BLACK SABBATH

           私がサバスを知ったのは、すでにオリジナルメンバーだったオジー・オズボーンが脱退し元レインボーのロニーが
           加入した後だったということもあって、オジー在籍時のドロドロしたサウンドよりもよりスピーディーでソリッドなスタ
           イルのサバスのほうが気に入っています。あまりにもメンバーチェンジが激しくてついていけない面もありますが、
           コージー在籍時の様式美サウンドは長いサバスの歴史の中でも個人的には最高だと思っています。


コージー・パウエル在籍時


THE LEGEND OF HELL HOUSE
「HEADLESS CROSS」ツアーの序盤、ニューヨーク公演の音源です。この4ヵ月後に来日公演を行う
わけですが、そのときにはセットリストからはずされている「DEVIL&DAUGHTER」をこの時期ではプレイ
しています。コージー在籍時のサバスのステージすべてに共通しますが、どういうわけかサバス時代
にはコージーのソロパートがセットリストに組まれていません。これはとても残念です。またこの作品で
は「BLACK SABBATH」導入部のギターソロがDISC-1に収録された結果、本編と股裂き状態になって
しまっていて、かなりもったいないです。
2CD-R PALLADIUM , NEWYORK , USA JUN/10/1989 (AUD収録)


Tales From Sheffield
「HEADLESS CROSS」全英ツアーからシェフィールド公演の音源です。この時期の作品の中身はどれ
も似かよっていますが、この作品にはひとつ特徴があります。それは「WAR PIGS」のイントロ部分で
コージーが拍を間違えリズムアウトしているミスが収録されている点です。コージーの明らかなミス
がここまではっきり聴ける音源は他にはないでしょう。なんとも間抜けな感じですが、やはりコージー
といえども人間なのでミスはするんです。そんなことがあったライブですが、カッコ良さは相変わらず
で、エンディングまで息をもつかせぬハイテンションで突っ走っています。。
2CD-R CITY HALL , SHEFFIELD ,UK , SEP/2/1989 (AUD収録)


DEATH CALLED '89
コージー在籍時の音源としては数少ないサウンドボード収録の作品です。1CDということで当然のこと
ながらショーの約半分がカットされてしまっています。それはある意味やむ負えないですが、9曲目に
「CLOAK AND DAGGER」なるスタジオ未発表音源がボーナストラックとして収録されていて、これは
はっきり言って「こんな曲入れる時間があるんだったらライブでの曲を入れてくれ〜」と誰もが感じると
思います。とにかく収録時間が短いというのが最大の欠点ですね。音質もパフォーマンスも非常に良
いだけに残念です。
1CD MANCHESTER APOLLO ,UK SEP/6/1989 (SB収録)


Now Fear Arise In London
「HEADLESS CLOSS」全英ツアーからハマースミスオデオン公演の音源です。オープニングから
圧倒的なパワー、スピード感で突っ走るパフォーマンスは、ディオ在籍時の「HEAVEN AND HELL」
ツアーの時のような勢いを感じます。トニー・マーティンのヴォーカルは相変わらずのロニーばりの
シャウトで最高です。コージーのドラムもとても良いです。例によってドラム・ソロがセットリストから
はずされてしまっている点は納得いきませんが、それにしてもこの時期のサバスは文句なしにカッコ
良いです。
1CD HAMMERSMITH ODEON , LONDON , UK SEP/9/1989 (SB収録)


HEADLESS IN VIENNA
「HEADLESS CROSS」ツアーのサウンドボード音源は「DEATH CALLED '89」が代表的ですが、残念
ながら完全収録盤ではありません。この作品はカット無しの完全収録盤という点に価値があります。
数箇所でマスター起因のノイズが入るものの、全体的にみれば音質は最高でしょう。パフォーマンスも
この時期独特の圧倒的パワーとスピード、そして様式美が堪能できる点で文句なしと言えるでしょう。
ただ、オーディエンスの歓声がほとんど聴こえない作品なので臨場感という点では物足りなさを感じる
点は否定できません。
2CD-R SUMMER ARENA , VIENNA , AUSTRIA , SEP/24/1989 (SB収録)


SATANIC MEMORY U
新宿厚生年金会館のショーの音源と言えば「SNAKE SKINED SABBATH」と同じ日のショーですが、
こちらの作品の方がより音がクリアーで、バランスもとても良いです。そういうわけでこちらの作品を
持っていればコレクションとしては十分だと思います。この「HEADLESS CROSS TOUR」の音源は
他にも数作品所有していますが、この作品がその中でも一番質の良いものと言えるでしょう。それ
にしてもこの4人が繰り出す様式美ハードロックは何度聴いてもカッコ良いですね。もう2度とこんな
すごい演奏は聴けないかと思うと寂しくなります。
2CD-R KOSEINENKIN HALL , TOKYO , OCT/17/1989 (AUD収録)


売却済み Snake Skinned Sabbath
待望の来日公演の音源ですが、ファンが待ち望んだのはサバスというバンドよりもコージー・パウエル
個人だったようです。聴こえて来る歓声も「コージー!コージー!」というものばかりで、改めて日本で
のコージー人気のすごさを感じます。セットリストは基本的にワールドツアーのものを踏襲していて
オープニングの「HEADLESS CROSS」でコージーのドラムがイントロを刻むと早くも大盛り上がり大会
になっています。東京公演の音源は現時点ではこの作品だけのようで、そういう面ではとても貴重な
作品です。
2CD-R KOSEINENKIN HALL , TOKYO , OCT/17/1989 (AUD収録)


The Gate Of Grave
「1989」と同じく大阪フェスティバルホールの音源です。こちらの作品はオーディエンス収録ですが、
完全収録盤となっています。音質はまずまず良いレベルです。パフォーマンスも例によってこの
メンバーならハズレは全くありません。最高にカッコ良い様式美ハードロックサウンドを度迫力で
プレイしています。コージーのドラム・ソロがセットリストに入っていないのが本当に残念ですが、
そうしたことを差し引いても余りある濃い内容のライブです。是非生で見たかったと今更ながら思え
てきます・・
2CD-R FESITIVAL HALL , OSAKA , JAPAN , OCT/19/1989 (AUD収録)


1989
怪しげな1枚で、特にどの公演の音源かのクレジットも表には表記されておらず、私としてはコージー
在籍時の音源ならいいやと思ってとりあえず買ってみました。ところがこれがとんだ掘り出し物でした。
「HEADLESS CLOSS」ツアーの貴重なサウンドボード収録もので、しかもジャケット内側には大阪公演
のクレジットが・・正確には「OSAKA&MOSCOW」です。完全収録盤ではなくコンサートの中盤部分が
ばっさりカットされています。そしてラストナンバーの「HEAVEN & HELL〜PARANOID」が重複収録され
ており、ボーナストラックの音源がモスクワ公演のものです。なかなか貴重な音源です。
1CD FESITIVAL HALL , OSAKA , JAPAN , OCT/19/1989 (SB収録)
 (EXCEPT TRACK 9  MOSCOW , 1989) (SB収録)


DRUMS SOLO, PLEASE
この作品で一番気に入っているのは実はこの「DRUMS SOLO , PLEASE」という作品のタイトルです。
いい加減なタイトルを付けるのがブートの世界ですが、このタイトルは本当に誰が考えたのかなあと
感心してしまいますね。東京だけでなく、この名古屋でもやはり「コージー!コージー!」の大合唱で、
ドラムソロがセットリストに組み込まれていない無念さがヒシヒシと伝わってきます。観客の大部分が
実はコージーファンで、サバスはどうでも良いんじゃないかな?といった感じすらします。DISC-2の最
後に「DRUMS SOLO」とあえてクレジットした気持ちは私にも痛いほど分かりますね。
2CD-R KINROKAIKAN , NAGOYA , JAPAN OCT/21/1989 (AUD収録)


Live In Moscow 89
ロシア公演もののブートということでとても珍しい作品です。音質はサウンドボードで中々のレベル。
とにかくこのメンバーによるサバスはカッコ良すぎです。スピード感と重量感を兼ね備えたうえに
ブリティッシュ・ハードロックのお家芸であるメロディアスでドラマチックな展開。どれを取っても1級品
です。「HEADLESS CROSS」ツアーの音源は他にもいくつか所有しており、内容もほとんど同じであり
ながら持っていない作品を見つけるとついまた買ってしまうくらいハマッてしまいますね。聴いたことが
無い人いたら是非一度聴いてみてもらいたいと思います。
1CD-R MOSCOW , RUSSIA , NOV/1989 (SB収録)


THE ROAD OF TYR
「MARTIN YEAS」同様、「TYR」ツアーの音源ですが、こちらの作品の価値ある点は、遂にサバス在
籍時のコージーのドラム・ソロが収録されたことです。今までコージー在籍時の音源はいくつか出て
いましたが、ドラム・ソロを収録した作品は一つもありませんでした。というよりセットリストにドラム・ソ
ロが組み込まれていなかったので当然です。「DRUMS SOLO , PLEASE」などというタイトルが付けら
れる作品も出てきたりしましたが、今回やっとその願いが叶いました。しかし、「MARTIN YEARS」では
同ツアーであるにもかかわらず未収録ということは単に収録漏れだっただけなのかもしれません。
2CD ROLLING STONE , MILAN , ITALY , OCT/1/1990 (AUD収録)他


MARTIN YEARS
この作品は数少ない「TYR」ツアーの音源です。オムニバス形式でイアン・ギランがゲスト参加した
デンマーク公演、コージー加入前の87年のドイツ公演なども同時に収録されています。珍しいのは
ニール・マーレイのベースソロがフューチャーされている点で、これはホワイトスネイク時代にもあり
ませんでした。なぜサバスで?と思いますが、それ以上に「そんなことやる時間あったらコージーの
ソロやってくれ〜〜」と私は言いたいです。しかしながら「TYR」ツアーの音源はとにかく少ないので
この作品はとても重要だと思います。
2CD SPORTHALLE ,BOBLINGEN , GERMANY OCT/18/1990 (AUD収録)他


BLACK SABBATH (FET.COZY POWELL)