OZZY OSBOURNE
ドラマチックな展開と様式美が特徴のブリティッシュ・ハードロック。
レインボーがその路線からコマーシャル路線へと転換していったことによって、
私を含めたブリティッシュロックファンがその拠り所を失いかけていた時に彗星のごとく
現れたのがブラックサバスを脱退したオジーオズボーンでした。ランディー・ローズという
若き天才ギタリストを発掘し、究極の様式美ハードロックを我々に披露してくれました。
今でもファーストアルバム「BLIZZARD
OF OZ」の衝撃は忘れられません。
ブラッド・ギルス、ジェイク・E・リー在籍時
| BLIZZARD OF TORME | |
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私がず〜っと探していたバーニー・トーメ在籍時の音源で、まさにファン待望の幻の音源と言えます。 |
| ランディー急死後、残りのツアーを続行するためにピンチヒッターで呼ばれましたがわずか数公演でク | |
| ビになってしまったため音源がほとんどないのが現状です。「バーニー在籍時の音源」として有名な |
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| 「BERNIE DAZE」はジャケットこそバーニーですが、実際にはブラッド・ギルス時代の音源らしいです。 | |
| この作品は正真正銘バーニーがギター弾いてます。リハーサルがわずか1週間でよくぞここまでコピー |
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| したものだと感心はしますが、さすがにプレイ振りは苦しそうです。 | |
| 1CD-R | COLISEUM , NEW HAVEN , CT , ARP/3/1982 (AUD収録) |
| Bernie Daze | |
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「BLIZZARD OF TORME」が世に出る前まではこの作品がバーニー・トーメ在籍時の貴重音源とされて |
| いました。が、しかし、この作品でギターを弾いているのはバーニーではありません。ブラッド・ギルス | |
| です。ぱっと聴いた感じでは、ギターサウンドもプレイ(特にトレードマークであるアーミング)も全然 |
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| ブラッドっぽくありませんが、フリーのギターソロの冒頭部分でブラッドのお決まりフレーズが出てくる | |
| ところからやはりギターはブラッドです。それにしてもバーニー同様、リハーサル期間がほとんど与え |
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| られなかったせいでプレイはミスも多く、ボロボロ状態です。 | |
| 1CD | BROOME COUNTRY ARENA , BINGHAMPTON , NEWYORK ,USA , APR/13/1982(AUD収録) |
| Flighin’ into Memphis | |
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ブラッド・ギルス在籍時の初期の音源です。「BERNIE DAZE」の9日後のライブですが、パフォーマンス |
| の出来には雲泥の差が感じられます。ブラッドのギターも彼本来のアーミングを多用したスタイルで | |
| バリバリ弾いています。音質もFM放送音源らしく、サウンドボードで非常に優秀なレベルです。ブラッド |
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| 在籍時の音源はそれほど多くはないので貴重な作品と言えると思います。それにしても10日足らずで | |
| よくここまでのレベルに仕上げたなと感心します。ナイトレンジャーでのつぼを得たプレイも良いですが |
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| やはりこのオジー時代の弾きまくるスタイルはブラッドの真骨頂でしょう。 | |
| 1CD-R | MEMPHIS ,USA , APR/22/1982 (SB収録) |
| MOTHER EARTH | |
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オジーの初来日公演の音源です。ギターはランディーの代役ブラッドギルス。セットリストは |
| ランディー在籍時の頃と同じです。「SUICIDE SOLUTION」から各ソロパートへ続き「GOODBYE
TO |
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| ROMANCE」へと続く部分でカットがあり、アンコールの「PARANOID」もカットされており、2CDですが |
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| 完全収録とはなっていません。音質はまずまずレベルで、パフォーマンスも通常のバンドに比べれば | |
| 十分なレベルと言えるのですが、なにぶん本来はランディーが来日するはずだったことを考えると |
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| どうしても“もしランディーが生きていれば”と思ってしまいます。 | |
| 2CD | TOKYO , JAPAN , JUL/14/1982 (AUD収録) |
| OZZY THE BUTCHER | |
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ランディー・ローズの急死に伴うピンチヒッター・ギタリストとして加入したブラッド・ギルス。ランディー同 |
| 様、加入当時は全くの無名な存在でしたが、この音源を聴けば彼がただ者ではないことにすぐ気づき | |
| ます。よくぞ短期間でこれだけランディーの曲をコピー出来たなものだなあと感心すると同時に、一聴 |
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| してブラッドのプレイだと分かってしまう強烈な個性を発揮して存在感を示している点はさすがとしか言 | |
| いようがないですね。この作品はうれしい事にアナログ落しではありますがれっきとしたサウンドボード |
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| 音源で、完全収録盤となっています。 | |
| 1CD | LOS ANGELES , CA ,USA 1982 (SB収録) |
| GILLIS LIVES | |
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ブラッド時代としては後期の音源です。ベースが元UFOのピート・ウエイっていうのがミソですね。この |
| 作品が出るまでピート・ウエイがオジーに在籍していたことすら知りませんでした。この作品の特徴と | |
| しては、トミ−・アルドリッジのソロが「SWEET LEAF」からっていう点でしょう。「SWEET
LEAF」は恐らく |
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| この時期のみしかプレイされていないはずで、非常に珍しいです。ただそれ以外はこれといった聴き所 | |
| もなく、平凡な作品です。「DIARY OF A MADMAN」ツアーもさすがに1年近くなるとマンネリ化してきて |
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| おり、聴いていてもイマイチ緊張感が伝わってきません。 | |
| 1CD-R | NEC ARENA , BIRMINGHAM , UK , DEC/12/1982 (AUD収録) |
| JAKE RENDERED SABBATH | |
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ジェイク在籍時の音源でありながら、セットリストは「DIARY OF A MADMAN」ツアーのもので、ジェイク |
| の曲は1曲もやってません。まだ「BARK AT THE MOON」が未完成のためなのか、あるいはかつて | |
| B.ギルスが在籍していた時に契約の関係で全曲サバスの曲だけ(「SPEAK OF THE
DEVIL」)で構成 |
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| されたショーを行ったような何か特別な事情があったのか?いずれにしても今となっては大変珍しい音 | |
| 源と言えます。ジェイクのプレイする「WAR PIGS」はおそらくこの作品でしか聴けないでしょう。「FAIRIES |
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| WEAR BOOTS」なんて曲もやってますが、この作品で初めてそんな曲知りました。 | |
| 1CD-R | QUEBEC CITY , QUEBECK , CANADA , MAR/30/1983 (SB収録) |
| REVERATION OF A MAD MAN | |
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「BARK AT THE MOON」ツアーの音源です。「 SO TIRED」というバラードナンバーを取り上げている |
| 点に特徴があります。この曲の音源はこの時期だけじゃないでしょうか?とても良い曲なのにこの後 | |
| セットリストからはずされてしまったのはとても残念な気がします。また「SUICIDE
SOLUTION」が |
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| クレジットから漏れています。おまけにエンディングのリピート部分でジェイクがリピート回数を見失って |
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| お粗末な終わり方になっています。もう一つこの作品には特徴があって、それはドラムをトミー・アルド |
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| リッジではなくカーマイン・アピスがプレイしていることです。 | |
| 1CD-R | LEICESTER , UK , NOV/10/1983 (SB収録) |
| CRAZY PARANOIA | |
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ジェイク時代の音源としては最も有名なソルトレイクシティー公演のもので、オフィシャル発売されたビデ |
| オが音源です。まだ加入間もないこともあってか、基本的なセットリストはランディー時代の曲がメイン | |
| で、そこに新曲3曲をプラスした内容となっています。ハイライトは何と言っても「SUICIDE
SOLUTION」 |
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| の中間部に設けられたジェイクのソロパートでしょう。ランディー、ブラッドと若手の凄腕ギタリストを発掘 | |
| してきたオジーが選んだだけあって、このジェイクもただ者ではないことがすぐ分かります。それにして |
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| もオジーの眼力のすごさには改めて脱帽するしかないですね。 | |
| 1CD | SALTLAKE CITY , USA , MAR/18/1984 (SB収録) |
| DRUNKEN SHOW (LIVE IN TOKYO 1984) | |
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ジェイク在籍時の待望の初来日公演のもので、収録場所は東京厚生年金会館です。実は私は渋谷公 |
| 会堂のショーを観に行ったのですが、当日、何とKEYのドン・エイリーが母親の死去に伴って緊急帰国 | |
| してしまい、残った4人でコンサートが行われました。この作品ではまだドンは参加しています。最も注 |
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| 目していたジェイクのプレイですが、やはりすごかったですし、何よりカッコ良かったです。HM系のギタ | |
| リストであれほど動き回るプレイは非常に斬新でした。作品自体は「CRAZY PARANOIA」とほとんど内 |
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| 容が同じなので新鮮味はないですが、来日公演ものということで記念の1枚として持っていたいです。 | |
| 1CD | KOSEINENKIN KAIKAN , TOKYO , JAPAN , JUN/29/1984 (SB収録) |
| Osaka Solution | |
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厚生年金会館のショーではドン・エイリーがまだいましたが、この日の大阪公演ではすでに帰国して |
| いません。したがってショーは4人で行われており、当然のことながらキーボードはなしです。その為 | |
| 「MR.CLOWLEY」のキーボードのイントロはジェイクがギターでプレイしたり、「REVELATION」の中間部 |
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| のピアノソロは単純にショートカットされたアレンジになっています。またこの日は「OVER THE | |
| MOUNTAIN」がプレイされているのも特徴です。非常事態の中でもバンドはかなりのハイパフォーマンス |
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| を繰り広げており、それほどのハンディを感じさせないところはさすがです。 | |
| 1CD-R | FESTIVAL HALL , OSAKA , JAPAN , JUL/2/1984 (AUD収録) |
| PARANOID MAN | |
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「ULTIMATE SIN」ツアーの音源です。残念ながら完全収録ではなく数曲がカットされています。この頃 |
| になるとジェイクが曲作りに参加した楽曲がショー全体の半分までに割合が増えていて、バンド内での | |
| ジェイクの存在感が随分大きくなってきているのをそういったところからも感じます。ランディー時代の |
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| 曲が減ったことによりかつてのクラシカルな様式美サウンドという色は薄くなりましたが、その代わりに | |
| スピーディーで切れ味鋭いロックサウンドに様変わりしました。ジェイクのギターソロ・パートがカット |
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| されているのがとても残念ですが、それなりに楽しめる作品ではあると思います。 | |
| 1CD | KEMPER ARENA , KANSAS CITY , USA , 1986 (SB収録) |
| Ultimate Paranoid | |
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86年、ジェイク在籍時としては2度目の来日公演から武道館公演の音源です。前回の来日時では |
| ランディー時代の曲が多かったため彼独自のプレイというものがイマイチ少なかったですが、さすが | |
| に今回はバンド加入から3年近くも経ち、またジェイクの曲がメインにプレイされていることもあるせ |
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| いか伸び伸びとしたプレイを披露してくれています。選曲もバランスが取れていて、ベスト盤的な | |
| 内容になっています。終演後のエンディングSE[GOODBYE TO ROMANCE]と場内アナウンスま |
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| で収録されている点はポイント高いです。 | |
| 2CD-R | BUDOKAN , TOKYO , JAPAN , JUN/2/1986 (AUD収録) |
| MONSTERS OF ROCK | |
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有名なロックイベントである「MONSTERS OF ROCK」の86年出演時の音源で、完全収録盤です。ジェ |
| イクのギターソロ、ランディーのドラムソロといった部分も当然のことながら収録されていて、聴き応え | |
| あります。ここでのジェイクのソロはフリータイムでのソロになっていて、こうしたソロはこの作品で初め |
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| て聴いたわけですが、はっきり言って退屈なだけで期待はずれでした。「SUICIDE SOLUTION」での構 | |
| 成力があるメロディアスなソロとはあまりにも違い、がっかりです。野外オーディエンス収録の割には |
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| 音質は非常にクリアーで、作品的には中々良い出来だとは思います。 | |
| 1CD-R | CATSLE DONINGTON , UK , AUG/16/1986 (AUD収録) |
OZZY OSUBOURNE (FET.BRAD GILLIS & JAKE E .LEE)