WHITE SNAKE

            元パープルのメンバーだったデビット・カバディールがリーダーで、後に同じく元パープルの
            メンバーだったジョン・ロード、イアン・ペイスが加わってビッグバンドの仲間入りを果たし、何か
            とレインボーと比較される存在でもありました。その後、コージー・パウエルやジョン・サイクス
            と言ったスーパープレイヤー達もメンバーに名を連ねて、それによりバンドサウンドも当初の
            R&B路線からハードロック路線へと変わっていきました。私が特に好きな時代はイアン・ペイス
            加入後からジョン・サイクス、コージーパウエル在籍時の頃までです。


R&B路線時代


In Concert
79年と80年のレディングフェスティバルでのショーをそれぞれDISC 1 とDISC 2に分けて収録して
います。FM音源ということで始めにDJのナレーションが入っています。80年のほうは、実は昔
日本でもラジオ放送された際カセットに録音してよく聴いてもので、私にとってはとても懐かしい
音源です。2つのショーの間隔はちょうど1年ですが、両方の音源を聴き比べてみればこの1年の
間にバンドが飛躍的に成長し、パワーアップしているのが実感できます。この時期こそホワイトスネ
イクの全盛時代だと私は思います。。
2CD DISC 1 AUG/26/1979 , DISC 2 AUG/24/1980 (SB収録)


LIVE IN THE HEART OF THE CITY COMPLETE
オフィシャルで発売された「LIVE IN THE HEART OF THE CITY」の番外編です。タイトルには一応
「COMPLETE」と付けられていますが実際にはイアン・ペイスのドラム・ソロや
「READY AN' WILLING」など数曲がカットされているので「COMPLETE」ではありません。しかしなが
らソウルフルかつパワフルなステージが編集なく再現されており、そのパフォーマンスは壮絶の一言
です。オフィシャルと聴き比べてみると編集箇所も分かって面白いですが、中でも興味深いのは、
ジョン・ロードのキーボード・ソロの中でパープルナンバーを披露している点でしょう。
2CD-R HAMMERSMITH ODEON , LONDON ,UK JUN/24/1980 (SB収録)


First Night For "Thank YOU"
81年の2度目の来日公演の音源です。ブルース路線時代の最も脂が乗っていた時期で、地味なが
らも非常にカッコ良い演奏を堪能できます。この時代こそがある意味最もホワイトスネイクらしさが出
ていたとも言えるでしょう。ハードロックと言うととかくスーパーギタリストがバリバリ弾きまくるスタイ
ルが一般的な中で、あえてバーニー・マースデンやミッキー・ムーディーと言った職人的な人たちを
起用していた点もデヴィッドのこだわりが感じられます。この作品はアナログ落としの為、所々でア
ナログ特有のプチプチといったノイズが入っていますが、それもまた懐かしいです。
2CD-R NAKANO-SUNPLAZA , TOKYO , JUN/25/1981 (SB収録)


COME AN' GET THEM
81年の2度目の来日公演から名古屋公演の音源です。この作品はオーディエンス録音ですが、
はっきり言ってへたなサウンドボード音源よりはるかに優れた超1級オーディエンス音源です。
テープチェンジの切れ目も無く、一体どうやって録音したのかと思われるほど抜群の音質に
初めて聴いた時にはビックリしました。パフォーマンスは長いバンドの歴史の中で最も脂ののった
時期だけに、気合のこもった素晴らしいものとなっています。地味ながらもミッキー・ムーディー
とバーニー・マースデンのギターがとてもカッコ良いです。
2CD NAGOYA CITY KOKAIDO , NAGOYA , JAPAN JUN/27/1981 (AUD収録)


IAN'S BIRTHDAY PARTY
81年の2度目の来日公演から大阪公演の音源です。地味なブルース・ロックですが、これこそが
ホワイトスネイクらしさといえるもので、パフォーマンスはとても良いです。音質も当時としては非常
に優秀なレベルです。私の大好きなナンバーである「AIN'T GONNA CRY NO MORE」がプレイされ
ていればなお良かったのですが・・ ミッキー・ムーディーのスライドギター、バーニー・マースデンの
"遅弾き”など今あらためて聴いてみると懐かしさがこみ上げてきます。最近は訳の分からない弾き
方をする若手のギタリストが多いので、彼らのような分かり易いプレイを聴くと安心しますね。
2CD-R OSAKA FESTIVALHALL , OSAKA , JAPAN JUN/29/1981 (AUD収録)


OLD SOLDIERS NEVER DIE !
83年の大阪公演2日目の音源です。セットリストはこの時期ではお馴染みのものです。この作品
ではコンサート開始前から終演後の場内アナウンスまでテープが回っている点がポイント高い
です。(「CRYING IN THE RAIN」の冒頭で若干テープチェンジによるカットはありますが)
パフォーマンスは可もなし不可もなしといった感じですが、このメンバーだとどうしても“限界”が
あるような気がします。各メンバーのソロタイムがレインボー以上に長く取られているのはこの
時期ならではですが、思ったほど盛り上がらないところに“限界”を感じます。
2CD-R KOSEINENKIN-KAIKAN , OSAKA ,JAPAN , FEB/15/1983 (AUD収録)


A Night In The Far East
83年の3回目の来日公演で、この時期よりコージー・パウエルが加入しています。しかしながら
オリジナルメンバーで片腕的な存在だったバーニー・マースデン、さらにはニール・マーレイまで
相次いで脱退してしまいバンドのパフォーマンスは最低でした。私は名古屋公演を観に行きました
が、全く盛り上がらず、コージーのソロもショーの中で完全に浮いた格好になってしまい、往年の姿
は見る影もありませんでした。新加入のコリン・ホッジキソンもバンドに馴染まず、メル・ギャリーも
力不足が明らかでした。作品的には音質が良いのがせめてもの救いでしょう。
2CD-R KOSEINENKIN-KAIKAN , OSAKA ,JAPAN , FEB/18/1983 (SUP-AUD収録)


CRYING IN THE PURPLE RAIN

83年の大阪公演の音源です。内容的には「A Night In The Far East」と同じですが、音質の
面では劣るのでどちらか一方を選ぶとすれば「A Night In The Far East」の方でしょう。この時期の
ホワイトスネイクはバンドの方向性が迷走しているときなので、どうも聴いていて盛り上がりに欠け
ます。コージーが加入してもバンドのパワーアップにはつながっておらず、逆にブルーススタイルの
バンドのカラーから浮き上がっている感じすらします。この後バンドはメンバーチェンジと共に大幅に
音楽性が変わっていきますが、それも時代の流れでしょう。
2CD-R KOSEINENKIN-KAIKAN , OSAKA ,JAPAN , FEB/20/1983 (AUD収録)


Budokan 1983 2nd Night

83年来日ツアーからラストの武道館公演の音源です。セットリストは他の公演と同じです。音質も
まずまずで、オープニングからエンディングSE「WE WISH YOU WELL」まで完全収録されています。
このメンバーのパフォーマンスはどうもイマイチになりがちなのですが、この日は武道館、そして
ファイナルということもあってか、非常にメンバーも気合の入ったパフォーマンスで観客を沸かせて
います。持っていて損はない作品だと個人的には思います。
2CD-R BUDOKAN , TOKYO ,JAPAN , FEB/23/1983 (AUD収録)


Reptile Kiss
83年のドイツ公演の音源です。サウンドボードで音質は最高です。この時期のホワイトスネイクは
メンバーチェンジが相次いだ時期でパフォーマンスも非常に不安定でしたが、この日のショーは
中々良いパフォーマンスを披露していると思います。注目はコージーのドラムソロでしょう。M.S.G
時代から引き続き「1812」のロングバージョンが採用されていますが、このソロのサウンドボード音源
はM.S.G時代の、武道館およびオフィシャル「完全版」に採用された大阪の音源があっただけです
ので大変貴重な存在です。
1CD GERMANY , MAR/3 (?) /1983 (SB収録)


WHITE SNAKE (FET.R&B STYLE)