BLACK SABBATH

           私がサバスを知ったのは、すでにオリジナルメンバーだったオジー・オズボーンが脱退し元レインボーのロニーが
           加入した後だったということもあって、オジー在籍時のドロドロしたサウンドよりもよりスピーディーでソリッドなスタ
           イルのサバスのほうが気に入っています。あまりにもメンバーチェンジが激しくてついていけない面もありますが、
           コージー在籍時の様式美サウンドは長いサバスの歴史の中でも個人的には最高だと思っています。


ロニー・ジェームス・ディオ 在籍時


MIAMI 80
「HEAVEN AND HELL」ツアーの音源です。ロニーが加入してブラックサバスは一時の停滞から完全
に抜け出しましたが、どうもバンド内部の人間関係が長続きせず、ほんとに良いパフォーマンスをして
いた時期は非常に短かった中で、本作品は文字通り絶頂時のライブということもあって、すごい内容
となっています。特に「BLACK SABBATH」、「HEAVEN AND HELL」の大作2曲は聴き応えがありま
すね。オジー時代の曲をロニーが歌ってもさほど違和感も覚えないし、コージー在籍時と並んで充実
したパフォーマンスに様式美が加わって最高にカッコ良いサウンドになってます。
2CD MAIAMI , FLORIDA, , USA , SEP/7/1980 (SB収録)


ANGEL AND DEMON
「HEAVEN AND HELL」来日ツアーから東京・中野サンプラザ公演の音源です。サウンドボードで音質
は文句無く、おまけに幾分トニーのギターが強調されたミキシングになっているためあの独特の重低音
サウンドがビシビシ響いてきます。1CDということで残念ながら「DIE YOUNG」、「PARANOID」の2曲は
カットされています。パフォーマンスは全盛時代のこの時期ですから悪いはずがありません。ヘビーか
つソリッド、それでいてメロディアスなハードロックは私のもっとも好きなジャンルなので聴いていてとて
も気分が良いです。この頃のサバスは本当にすごいバンドだったんだなと改めて実感します。
1CD NAKANO SUN PLAZA , TOKYO , JAPAN , NOV/18/1980 (SB収録)


SACRIFICE
ロニー加入後の待望の来日公演から、大阪公演の音源です。オーディエンスながら臨場感溢れる
大変優秀な音質で、ロニーのパワフルシャウト、トニーの重低音ギターがビシビシ伝わってきます。
サウンドも非常にキレのあるもので、これはオジー時代のドロドロしたものとは全く違います。観客
の盛り上がり方も非常に良いです。この日はラストナンバーが「PARANOID」ではなく「DIE YOUNG」
で、「PARANOID」はアンコールナンバーになっています。定番曲「CHILDREN OF THE GRAVE」は
なぜか収録漏れとなっているようです。
2CD FESTIVAL HALL , OSAKA , NOV/21/1980 (AUD収録)


THE LAST SACRAMENT
ロニー加入後の来日公演から大阪公演の音源です。「SACRIFICE」と同日のショーですが、音源は
どうやら別のようです。ただし、当然のことながら作品の内容自体は同じで、音質的にも互角のレベ
ルにあると思いますが、こちらの作品ではオーラスの「CHILDREN OF THE GRAVE」まで収録されて
いるため完全収録盤といえる内容となっている点が違います。どちらかの作品を選ぶとしたらやはり
こちらの作品となるでしょう。それにしても「DIE YOUNG」前の「ギターソロ」はやたら長いだけで内容は
イマイチですね。もうちょっと何とかして欲しいです。
2CD FESTIVAL HALL , OSAKA , NOV/21/1980 (AUD収録)


AUSIE KNIGHTS
オーストラリア公演の音源で、クレジットからすると日本公演直後のようです。セットリストは日本公
演と同じで、この時期としてはベストといえる選曲となっています。このメンバーのサウンドボード
音源はいくつか出回っていますが、完全収録ものというのは中々貴重です。ただ、音質はそれほ
ど良いレベルとは言えません。「HEAVEN AND HELL」と「PARANOID」の冒頭部分がカットされて
いる点も残念です。パフォーマンス自体は大変優秀ですが、相変わらずダラダラと長いだけで中身
の無いギターソロはやらない方がマシでしょう。
2CD CAPITOL THEATRE , SYDNEY , AUSTRALIA , NOV/27/1980 (SB収録)


BLACK SABBATH ロニー在籍時