TOTO

               私のコレクションの対象となっているミュージシャンの中では異色の存在とも言えるのがこのTOTOです。
               ジャズ・フュージョンをベースにした音楽性は明らかに他のバンドとは音楽性が違います。それでも私が
               気に入っているのはポップなメロディーセンスと確かな演奏テクニックを彼らが持っているからです。私が
               学生の頃に夢中になっていたバンドのほとんどが現在では解散してしまったり、あるいは存在はしていても
               その姿はかつての姿とはかけ離れているケースが多いのですが、このTOTOはボン・ジョヴィと並んで
               ずっと当時から変わらぬ姿で現役でがんばっていてくれています。


サイモン・フィリップス 在籍時


We Never Be Over You
オリジナルメンバーだったドラムのジェフ・ポーカロが死んだというニュースを聞いたときは本当に驚き
ましたね。あまりにも彼が偉大なドラマーだったのでこのままTOTOも解散してしまうのかなあなんて
思っていましたが、後任にサイモン・フィリップスという驚きの人選をして無事活動を再開してくれまし
た。この音源は、亡くなったジェフを偲んで、ゲストにマイク・マクドナルドやボズ・スキャッグスなどの
豪華メンバーを迎えての追悼コンサートの模様を収録したものです。ジェフの後任がサイモンであれば
安心して聴いてられます。最適な人材ですね。
3CD UNIVERSAL AMPHITHATER , LA , CA , USA , NOV/14/1992(SB収録)


Tribute to Jeff Porcaro
タイトルは「Tribute」となっていますが、内容は「WE NEVER BE OVER YOU」のような追悼コンサート
といったものではなく、通常のコンサートの模様を収録したものです。ドラムはもちろんサイモンです。
この作品は私の推測ではTOTOのブートではおなじみの「WITH A LITTLE HELP FROM PHILLPS」と
同じオランダ公演のものだと思います。MCで「デンボ〜ス」と言ってるのが聴こえます。もしかすると
同音源のタイトル違いかもしれません。いずれにしても、オフィシャル級の高音質で、サイモンを加えた
パフォーマンスも全然問題もなく、非常に素晴らしい内容となっています。
2CD NO CREDIT


eel
数少ない「Tambu」ツアーの音源で、スウェーデン公演をサウンドボード収録したものです。若干の曲
がカットされている感じですが、最高の音質に最高のパフォーマンスとくれば文句のつけようがないで
すね。それにしてもいつもながら演奏のハイテクニックさには驚かせられます。サイモン・フィリップス
もすっかりバンドに溶け込んでいて、ジェフ・ポーカロの抜けた穴を完全に埋めている感じです。個人的
には「CHILD'S ANTHEM」や「I WON'T HOLD YOU BACK」あたりが収録されていればなお良かったと
思います。
2CD-R LULEA , SWEDEN , FEB/2/1996 (SB収録)


TANBU WORLD TOUR JAPAN
「TANBU」ツアーの来日公演の音源で大変貴重です。全体的に落ち着いた感じというか、もう貫禄の
域に入っているといったほうが適切かもしれません。相変わらずのハイテクニックの演奏で全く危なげ
なくプレイしているところはさすがです。個人的にセットリストにはなじみの曲が少ないせいか、イマイ
チ盛り上がらないのですが、内容的には悪くはないと思います。もう少しロックナンバーを取り入れて
くれたほうがショーが盛り上がるんではないかなあと思ったりもするのですが、こういった渋いセット
リストもそれはそれで味があって良いかもしれません。
2CD NHK HALL , TOKYO , JAPAN , APR/7/1996 (AUD収録)