MICHAEL SCHENKER

        中学3年の時に聴いた「神」は衝撃的でした。それ以来すっかりマイケルファンとなってしまったわけですが、ゲイリー・バーデンが
        脱退後からいつの間にか聴かなくなってしまいました。ゲイリー・バーデンは下手だったけどやはりマイケルには一番合っていたと
        思います。


UFO & SCORPIONS 在籍時

FORCELANDING
UFO時代の、若きマイケルのプレイが聴ける貴重な音源です。75年のオーディエンス収録にしては
音質も良いほうでしょう。それにしても当時10代だったことを考えるとやはりマイケルはただ者では
ないことがこのプレイを聴くと分かります。この時期すでにマイケルらしさは出ていますが、バンドと
してみるとまだまだ発展途上にあるという印象を受けます。「ROCK BOTTOM」「DOCTOR DOCTOR」
といった代表曲もアレンジ面において未完成な点があり、後にキーボードプレイヤーのポール・レイ
モンドを加入させたのも非常に理にかなった補強と言えるでしょう。
1CD MARQUEE CLUB , LONDON , UK JUL/17/1975 (AUD収録)


ROUGH AND RAW
「FORCELANDING」とほぼ同一内容で、こちらも当時のオーディエンス収録にしては大変優秀なレベル
と言えます。「ROCK BOTTOM」のギター・ソロ導入部でショートカットされた部分が残念ですが、それ
以外はなかなか聴き応えのある内容です。オフィシャル「UFO LIVE」のようなスケールの大きさはまだ
感じられませんが、マイケルのギターはこの当時においてもすでにかなりのレベルに達しています。
この当時はまだポール・レイモンドが加入していない関係で、ギターはマイケル一人でプレイしている
といった事情が、バンドサウンドの厚みがやや足らないと感じる理由でしょう。
1CD LUDWISSHAFEN , SEP/6/1975 (AUD収録)


LOST ON THE ACTION TAPE
どこの店行っても上記の「ROUGH AND RAW」と本作品は在庫処分のような格安で売られているので
とりあえずハマルの覚悟で買ってみた次第です。この時期のUFOはまだまだ未熟な面がありますが
内容的には悪くないです。音も一応サウンドボードで、この時期としては優秀な音源といえると思いま
す。イマイチ垢抜けないサウンドになってしまっているのは恐らくキーボードのダニー・ペイロネルが
センスの無いことに原因があるように思われます。あらためてポール・レイモンドの存在というものが
大きいんだなと実感しました。
1CD STARWOOD , LOS ANGELES , CA , USA , 1976 (SB収録)


Birmingham Tapes
マイケル在籍時の各年代(74年、76年、77年)に、同じバーミンガムで行われたショーを収録した
オムニバス盤。もっとも迫力のある音源はやはり77年のもので、オフィシャル「U.F.O LIVE」にも
匹敵するハイパフォーマンスは聴き応えは十分です。しかし残念ながら肝心のマイケルのギター
の音がエコーが掛かりすぎているため非常に聴き取りにくくなっています。パフォーマンスが素晴
らしいだけに本当に残念です。76年ものは非常に優秀な音質ですが、たった1年違いなのに
パフォーマンスは数段落ちます。74年ものは資料程度の価値と考えた方が無難だと思います。
3CD BIRMINGHAM , ENGLAND , 1974/1976/1977(AUD収録)


HOT-N-READY
UFOの最高傑作「UFO LIVE」は78年のシカゴ公演がベースになっていると思いますが、この作品は
そのシカゴ公演の音源です。オフィシャルと比べると「NATURAL THING」「MOTHER MARY」「I'M A
LOSER」「THIS KIDS」の4曲がカットされており、その代わりに「HOT-N-READY」はじめ4曲のオフィ
シャル未収録曲が収録されています。また曲順も違います。オフィシャルとはマイケルのフレーズが
ほとんどの曲で違うことからすると、オフィシャルはマイケル脱退後に発売されておりスタジオでの
差し替えはないはずなので、各公演からの寄せ集め音源だった可能性があります。
1CD-R CHICAGO , USA , OCT/13/1978 (SUP-AUD収録)


LIVE IN BERLIN 1979
UFO脱退後、一時的にスコーピオンズに復帰していた頃の貴重な音源です。この後、マイケルは病院
行きとなり、後にMSGとして劇的な復帰を遂げることになります。とりあえず完全収録盤らしく曲はたく
さん収録されていますが、スコーピオンズ自体この頃はまだマイナーな存在だったのであんまり良い曲
はないですね。それよりもUFO時代の傑作「LIPSTICK TRACES」や「DOCTOR DOCTOR」が披露されて
いる点は興味深いです。初めから音質は期待していませんでしたが、予想通り苦しい内容です。特に
マスターテープの質が悪いのか音がよれよれに歪んでいる箇所が何箇所もあります。
2CD-R NEUWELT , BERLIN , GERMANY , FEB/28/1979 (AUD収録)