DEEP PURPLE

       やはりリッチー在籍時の第2期、第3期こそが私にとってのディープパープルということで、音源もその時代のものです。
       ただブート盤ではそれほど良いものが見つからないため数はすごく少ないです。



Made In Japan 2
記念すべき初来日公演の初日の音源です。30年以上も前の録音とは思えない程の音質は優秀で、
ちょっとびっくりします。同時期のツェッペリンの来日公演の音源はいくつか出回っていますが、パー
プルのほうはどういうわけかほとんど音源が出てこないので結構貴重だったりします。特に初日を
収録したこの作品は入手困難でしょう。この日のショーからは「SMOKE ON THE WATAER」が名盤
「LIVE IN JAPAN」に選曲されていますが、どういうわけかジャケットではクレジット漏れになってい
ます。
2CD OSAKA FESTIVAL HALL , OSAKA, JAPAN , AUG/15/1972 (AUD収録)


BURNING NIGHT
初来日公演から中日2日目の大阪公演の音源です。この日のショーではやはりなんと言っても
「LIVE IN JAPAN」に採用されたオープニングナンバー「HIGHWAY STAR」が最高でしょう。歴史
的名演だと思います。ところがその興奮が冷めやらぬうちに始まる2曲目の「SMOKE ON THE
WATER」の、超簡単なイントロのギターリフでリッチーがミスって一気にテンション下がります・・
この作品はアナログ落としのようで若干ノイズが入っていますが、音質はまずまずのレベルです。
アンコールで「LUCILLE」やるくらいなら「FIREBALL」やって欲しかったなあと思いました。
2CD OSAKA FESTIVAL HALL , OSAKA , JAPAN , AUG/16/1972 (AUD収録)


LIVE IN JAPAN 8.17.1972
初来日公演の最終日、武道館公演を収録したものです。興味深いのは1回目のアンコールの
「BLACK NIGHT」終了後にイトイ・ゴローなる人物が登場し、「今夜が最後なのでもう1曲やってく
れるでしょう〜」といったMCが収録されていることです。こんなことがあったなんてこの作品を聴
いて初めて知りました。「完全版」でももちろんこのシーンは未収録です。この作品はライブ盤と
いうよりドキュメンタリー盤と言ったほうがふさわしいと思います。演奏重視派の方は素直に
オフィシャルを聴いていた方が良いでしょう。
2CD-R BUDOKAN,TOKYO AUG/17/1972 (AUD収録)


Smoke On The N.Y.City
感動の初来日公演から2週間後のニューヨーク公演の音源で、「MACHINE HEAD」ツアーでは
貴重なサウンドボード収録です。セットリストは日本公演と全く同じですが、アドリブをメインのスタイ
ルにしているだけあって、この作品はこの作品としてまた楽しむことができます。ただ真新しさという
のは特にないので、音が良いという点だけがセールスポイントになるかなと言った感じです。値段も
お手ごろ価格で売られていますので、持っていて損はない作品でしょう。
2CD NEWYORK , U.S.A , AUG/30/1972 (SB収録)


FINAL TRUCKIN'
パープル2度目の来日公演の最終日、大阪公演を収録していますが、ご存知の通りこの日の
ステージをもってイアン・ギランがパープルから去り、黄金の第2期時代が幕を閉じました。公演
終了後にイアン・ギランが観客に別れの挨拶をするシーンは有名ですね。本作品にも収録は
されていますが当然のことながら英語でしゃべっているので良く分かりません。(^^;)
この当時はバンド内でかなり亀裂があったそうですが、演奏を聴く限りではとてもそんな風には
思えないほどのハイテンションぶりです。30年前の音源としては音質も最高レベルでしょう。
1CD OSAKA FESTIVAL HALL,JAPAN JUN/29/1973 (AUD収録)


WHITE NIGHTS
73年12月のライブということで、デビ・カバとグレン・ヒューズが加入して間もない頃のショーの音源
です。ハウリング気味の録音状態のせいか、聴いているとヒスノイズで耳がキンキンしてきます。
それでもこの時期の音源は数が少なくとても貴重な存在です。セットリストは「BURN」ツアーで
おなじみのものですが、デビ・カバもグレンヒューズもまだまだ控えめのせいか、スケール的には
「カリフォルニア・ジャム」で見せたようなレベルまでは達していません。アレンジの骨格はすでにでき
あがっているものの、後の完成型に比べると未熟な感がします。
2CD GOTHENBURG , SWEDEN , DEC/11/1973 (AUD収録)


1974 California Jam
あまりにも有名な74年の野外イベント「カリフォルニア・ジャム」でパープルがトリを勤めた時の
テレビ放送の音源です。第3期メンバーでのライブですが、おそらく全盛時代といわれる第2期も
含めて、単独のステージでは最高の部類に入るパフォーマンスでしょう。傑作「LIVE IN JAPAN」も
3公演からのベストテイクであって、単独ではありませんでした。最大の聴き所はやはり後半の2曲
「YOU FOOL NO ONE」「SPACE TRUCKIN'」だと思います。メンバーの個性がぶつかり合ってすさま
じいパワーと緊張感。これぞハードロックといった醍醐味が味わえます。
1CD ONTARIO SPEED-WAY , CALIFORNIA , USA , APR/6/1974 (SB収録)


BURNT PURPLE
第3期として安定期にあった頃の74年9月のブレーメン公演の音源です。まだ「STORMBRINGER」
発表前ということで、セットリストもアンコールを除けばカリフォルニア・ジャムなどと同様の構成に
なっています。パープルのオーディエンス収録物は劣悪な音質の作品がほとんどですが、この作品
は非常に良いレベルにあって臨場感も抜群です。パフォーマンスも優秀で、何と言っても聴き所は
第3期ではおなじみ、DISC-2の「YOU FOOL NO ONE」と「SPACE TRUCKIN'」の2大超大作でしょ
う。何度聴いてもすごいですね。
2CD BREMEN , GERMANY , SEP/19/1974 (AUD収録)


MSG 1974
メーカーがタランチュラ系ということで音良いかな?と思い買ってしまいましたが、期待通りの
高音質で正解でした。最初はサウンドボードかと思いましたが、どうも極上オーディエンスらしいで
す。この作品のパープルは絶頂期だった第2期のパフォーマンスに迫るくらい非常に充実した
内容です。アンコールがカットされているのか、この日は無かったのか分かりませんが、いずれに
せよ収録されているのは本編のみというところがやや残念です。ブートでありながらクレジットに
日本語が使われている点は「終戦記念日」などと共通しています。
2CD MADISON SQUARE GARDEN , NEWYORK ,USA , 1974 (AUD収録)


Blackmore's Final
パープルの一員としてのリッチーのラストステージ、すなわち第3期パープルのラストショーの音源
です。すでにリッチーの気持ちがパープルから離れているせいか、バンドのパフォーマンスに勢い
が感じられません。「リッチー・ラストステージ」という特殊な事情がなければはっきり言って何の価
値もない作品だとまで言えるでしょう。カリフォルニアジャムの頃と聴き比べてみても、ショーの出来
には雲泥の差があります。ジョン・ロードのキーボードもやはりリッチーの攻撃的なギター・プレイが
あってはじめて生きてくるんだなあとあらためて実感しました。
2CD-R PALAIS , DES SPORTS , PARIS , FRANCE , APR/7/1975 (AUD収録)


Warm Up In Australia '84
再結成パープルの最初期の音源です。タイトルにもあるとおり、ワールドツアーのウォーミング
アップ的な意味合いのオーストラリアツアーで、パフォーマンスにも幾分不安定な部分があり
ます。ただ、メンバーは非常にやる気に満ちており、そういう意味では中々良いパフォーマンス
と言えるでしょう。ボーナストラックとして2曲、同オーストラリアツアーよりシドニー公演のアンコー
ル部分が収録されていますが、その中の「ルシール」では何とジョージハリスンがゲスト参加し
ています。
2CD ENTERTAINMENT CENTRE , MELBOURNE , AUSTRALIA , DEC/16/1984
(AUD収録)


WELCOME BACK
再結成パープルの初来日公演より2ヶ月前のデトロイトでのショーを完全収録した作品です。
セットリストはその後の日本公演と同じものです。再結成後の初ツアーということで非常に気合
が感じられるパフォーマンスで、往年のパープルの魅力に匹敵するような勢いがあると思います。
この作品はオーディエンスでありながら音質は臨場感溢れる極上もので、おそらくこの時期の
音源としては決定版とも言える内容でしょう。デーモンズ・アイお得意の300セット限定となってい
るので、“本当なら”それなりに価値がある作品です。
2CD JOE LOUIS ARENA , DETROIT , U.S.A , MAR/11/1985 (SUP-AUD収録)


LAST CRASH IN THE EAST
全盛時代の第2期メンバーで再結成されたパープルの、再結成後初となる来日公演の音源で
す。往年の名曲に新作「PERFECT STRANGERS」からの曲を加えたセットリストは聴き応え十分
で、バンドのモチベーションも高いです。私もこの時のライブを観に行きましたが、全盛時代の
パワーで押し通すようなものではなく、良い意味でリラックスした円熟味のある演奏でした。
東京公演の音源は現時点ではこの作品のみということで、音質はイマイチながらも大変貴重
な存在です。
2CD-R BUDOKAN,TOKYO MAY/16/1985 (AUD収録)


THE PERFECT STRANGER
スムースダンサーの「LAST CRASH IN THE EAST」と同一日のショーですが、音源は全く違い、
こちらの作品はアナログ落としで、音質的には全然こちらの作品の方が良いです。ただし、オーラス
の「SMOKE ON THE WATER」がカットされているため完全収録盤ではない点が欠点です。その点
をマイナスしてもパフォーマンス自体は大変優秀なので聴き応えは十分です。「LAST〜」がこの
作品くらいの音質であれば決定版となるところですが、質と量のバランスがマッチしないのがブート
なので仕方ないですね。。
2CD BUDOKAN,TOKYO MAY/16/1985 (AUD収録)