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★★★☆
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とにかく、オープニングから音の重さに驚かされます。それは、音楽的に音が分厚いという次元に留まらず、音の持つ圧倒的、絶対的なエネルギーの大きさを最初から見せつけられます。まるで、自分の内面を外化させるときに通常媒介するべきフィルターをすべて取り払って、自分の内面を直接外に出したような危うさと渇望感、あるいは自己解放への要求といった第三者の理解ギリギリの尖った音の連続のように感じます。緊張感、切迫感などが脅迫的に耳と身体に突き刺さり、全体を通して聴くとかなりヘヴィな作品といえるでしょう。といっても、現段階では完全に作品を咀嚼し切れておらず、この作品をうまく言葉で表すことはできません。軽い気持ちで聴くことはできないアルバムです。 |