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飛ぶ鳥を落とす勢いの頃のサウンドに近い肌触りの"Guero"リリース後の絶好のタイミングでの凱旋。全てのキャリアから満遍なく選ばれたセットリストは、ピコピコシンセをフィーチャーした"Sexx
Laws"や"Sea Change"を経由したことで歌心の覚醒を印象づける"Nobody's Fault But My
Own"などのヒネリもタップリ。圧巻はBeckがアコースティックギターで歌っているのを完全に無視してバンドメンバーが食事をし、その後食器を使ったストンプが始まり、最後はBeckの歌と完全にシンクロした演出。アーティスト臭が強すぎて、中弛みを感じることが多かったこれまでとは違って、広義の意味でのエンターテイメントを見せつけた完璧なアクト。(2005/12/30) |