テイク1曲の構成になっています。この作品で特に注目すべき
点は、おまけで収録されているギッドフォード公演からの2曲「TAKE A LITTLE TAIME」と「LISTEN
TO YOUR HEARTBEAT」の存在でしょう。おそらくこの2曲のライブ音源は私の確認できる範囲におい
てはこの作品でしか聴けないレア音源と言うことが出来ると思います。それにしても「LISTEN TO
YOUR HEARTBEAT」っていう曲はまんまジャーニーって感じですね〜 
1CD MAIMARKHALL , NANNHEIM , GERMANY , JUN/21/1986 (SB収録)


MILTON KEYNES 1986
ミルトンキーンズ・ボウルで行われたロックイベントに参加したときの音源です。「MONSTERS OF
ROCK」と同じく野外でのイベントによるオーディエンス収録にもかかわらず、音質はとても良いです。
個人的にこの作品が気に入っているのは、オーラスに名曲「THE LONER」が収録されているからです。
ただし、このころの「THE LONER」はまだアレンジががっちり決まっているというわけではなかったらし
く、後の「WILD FRONTIER」ツアーで披露された18分にも及ぶロングバージョンなどと比較してみると
率直に言って物足りなさを感じざるを得ません。 
1CD-R MILTON KEYNES BOWL , BUCKS , UK , JUN/28/1986 (AUD収録)


THE WILD ONE
「WILD FRONTIER」ツアーの比較的初期にあたるイギリス公演の音源です。セットリストはこのツアーを
通じてずっと一緒ですが、「ALL MESSED UP」がアンコールではなく本編に組み込まれている点とアン
コールで「WISHING WELL」がプレイされている点が後のパターンと異なっています。現時点で私の
所有する「WILD FRONTIER」ツアーの音源の中ではベストと呼べる内容で、音も良いし、ブートにしては
編集もとても丁寧でうれしくなってしまいます。オーラスの「THE LONER」は相変わらず泣けますね〜
13分に及ぶロングバージョンですが、日本公演の時は18分なんでその点ではちょっと負けました。 
2CD-R CITY HALL , SHEFFIELD , UK , MAR/29/1987 (AUD収録)


WILD IN OSAKA
「WILD FRONTIER」ツアーの来日公演の音源です。完全収録盤ですが、収録曲数は11曲と少なめで
す。確かに1曲1曲スタジオバージョンに比べて拡大解釈はされていますが、それでもちょっと少ない
感じがします。それよりも気になるのが、オーラスナンバーが名曲「THE LONER」ではなく、どういうわ
けかこの時期にしてはとても珍しい「WISHING WELL」をやっている点です。「THE LONER」を素直に
やってくれてればこの作品は私にとってとても価値あるものになっていたことでしょう。あっけない幕切
れにみんなしらけてしまったんじゃないでしょうか? 
2CD-R FESTIVAL HALL , OSAKA ,JAPAN , JUL/16/1987 (AUD収録)


WILD FRONTIER
大阪公演の翌日、こちらは東京公演の音源です。セットリストは同じで、おまけに表ジャケの写真まで
「WILD IN OSAKA」と同じです。しかし、決定的な違いは、大阪公演ではオーラスが「WISHING WELL」
なのに対して、東京公演では「THE LONER」になっている点です。たった1曲であってもこの違いは
作品全体の価値を変えてしまうほどの決定的な要因と言えます。それだけ「THE LONER」という曲は
絶対にはずせない超名曲なんです。「EMPTY ROOMS」がマスターテープの時間切れで途中カットされ
ているマイナス面がありますが、それらをすべて帳消しにしてしまうくらいの名演が聴けます。 
2CD-R NHK HALL , TOKYO , JAPAN , JUL/17/1987 (AUD収録)


JEZEBELS
日本公演から1月後のアメリカ公演の音源です。セットリストは日本公演と全く同じで、オーラスは当然
「THE LONER」です。こちらは文字通り完全収録盤で聴き応え十分ですが、音質はイマイチで、どうも
ブート盤っていうのはこういうちぐはぐなパターンになってしまうことが本当に多いです。それでも18分
にも及ぶ「THE LONER」は感動の一言です。誰にも真似できないゲイリーの泣きのギタープレイが存分
に味わえます。おまけとしてミルトンキーンズでの「MURDER IN THE SKIES」がサウンドボードで収録
されています。 
2CD-R JEZEBELS , ANAHEIM , CALIFORNIA , USA , AUG/4/1987 (AUD収録)


WILD MOORE
「JEZEBELS」と同じく「WILD FRONTIER」ツアー、アメリカ公演からの音源で、セットリストも同じです。
ただ「WILD FRONTIER」が1曲カットされているため完全収録ではありません。この作品でもオーラス
はやはり「THE LONER」となっています。しかし、なんとゲイリーが曲の導入部分で思いっきり音をはず
してしまいもう1回弾き直すというチョンボをやってます。感動的で、メローな曲だけにこのミスはちょっと
恥ずかしいですね。でもゲイリーは以外にこういうミスをやっていて、G-FORCEの「IN LONDON」の中で
も「PARISIENNE WALKWAYS」でやはり音をはずしてしまっているのが聴けます。 
2CD-R CLUB NEWYORK , MILWAUKEE , USA , AUG/14/1987 (AUD収録)


FINAL FRONTIER
「WILD FRONTIER」ツアー、アメリカ公演の音源ですが、1CDということもあって完全収録ではありま
せん。それは仕方ないですが、オーラスが「THE LONER」でないのはやはりがっかりです。この日は
「MURDER IN THE SKIES」が演奏されたようです。サウンドボード収録なので音質はとても良いので
すが、やはり「THE LONER」が収録されていないと盛り上がらないですね。何度も言いますが、どうも
ブート盤というものは質と量がマッチしない運命にありますね。今さらながら痛感します。たった1曲の
ことですが、やはり「THE LONER」をやってもらわないと私は満足できません。 
1CD PARADISE THATRE , BOSTON , USA , SEP/1/1987 (SB収録)


Danish Walkways
ハードロック時代としては最後のツアーとなる「AFTER THE WAR」ツアーの音源で、来日公演の
およそ1月ほど前のショーということもあり、セットリストは後の来日公演時と全く同じです。完全収録
で音質も良いレベルなので結構楽しめます。裏ジャケットには他のメンバーと一緒にコージーが
写っているので一瞬ドキッとしますが、当然のことながらツアー前に脱退しているのでここでのドラム
はクリス・スレードです。もしコージーがドラムだったら全く違うショーになっていたはずですが、そう
思うと残念でなりません・・・ 
2CD-R VALBYHALLEN , COPENHAGEN , DENMARK , APR/12/1989, (AUD収録)


SPIRIT OF EMERALD
貴重な「AFTER THE WAR」ツアーの、しかも来日公演の音源です。「AFTER THE WAR」ツアーの音
源はほとんど出回っておらず、この作品のほかには同時期の川崎公演の音源がある程度です。川崎
公演の音源はコンサートの前半部分のみを収録した変則的な内容となっており、それほど満足できる
内容ではありませんが、こちらは1CDながらほぼ1ステージ分を収録してあって、十分コンサートの流れ
を感じることが出来る内容となっています。ハードロック時代のゲイリーとしては最後の来日であって、
音源の数も極めて少ないということを考えると大変貴重な作品だと思います。 
1CD NAKANO SUNPLAZA , TOKYO , JAPAN , MAY/12/1989 (AUD収録)


FIGHTING FOR SHEFFIELD
「AFTER THE WAR」ツアーの貴重な完全収録盤です。日本公演から2週間ほど後の全英ツアーの
音源で、セットリストも同じです。最大の聴き所は「BLACK ROSE」を彷彿させる故郷アイルランド色に
染まったメロディーラインの「BLOOD OF EMERALDS」でしょう。独特のリズムを持ったこの曲は、いか
にもゲイリーらしい作品に仕上がっています。またアンコールの「JOHNNY BOY」では泣きのギターでは
なく、渋いヴォーカルで聴くものを感動させてくれます。オーラスはおなじみの超名曲「PARISSIANE
WALKWAYS」でばっちりしめてくれてます。。 
2CD-R CITY HALL , SHEFFIELD , UK , MAY/25/1989 (AUD収録)