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Cupid & Psyche 85 / Scritti Politti (1985)

このアルバムを一言でいうと「究極のデジタルとアナログ」の融合といえるでしょう。アルバム全体を通して聴くことのできるサウンドはシンクラビアと呼ばれる当時最新鋭のデジタルシンセサイザーで、サウンドのエッジは鋭く立っています。アレンジは計算され尽くされ、16分音符の一つまでも操作して作り出したようなデジタルな味付けがされている一方で、ボーカルのGreenのヘタウマなボーカルがその嫌味なまでの完璧さを適度に抑えて聴きやすくしています。メロディーが飛び抜けて良いわけでもなく、アレンジは当時でこそ新しかったものの今となっては取り立てて騒ぎ立てるほどのものでもありません。結局、彼らの魅力は緻密に計算され尽くされたアレンジ、ミリ秒の単位まで考えられたシンセサイザーの音、そして計算間違いで生まれたようなGreenの究極のミスマッチに尽きると思います。当時の最新のデジタルポップがここには詰まっています。

Album Data
  1. The Word Girl
  2. Small Talk
  3. Absolute
  4. A Little Knowledge
  5. Don't Work That Hard
  6. Perfect Way
  7. Lover to Fall
  8. Wood Beez
  9. Hypnotize
  10. Flesh & Blood
ジャンル
オススメ度
メロディ
アレンジ
ポップ度
80年代度
エレクトロポップ 
★★★★☆
★★★
★★★★☆
★★★☆
★★★★
All songs written by Scritti Politti
Produced by Scritti Politti