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★★★★
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本国ではブライテストホープの呼び声も高いKeaneの3曲入りシングル。キラキラ感や音の密度に違いはありますが、端正なメロディとアレンジ、透明感に溢れるサウンドプロダクションは、Mewを初めて聴いたときのタイムスリップ感覚に似ています。エモーショナルな面とクールな面を持つことで嫌みなく感情表現を行い、優しく甘さを感じさせる面とシャキッと切れ味を感じさせる面を持つことで、楽曲が単独で持ち得る以上のダイナミズムを生み出すクレバーさはチームKeaneとしての勝利。どこかで聴いたことがあるような"Snowed
Under"の物憂げなキラキラ感、打ち込みっぽいリズムとエレピをバック歌う"Walnut
Tree"のユラユラ感は印象的で、不安定であることの心地良さがあります。これといった特徴や名曲がある訳ではないのですが、楽曲とサウンドプロダクションのコンビネーションの良さによる全体最適化の成功例です。(2004/4/7) |